冷え性の原因や対策を解説する前に、まずは自分が冷え性かどうかをセルフチェックしてみましょう。自分は違うと思っていてもチェックすると「隠れ冷え性だった」というケースもあるので、1度いくつ当てはまるか確認してみてくださいね。

冷え性チェックリスト

上記のチェックリストで3つ以上当てはまった方は、冷え性の可能性大です。また、当てはまる数が多いほど、冷え性の深刻度も高くなるといえます。

冷え性にはいくつかのタイプがあります。先程のチェックリストで冷え性の可能性があるとわかった方は、自分がどのタイプの冷え性に当てはまるのかもあわせて確認してみてください。

上記リストで当てはまる数が多いものが、あなたの冷え性タイプ。タイプを知ることで、対策方法が見つけやすくなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

自己診断で冷え性かどうかがわかったところで、体が冷えてしまう原因を解説していきます。冷え性になる原因はいくつかありますが、まず1つめは筋肉量不足。筋肉が少ないと血液を循環するポンプの役割が弱くなってしまいます。

そのため、血流が悪くなり、体が冷えやすくなってしまうのです。冷え性は、男性よりも女性のほうが割合が多いといわれています。それは、一般的に男性よりも女性のほうが筋肉量が少ないのも要因の1つにあるからです。

2つめは血行不良。血行不良にはさまざまな要因があり、先程ご紹介した筋肉量が少ないのも原因の1つです。他にも睡眠不足や食事内容など生活習慣の乱れによっても血流は悪くなります。

血行不良は肩こりや肌荒れ、便秘など冷え性以外の体調不良を起こす恐れがあるので要注意。放っておかないで、必ず対策するようにしましょう。

3つめはホルモンバランスの乱れ。とくに女性は月経や妊娠、出産、閉経などでホルモンの影響が大きく変化します。ホルモンバランスが乱れてしまうと、体温調整をする自律神経が正常に働かなくなり、血液循環を滞らせてひどい冷え性になってしまうのです。

ホルモンバランスの乱れはひどくなると冷え性だけではなく、生理不順になったり精神が不安定になったりと心身の働きに異常をきたす場合があります。心身の健康を守るためにも、バランスを整えることはとても重要です。