
出典:adobestock
グリーンネイルとは?原因や対処法、予防法を知ってきれいな爪先をキープしよう
ジェルネイルをしていると、グリーンネイルという言葉を耳にすることもあるでしょう。グリーンネイルとは、細菌の繁殖により爪が緑色に変色する疾患です。言葉は知っていても、原因や対象法までは知らない方も多いでしょう。そこで本記事では、「どのような原因で起こるのか」「どうやって対処すればいいのか」などを解説します。人にうつるのかなどの疑問も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
知っておけば安心!グリーンネイルの予防法
ジェルネイルは定期的にメンテナンスをする

グリーンネイルはどのように予防すればよいのでしょうか?まず心掛けていただきたいのが、ネイルサロンで定期的にメンテナンスをすることです。ネイルのメンテナンスを怠ると、自爪から浮いたり欠けたりとあらゆるトラブルを引き起こします。爪が浮いた状態まま放っておくと細菌が繁殖してしまうことも。
細菌が好む環境を作らないためにも、定期的にジェルの付け替えをしましょう。付け替えの時期が来ていなくても、ジェルが浮いてしまったらネイルサロンで補修してもらうとよいでしょう。
ジェルネイルを付け替える目安

みなさんはどれくらいの頻度でネイルの付け替えをしていますか?一般的に理想的と言われている付け替えの時期は、3~4週間程度です。爪が伸びるスピードは人によって異なりますが、根元の自爪が伸びてきたら付け替えましょう。
爪は夏の時期の方が伸びるのが早いといわれています。夏の時期にジェルネイルを施す際には、普段より早めにメンテナンスの予定を立てておきましょう。一方で、期間を空けずに付け替えると爪にダメージが加わってしまいます。トラブルが起きなければ、3週間は同じネイルを付けているのが望ましいです。
爪をケアして清潔に保つ

グリーンネイルを予防には、手清潔に保つことも大切です。グリーンネイルとは細菌が原因で起こる症状なので、予防するためには細菌を洗い流し、繁殖しにくい状態にする必要があります。
こまめに手を洗って清潔に保つこと、手を洗った後はハンカチで水分を拭き取ることを日頃から意識しましょう。また、緑膿菌はアルコールで除菌できるため、手洗いとあわせて、手指用のアルコールスプレーも活用するとよいでしょう。
免疫力の低下に注意する

グリーンネイルは、免疫力が低下した時期に発症しがちです。健康な状態では問題なくても、免疫力が抵抗したタイミングは緑膿菌に感染しやすくなるためです。
予防するためにも、十分な睡眠をとり、バランスのよい食事を心がけましょう。過度なストレスも免疫の低下の原因につながるため要注意です。ストレスを溜め込まず、適度にリフレッシュするとよいでしょう。心身ともに健康で保つことが、予防に繋がります。
グリーンネイルになった時の対処法は?悪化させないための方法
すぐにジェルネイルをオフする

グリーンネイルになったことが分かったら、すぐにジェルネイルを落としてください。そのままの状態で放置しておくと、細菌が繁殖して悪化してしまう可能性があります。緑色になっていない爪も含めて、すべて落としましょう。
セルフでのオフに慣れていない方は、ネイルサロンで対処することをおすすめします。オフする際に、症状を伝えることもお忘れなく。
ネイルオフでは削り過ぎに注意

ネイルを落とす時はジェルを削りますが、削り過ぎると自爪に負担がかかってしまうため注意が必要です。爪が薄くなってしまうと、再びグリーンネイルが発症しやすくなってしまいます。セルフでオフする際には削り過ぎないように注意しましょう。
また、緑色に変色した箇所を自己流で削って対処するのもNGです。爪にダメージが加わってしまう可能性があるため、自己流の治し方ではなく皮膚科などの専門家に対処してもらいましょう。
医療機関を受診する

グリーンネイルを発症したら、医療機関を受診しましょう。自己流の治し方では、悪化したり再発したりとトラブルが起きることも珍しくありません。
また、表面からは分からなくても爪内部まで感染している可能性もあります。どれくらい悪化しているか知るためにも、専門家に診てもらうと安心です。ただし、ネイルサロンでは、グリーンネイルの対処まではしてくれないのでご注意ください。グリーンネイルは皮膚科で対処してもらえます。
完治するまでジェルネイルは休止

グリーンネイルになってしまったら、しばらくジェルネイルを中断する必要があります。緑色に変色した箇所を隠そうとネイルを施して対処をするのはNGです。新しいジェルを塗り直しても、再び細菌が繁殖してしまう可能性があります。
悪化や再発を予防するためにも、完全に治るまではネイルは控えましょう。完治する時期は、緑膿菌がどこまで繁殖しているかに応じて変わってきます。ネイル再開の時期は、医療機関で相談すると確実でしょう。