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ネイルの長さだしとは?必要な材料やセルフ初心者でも上手に仕上げるコツを解説
セルフネイラーの中には、長さだしでデザインの幅を広げたい方も多いですよね。長さだしとは、デザイン性の拡張だけではなく、自爪の悩みを補うためにも使われ、さまざまなメリットがある施術です。この記事では、セルフネイルにおすすめの長さだしを材料ややり方、コツ等を踏まえて解説します。長さだし初心者の方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
セルフの長さだしの材料とやり方・コツ|ハーフチップのやり方
必要な材料
ハーフチップの長さだしは、一般的に「チップオーバーレイ」と呼ばれています。チップオーバーレイを行う際に用意すべき材料は次の通りです。
長さだしに必要な材料 |
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・ハーフチップ・ネイルグルー・アクリルニッパー・ゼブラファイル・スポンジファイル・その他ジェルネイル用品 |
チップのサイズの選び方
ハーフチップで綺麗に長さだしするためには、自爪に合うサイズ選びが大切。サイズの合わないチップでは仕上がりや持ちが悪くなるので、以下のコツを参考にしてくださいね。
自分に合うチップサイズ選びのコツ |
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・自爪とチップのサイドラインが合う・チップの幅とカーブが自爪に近い・迷ったら大きめを選び、削ってサイズ調整する |
ハーフチップの長さだしの手順
長さだしの手順
1. プレパレーション後、ダストと油分を除去する
2. ハーフチップを選び、自爪に合わせてサイズ調整する
3. グルーをチップに2〜3mm塗り、自爪に接着する
4. 10秒程度手を離さずに固定してから、ストレスポイントを押さえる
5. グルーが十分に乾いたら、ニッパーで余分な長さをカットする
6. ゼブラファイルとスポンジファイルを使い、爪の形や表面の段差を整える
7. ダストを除去し、ベースジェルでフォルムを整えてライトで硬化する
6の工程で段差を削る際は、自爪の表面を削らないように角度や位置に注意して行いましょう。
ハーフチップの長さだしのコツ
チップオーバーレイのコツは、2の工程の最後にチップの表面を削り、チップと自爪の接着部分を薄く仕上げること。接着するときに自爪にフィットしてガタつきが軽減されるので、接着後にチップの表面を削る工程を短縮できます。
チップが付いたら、すぐに浮きやすいストレスポイントを押さえ、端までぴったり接着するのも大事なコツです。
長さだしネイルの外し方
ハーフチップで長さだししたジェルネイルは、アセトンやジェルリムーバーでオフできます。グルーもアセトンで溶けるので、以下のようにいつも通りの手順で行いましょう。
チップオーバーレイのオフの手順
1. 余分な長さをカットして、ネイルファイルでジェルの表面を削る
2. アセトンを染み込ませたコットンを爪の上に置く
3. ネイルホイルを指先にしっかり巻きつける
4. アセトンが染み込むまで10〜20分程度待つ
5. ジェルやチップが浮いてきた爪から、プッシャー等で除去する
6. ネイルファイルで整えて、オイルで保湿する
セルフの長さだしの材料とやり方・コツ|ポリジェル×チップのやり方
必要な材料
ポリジェルとフォームチップを使った長さだしに必要な材料は以下の通りです。
長さだしに必要な材料 |
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・ポリジェル・フォームチップ・スカルプブラシ・ゼブラファイル・スポンジファイル・その他ジェルネイル用品 |
ポリジェル×チップの長さだしの手順
長さだしの手順
1. プレパレーション後にベースジェルを塗り、ライトで硬化する
2. 自爪に近いサイズのチップを選び、自爪に合わせてゼブラファイルで根元を削る
3. フォームチップの裏側にポリジェルを適量出す
4. エタノールを含ませたブラシで、チップの先に向かってポリジェルを広げる
5. 空気が入らないように注意して、チップを自爪に装着する
6. チップからはみ出たポリジェルは、ウッドスティックで除去する
7. ライトでしっかり硬化した後、チップを爪から外す
8. ゼブラファイルとスポンジファイルを使い、爪の形や根元の段差を整える
9. このまま仕上げる場合はトップジェル、アートをする場合はベースジェルを塗って硬化する
5の工程では、自爪の根元から1mm程度あけてポリジェルを装着してくださいね。そうすることで、ネイルファイルで表面の段差を整える際に削りやすくなります。
ポリジェル×チップの長さだしのコツ
ポリジェルで長さだしするコツは、フォームチップの装着時にストレスポイントをきちんとカバーすること。ストレスポイントはとくに負荷がかかる部分なので、自爪への負担を軽減するためにしっかり意識しましょう。
ポリジェルは自爪に直接付けられますが、ベースジェルを仕込むとより密着度が高まりますよ。
長さだしネイルの落とし方
ポリジェルは特殊な素材でできていますが、落とし方は通常のジェルネイルと変わらず、アセトンやジェルリムーバーで除去できます。
ポリジェルを使った場合のオフの手順
1. 余分な長さをカットして、ネイルファイルでジェルの表面を削る
2. アセトンを染み込ませたコットンを爪の上に置く
3. ネイルホイルを指先にしっかり巻きつける
4. アセトンが染み込むまで10〜20分程度待つ
5. ジェルが浮いてきた爪から、プッシャー等で除去する
6. ネイルファイルで整えて、オイルで保湿する