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半身浴にはどんなメリットがある?正しい入浴方法やNG行為、注意点を確認しておこう!

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半身浴にはどんなメリットがある?正しい入浴方法やNG行為、注意点を確認しておこう!

毎日のバスタイムは、自分だけのとっておきの美容タイム。いろいろな入浴方法の中でも、とくに女性に人気の半身浴にはどのような効果があるかご存じでしょうか?
この記事では、知っているようで知らない半身浴のメリット&デメリットや、準備に必要なもの、正しい入浴方法をご紹介します。半身浴にぴったりなおすすめの入浴剤もあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

カテゴリ | ボディケア
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朝の半身浴は、眠くなる可能性あり

朝の半身浴は、眠くなる可能性あり 出典:adobestock

半身浴はおだやかなリラックス効果をもたらす「副交感神経」を刺激するため眠気が起きやすく、シャキッと目覚めたい朝にはデメリットになってしまいます。対して全身浴は心身を活発にする「交感神経」が優位になるので、朝に入浴するなら全身浴がおすすめ。

求める効果に合わせて入浴方法をコントロールできるので、ぜひ覚えておきましょう。

半身浴の正しい入浴方法や、準備に必要なものを解説

「半身浴の前に」必要なものを準備しよう

水|意識してこまめに飲もう

水|意識してこまめに飲もう 出典:adobestock

入浴の際は800mlもの汗をかくといわれており、多くの水分が失われていることはご存じでしょうか?脱水状態にならないために、水分補給ができるよう水の準備が必要です。

飲み方のコツは、入浴前・入浴中・入浴後にかけてひと口ずつこまめに飲むこと。身体を冷やさないよう常温の水を選び、身体の中からもスムーズな循環を促しましょう。

タオル|上半身の冷えを予防するアイテム

タオル|上半身の冷えを予防するアイテム 出典:adobestock

半身浴は身体が温まる前に肩が冷えやすいため、肩掛け用のタオルを準備してください。濡れたタオルは体温を奪ってしまうので、乾いたタオルがベストです。

また、冬場は浴室が冷え切っているので、あらかじめ浴室暖房を使用したり熱いシャワーで床や壁を流して温めたりするなど、空間の温度にも気を配ると快適な半身浴ができるでしょう。

入浴剤|好みの香りや使用感で選ぼう

入浴剤|好みの香りや使用感で選ぼう 出典:adobestock

入浴剤は入浴効果をサポートして、よりメリットを高めてくれるアイテム。もちろん入浴剤がなくても半身浴の効果は期待できますが、できればその日の気分に合わせて準備してみましょう。

お湯に色や香りをつけたりシュワシュワと泡がでたり、肌へのよい効果があったりなど入浴剤はバスタイムの楽しみや美容効果をプラスしてくれるので、ぜひお気に入りのアイテムをご準備ください。

半身浴の正しい入浴方法

入浴時間や頻度はどのくらい?

入浴時間や頻度はどのくらい? 出典:adobestock

半身浴の正しい入浴時間は20〜30分で、それ以上は肌を乾燥させる原因になるので注意しましょう。もの足りないと感じても、顔や首にうっすら汗をかいていれば十分効果がでています。

入浴頻度はライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる範囲がよいでしょう。はじめは週2〜3回から挑戦し、続けられそうであればもちろん毎日でも◎。

大切なのは入浴を習慣にしていくことで、真夏でもできるだけ継続することがおすすめです。

正しい温度と湯量で、湯船の準備を

正しい温度と湯量で、湯船の準備を 出典:adobestock

半身浴のお湯は38〜40度と、少しぬるめの温度で準備するのがおすすめです。この温度が自律神経をリラックスさせ、心地よく眠るためのスイッチになります。

湯量は、湯船に入った際みぞおちの高さ(アンダーバストのあたり)になるところまでが目安です。みぞおちまで入ると呼吸に負担を感じるという方は、無理せずお湯を抜いて調整し、自分に合った半身浴をしてください。

入浴中は、お湯が冷めないようにフタを閉めて

入浴中は、お湯が冷めないようにフタを閉めて 出典:adobestock

半身浴中にお風呂のフタを全開にすると、入浴中にお湯の温度が下がってしまうことがあります。お湯が冷めると十分な入浴効果が得られないので、できれば胸元までフタを閉めて入ることがおすすめです。

この方法ならお湯が冷めにくく湯船の中に蒸気がとどまるので、上半身の温かさも保ちやすくなります。

半身浴のメリットを活かす時間帯とは?

半身浴のメリットを活かす時間帯とは? 出典:adobestock

半身浴をするタイミングは、寝る2時間前くらいがベストです。入浴で一時的に上がった体温は、その後時間をかけて下がっていきます。私たちの身体は体深部の温度が下がったタイミングで自然な眠気を起こすため、そのときに布団に入るとスムーズに入眠できるのです。

睡眠の質を整えたい方は、ぜひベストなタイミングで半身浴を取り入れてみてくださいね。

半身浴の効果アップ!入浴中の簡単テクニック

半身浴の効果アップ!入浴中の簡単テクニック 出典:adobestock

半身浴中は「深呼吸」を意識することで、簡単に入浴効果をアップさせられます。とくにおすすめの呼吸法は、吸ってお腹を膨らませ、吐いてお腹をへこませる腹式呼吸。腹式呼吸には代謝を促進させる効果にくわえ、ストレス軽減やリラックス効果を高めるメリットがあります。

半身浴との相性が非常によいので、1日の疲れを癒やす方法としてお風呂に入ったらまずは1分実践してみましょう。

癒やされたい日は、照明を落としてリラックス

癒やされたい日は、照明を落としてリラックス 出典:adobestock

「今日は疲れたな…」という日は、半身浴をする際にお風呂の照明を落としてみましょう。洗面所の明かりだけが入る適度な暗さは、神経をより落ち着かせます。

できればスマホは見ず、余裕があればキャンドルを準備して火のゆらぎを見つめるのもおすすめ。火のゆらぎには癒やし効果があると認められているので、緊張や不安、疲労感をリセットして明日に必要な活力をもたらしてくれるでしょう。

〈NG行為〉半身浴をするときに注意したいこと

注意点(1)かけ湯をせずに入ると危険!

注意点(1)かけ湯をせずに入ると危険! 出典:adobestock

入浴前は必ずかけ湯をして、急激な温度変化を避けましょう。かけ湯をせずに入浴すると、血圧の変動が大きくなりヒートショックを起こす危険性があります。

かけ湯は足先・膝下・太もも・お腹の順にかけ、徐々にお湯の温度に身体を慣れさせることが大切。半身浴の場合は、あとで身体を冷やさないように上半身は濡らさないのが正しい方法です。

注意点(2)高温・短時間の半身浴は、正しい方法ではない

注意点(2)高温・短時間の半身浴は、正しい方法ではない 出典:adobestock

半身浴はぬるめの温度で20〜30分入浴することで、さまざまな効果を得られます。つまり、熱い温度や10分程度の入浴では、半身浴のよさが減ってしまうのです。

熱い温度や短時間で入浴したい場合は全身浴の方が身体に合っているので、双方のメリット・デメリットをチェックして自分に合った入浴方法を見つけましょう。

注意点(3)食後&飲酒後は、1時間あけてから

注意点(3)食後&飲酒後は、1時間あけてから 出典:adobestock

食後は食べたものを消化するために胃腸が活発な時間帯なので、入浴するときは最低でも1時間はあけてください。半身浴の効果によって胃腸の働きが弱まってしまい、消化不良を起こす可能性があります。

ほかにも、飲酒や喫煙も血圧に大きな影響を与えるため、1時間以内の入浴は控えましょう。

注意点(4)体調不良のときは、改善するまで控える

注意点(4)体調不良のときは、改善するまで控える 出典:adobestock

体調が優れないときの半身浴は、身体へ負担がかかるのでおすすめできません。調子がよいときには多くのメリットが期待できますが、体調不良のときは必要以上に体力を消耗してしまい逆効果です。

こういったときはシャワーでサッと済ませて、体調を整えてから半身浴を再開してくださいね。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

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