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グリーンネイルとは?原因や対処法、予防法を知ってきれいな爪先をキープしよう
ジェルネイルをしていると、グリーンネイルという言葉を耳にすることもあるでしょう。グリーンネイルとは、細菌の繁殖により爪が緑色に変色する疾患です。言葉は知っていても、原因や対象法までは知らない方も多いでしょう。そこで本記事では、「どのような原因で起こるのか」「どうやって対処すればいいのか」などを解説します。人にうつるのかなどの疑問も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
知っておきたい!グリーンネイルに関するQ&A
グリーンネイルは自然に治るの?
最後にグリーンネイルに関する質問を紹介します。まずは自然に治るのかという質問です。
軽度であれば自然治癒することもあります。しかし、放置して悪化してしまった時のリスクの方が高いため、医療機関を受診して治すのが望ましいです。自己流で緑色に変色した箇所を削り取る治し方ではかえって悪化させてしまう可能性があるため、異変を感じたら医療機関で診てもらいましょう。
いつからジェルネイルを再開できる?
ジェルネイルを再開できる時期は、グリーンネイルが完全に治った後です。完治する前にネイルを再開してしまうと、悪化する可能性があります。
完治する時期は症状によって異なりますが、軽度であれば2週間程度で完治することも珍しくありません。緑色に変色した部分が完全になくなって、医療機関でも問題ないと判断されたら、ジェルネイルを再開しましょう。
グリーンネイルは周りにうつる?
グリーンネイルになってしまった際、他の人にもうつってしまうのではと心配される方も多いでしょう。結論からお伝えすると、グリーンネイルは人から人へ感染することはありません。
グリーンネイルの原因である緑膿菌は、誰しもが持っている常在菌です。他の人が緑膿菌に触れたとしても感染することはありません。タオルを共有したり、同じお湯で入浴したりしてもうつることはないためご安心ください。
グルーンネイルの初期の症状は?
グリーンネイルは痛みや痒みなどの自覚症状がないため、ジェルネイルをしている状態ではなかなか気付けません。ネイルをオフした際に爪が緑色に変色していることに気付いて自覚する人がほとんどです。
初期症状では、爪の色が薄い緑色に変色します。初期の段階で対処ができれば、爪の内部への感染を予防することも可能です。自爪の色に異変を感じたら、いったんジェルネイルを中断して皮膚科を受診しましょう。
グリーンネイルになりやすい時期は?
グリーンネイルの原因菌として知られる緑膿菌は、高温多湿の環境で繁殖しやすいです。そのため、梅雨〜夏場にかけての時期はかかりやすいといわれています。湿気や湿度の多い時期は、普段よりも手先を清潔に保つケアを心がけましょう。
夏場は爪が伸びるのも早い時期なので、ジェルネイルの付け替えも普段よりも早めに行うようにしてください。梅雨〜夏場の時期こそ、爪先を清潔に保ちグリーンネイルの予防をしっかり行いましょう。
グリーンネイルの原因や予防法を知ってジェルネイルを楽しみましょう
グリーンネイルとは、爪の表面で細菌が繁殖し、緑色に変色する疾患です。ジェルネイルが自爪から浮いてしまった時に発症しやすいため、ネイルがリフトしないように日頃からメンテナンスをする必要があります。予防法としては手指を清潔に保つことと、細菌の繁殖しにくい環境を作ることが効果的です。
グリーンネイルは、自然治癒することもありますが、自己流の治し方では余計に悪化させてしまうことがあります。異変に気付いたら速やかにネイルをオフして、皮膚科を受診するようにしましょう。