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出てる頬骨をなんとかしたい!カバーできる簡単マッサージ・メイク方法と髪型6選
頬骨が出てると、輪郭がゴツゴツ角張って顔が大きく見えがち。「骨格だから」と諦めたり引っ込めるために整形やエステを考えたりなど、対処に悩む方が多いのではないでしょうか。
頬骨を引っ込める方法をお探しの方に向けて、今回はセルフで簡単にできる頬骨のカバー方法をご紹介します。頬骨が張る原因とカバーして小顔見えを叶えるマッサージやメイク、髪型など簡単なセルフケア方法を解説するので、ぜひ実践してみてください。
表情筋トレーニングや首のマッサージを一緒に行う
頬骨を引っ込めるマッサージとともに、表情筋や首周りの筋肉も動かしましょう。顔から首にかけての筋肉を意識的に動かすことで血行がよくなり、リンパや老廃物の流れを改善できます。
- 1.口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と発声するのを10回繰り返す。
- 2.拳を作って、第1〜第2関節の部分を頬骨やエラに当ててグリグリ揉みほぐす。
- 3.親指と人差し指で耳下の筋肉をつまみ、揉みほぐしながら鎖骨まで移動する。
こちらも血行やリンパの流れを促すイメージで、心地よい力加減で行ってください。
出てる頬骨をカバーするメイク方法
メイクで心がけるポイント
メイクで頬骨を上手にカバーするには、ベースの作り方が大切です。ファンデーションの仕上がりやチークを入れる位置、ハイライトやシェーディングの入れ方など1工程ごとこだわることで、出てる頬骨をさりげなくカバーできます。
また、メイクでのセルフカバー方法は簡単に頬骨を目立ちにくくしたい方にぴったりです。マッサージのように毎日継続して行うのがおっくうな方や、遺伝的に頬骨が出てる方も気軽にチャレンジできます。
<ファンデーション>セミマットな仕上がりを選ぶ
出てる頬骨をメイクでカバーしたい方は、セミマット系のファンデーションを使うのがおすすめです。ツヤ肌仕上がりはとても人気ですが、顔全体に立体感が出やすく頬骨の高さを際立たせてしまいます。
ツヤとマットのよいとこ取りができるセミマット系であれば、ほどよくみずみずしくて落ち着きのある質感の肌を演出できますよ。手持ちのファンデーションがツヤ系タイプの場合は、頬骨部分を中心にフェイスパウダーをのせてツヤ感を適度に抑えてみましょう。
<チーク>丸く入れてソフトな雰囲気に
チークは、出てる頬骨の下側部分に入れてみましょう。目のすぐ下やこめかみに近い部分など頬の高い位置に入れるとその部分が膨張して見え、頬骨の高さが目立ってしまいます。
顔の中でもやや下側に入れることで重心が低くなってバランスがよくなり、頬骨をさりげなくカバーできますよ。丸〜楕円型を描くようにふんわりのせると、角張った骨格をソフトでやさしい印象に見せられます。
<ハイライト>目尻〜こめかみにオン
ハイライトは、顔の低い部分に入れることで高さを出し、立体感のある顔立ちに見せるアイテムです。出てる頬骨を引っ込めるために、目尻の外側にあるCゾーンからこめかみにかけてハイライトを入れましょう。
頬骨が目立つ方は、こめかみの周辺部分が頬骨よりも低くなっている場合が多いです。目尻の周りを「C」の形で囲むようにハイライトを入れれば、この部分に高さがあるように見え、頬骨が目立ちにくくなります。
<シェーディング>頬骨の外側に入れて影を作る
シェーディングは、出てる頬骨をカバーするためにとくに重要な工程です。横に張り出た頬骨の外側から耳の前にかけて、斜め向きに入れます。濃く入れすぎないように注意しながら、頬骨を引っ込めるイメージで丁寧に影を作るのがポイントです。
パウダータイプをお使いの場合は、ブラシに適量を取って肌をサッとなでるようにのせます。クリームやスティックタイプは肌に直塗りした後、スポンジでフェイスラインの外側に向かってぼかしましょう。
出てる頬骨をカバーするおすすめの髪型6選
髪型で心がけるポイント
より簡単に頬骨をカバーするなら、髪型を変える方法がおすすめです。仕上がりのシルエットや長さ、重さなど全体的なバランスにこだわることで、すっきりシャープな輪郭に見せられます。
骨そのものを引っ込めるわけではないですが、イメージチェンジや気分転換をしながらさりげなくお悩みをカバーしたい方にもぴったりです。
髪型の選び方(1)前髪は軽めに作る
髪型を決めるときにまず注意したいのが「前髪」の形です。シースルーバングやエアリーバングなどおでこが透けて見えるやや長めの軽い前髪であれば、抜け感のある印象を作って頬骨の高さをさりげなくカバーできます。
おでこをがっつり隠す重めの前髪やワイドなぱっつん前髪は、顔の横幅が強調されて頬骨の張りが目立つため要注意。短めが好きならアシンメトリーのジグザグバングに、前髪を伸ばしたい場合は頬骨にかかる程度のワンレンやセンターパートにするのがおすすめです。
髪型の選び方(2)全体的なシルエット
シルエットの作り方も頬骨をカバーするために欠かせない要素です。レングスを問わず「ひし形シルエット」で仕上げると、すっきりバランスのよい顔立ちに見せられます。頬骨の高さをカバーして小顔見えを狙えますよ。
また、ストレートヘアやおかっぱヘアなどは、縦のラインが強調されて骨格が目立ちやすいため控えておくのがマスト。パーマをかけたりコテで巻いたりしてニュアンスカールを作ると、ふわっと動きのあるやわらかな雰囲気を作れます。
シンプルマッシュショート
清潔感のある品のよさが魅力的な、センターパートのマッシュショートヘア。前髪は、頬骨に軽くかぶる程度の絶妙な長さでカットされています。横に出てる頬骨の輪郭を包み込んでくれるため、ナチュラルに小顔見えを叶えてくれますよ。
骨格をバランスよく見せるひし形シルエットのスタイルなので、ストレートヘアでもすっきりシャープなフェイスラインを演出できます。直毛さんのほか、シンプルなショートヘアが好きな方にぴったりの髪型です。
くせ毛風ゆるショート
ゆるっと大人可愛いスタイルを楽しみたい方は、シースルーバングのショートヘアにチャレンジしてみましょう。くせ毛風のラフなオン眉前髪と、軽やかで抜け感のあるひし形シルエットが特徴の髪型です。
目の横から耳周りにかけてレイヤーを入れ、顔の輪郭に沿うようにカットされているため、短い前髪でも簡単に頬骨をカバーできます。もとのくせ毛を活かしたい方や、ナチュラルで動きのあるスタイルに仕上げたい方にもおすすめです。
無造作ニュアンスミディアムヘア
作り込みすぎない無造作な髪型が好きな方には、ニュアンスの効いたミディアムヘアがおすすめです。ゆったりとしたくびれのあるひし形シルエットになっており、ナチュラルな束感と動きでさりげなく頬骨をカバーしてくれます。
毛先を軽く外ハネにしてオイルをなじませるだけと、スタイリングが簡単なので忙しい朝も重宝するでしょう。シンプル系から大人可愛いフェミニン系まで、さまざまなコーディネートにマッチします。
ソフトな雰囲気のレイヤーミディアム
こちらは、長めのシースルーバングと流れるようなレイヤーカットが魅力のミディアムヘア。前髪からサイドにかけて少し段を入れ、丸みのあるラインで自然につなげています。やわらかなカットラインによって、出てる頬骨をカバーしながらソフトな印象を演出できますよ。
ほどよくラフで上品さのある髪型は、落ち着いた雰囲気を楽しみたい大人女性にぴったりです。顔の縦幅が長い面長さんやエラが張っているベース型さんなどにもよく似合います。
かき上げバングの上品なロングヘア
大人っぽくて品のある髪型が好きな方は、前髪なしのロングヘアを試してみてください。頬あたりまでふわっと包み込むかき上げバングは、頬骨を目立ちにくくしてフェイスラインをシャープに見せられます。
中間から毛先にかけてランダムにゆるく巻くことで、動きとボリューム感が出てバランスのよいシルエットを演出できますよ。小顔見えを狙えてセルフアレンジをしやすい髪型をお探しの方にもおすすめです。
シースルーバングの外国人風ロング
トレンドのテラコッタカラーが印象的なこちらの髪型は、小顔見えを狙えるシースルーバングがポイントです。眉の高さでまっすぐ切りそろえた前髪を軽く流すようにセットすることで、シンプルながらも抜け感のある雰囲気を作り出しています。
顔周りは短い後れ毛を作っているため、気になる頬骨をしっかり隠せますよ。セルフアレンジしやすいロングヘアが好きな方や、顔の縦幅が目立ちやすい面長さんなどと相性のよい髪型です。
メイクや髪型にこだわって、気になる頬骨を上手にカバーしよう
頬骨の出っ張りでお悩みの方は、まず原因を知ることが大事です。生まれつきの骨格なのか生活習慣によるものなのか、原因によって解決方法が異なります。自分の顔立ちや生活スタイルを見直しながら正しいセルフケアやカバー方法を実践すれば、気になる頬骨を目立たなくできますよ。
最初は簡単で続けられそうなものから試すのがおすすめ。今回ご紹介した簡単に頬骨を引っ込めるセルフマッサージやメイク方法、髪型などを参考に理想の輪郭を叶えましょう。