ファンデーションの崩れにくさは、肌との相性によって大きく左右されます。そのため、ご自身の肌質や肌悩みに合うタイプのアイテムを選ぶことが重要です。

例えば、脂性肌の方が油分の多いクリームタイプのファンデーションを使うと、テカリやベタつきが気になることがあります。一方、乾燥肌の方がパウダーファンデーションを使うと、粉っぽさや乾燥による小ジワが目立ちやすくなることも。

このように、肌質に合わないファンデーションを選ぶと、崩れやすくなるだけではなく、肌悩みを強調してしまう可能性もあるため注意が必要です。
以下に、肌質別の特徴とおすすめのファンデーションのタイプをまとめていますので、チェックしてみてください。

まずはご自身の肌の状態を把握し、特徴に合ったファンデーションを選びましょう。

ファンデーションを選ぶ際は、理想の仕上がりをイメージしてから選ぶこともポイントです。
例えば、ツヤ感のあるみずみずしい肌印象が好みであれば、うるおいを感じる質感のファンデーションが向いています。一方で、毛穴が目立ちにくく、なめらかな質感を演出したい場合は、マットな仕上がりを意識して選んでみましょう。
以下に、理想の仕上がりごとにおすすめのテクスチャーや選び方のポイントをまとめました。

ご自身の理想の肌のイメージに合わせて選ぶと、納得感のある仕上がりに近づけるはずです。

ここからは、編集部が厳選した崩れにくいファンデーションを、リキッド・クリーム・クッション・パウダーのタイプ別にご紹介します。
各アイテムの仕上がりの質感はもちろん、どのような肌質・肌悩みに向いているかも解説するので、崩れにくいファンデーション選びの参考にしてみてくださいね。

「エッセンスリキッド EX」は、ファンデーションと美容液の両方の役割を担うアイテムです。美容液でファンデを包み込む「セラムファースト技術」で、メイクをしながらスキンケアができます。

独自の設計により、気になる毛穴や凹凸をカバーしながら、時間が経っても化粧くずれを抑えた美しい仕上がりが長時間続く*²のも魅力です。
みずみずしく伸びのよいテクスチャーでムラなく肌になじみ、自然なツヤ感を叶えられます。

【MAQuillAGE（マキアージュ） エッセンスリキッド EX】
3,740円（税込） 編集部調べ

「ナチュラルグロウ ラスティング リキッド」は、皮脂を抱え込んで広げない「オイルブロック設計」を採用しているため、テカリにくく、サラッとした肌を実現するリキッドファンデーションです。

肌全面に均一に密着し、なめらかな仕上がりで、目元や口元などのヨレも防ぎます。ベタつくことなくツヤ肌*が続くのもうれしいポイントです。

【Primavista（プリマヴィスタ） ナチュラルグロウ ラスティング リキッド】
3,520円（税込） 編集部調べ

「ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ」は、1998年に発売開始されてからベストセラー＆ロングセラーアイテムとして絶大な支持を得ているリキッドファンデーションです。至近距離から見ても毛穴がわからないほどのカバー力で、狙いどおりの素肌感が続きます。

「シリコーン中水」仕様を採用しているので、肌に塗布したあとは持続性ポリマーが肌にピタッと密着するのが特徴です。

【ESTĒE LAUDER（エスティ ローダー） ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ】
7,590円（税込） 編集部調べ

「エッセンス スキングロウ ファンデーション」は、スキンケアエッセンスが先に肌に届く「セラムファースト技術」を採用したリキッドファンデーションです。スキンケア成分が肌に広がったあとに、均一なメイクアップ膜を形成します。

うるおい保護成分の「ナイアシンアミド」や保湿成分の「ケフィア発酵エキスGL*²」が配合されているので、使うたびにたっぷりうるおい、ツヤのある仕上がりが続くことも魅力です。

【SHISEIDO メーキャップ エッセンス スキングロウ ファンデーション】
7,590円（税込） 編集部調べ

「ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ」は、汗や蒸れに強い「ロングラスティング」仕様により、美しい仕上がりをキープできるリキッドファンデーションです。
フローラル成分*¹がたっぷり配合されているので、肌呼吸を妨げず、みずみずしい心地よさを肌に届けてくれます。

ノンコメドジェニックテスト済み*²です。

【DIOR（ディオール） ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ】
7,700円（税込） 編集部調べ

「UVリキッドファンデーション」は、SPF40・PA++++の紫外線対策効果と、軽やかな使用感を兼ね備えたリキッドタイプのファンデーションです。紫外線吸収剤フリーで、敏感肌*¹の方も取り入れやすい仕様が採用されています。

保湿成分として、「セラミド*²」や「アミノ酸*³」も配合されているので、肌にうるおいを与えながら、気になる部分を自然にカバーできるのも魅力。
こっくりとしたテクスチャーで指でもパフでも塗りやすく、カラーは肌なじみのよい4色が揃っています。

【無印良品 UVリキッドファンデーション】
1,290円（税込） 編集部調べ

「スムースオペレーターハイパフォーマンスクリーム」は、軽やかなつけ心地と高い補正力を兼ね備えたクリームファンデーションです。UVカット・下地・ファンデーションの機能がひとつにまとめられ、毛穴や肌の凹凸を自然にカバーできます。

10種の植物オイル*の配合により、肌の水分バランスを整えながら、しっとりとした仕上がりに。水・汗・皮脂に強いウォータープルーフ仕様で、肌に血色感を与える3色から選べます。

【THREE（スリー） スムースオペレーターハイパフォーマンスクリーム】
4,620円（税込） 編集部調べ

「フローレス フィット」は、肌に伸ばすとクリームがとろけてリキッド状に変化し、メイクしたての美しさを持続してくれるクリームファンデーションです。
新技術を採用しているため、少量をひと塗りすることで濃いシミまでカバーしながら、ツヤ、質感、みずみずしさを再現してくれます。

配合された細胞間脂質類似成分*が肌から水分が蒸散するのを抑え、みずみずしさを保ってくれるのもポイントです。
コンパクトは2,200円（税込）で別売りされています。

【COVERMARK（カバーマーク） フローレス フィット（レフィル）】
5,500円（税込） 編集部調べ

「ラスティング ジェルクリーミィファンデーション」は、驚くほどのカバー力で気になる毛穴などの凹凸や色むらをフラットに整えてくれるジェル状のクリームファンデーションです。
5種類の保湿成分*²が配合されていて、サラっとした自然なつけ心地でありながらもうるおいを与えてくれます。

汗や皮脂による崩れが起きづらく、ヨレや乾燥によるくすみも防いでくれるので、美しい仕上がりが持続するのも魅力です。
9色から選べ、SPFはカラーによって異なります*¹。

【RMK（アールエムケー） ラスティング ジェルクリーミィファンデーション】
6,050円（税込） 編集部調べ

「クリームファンデーション エッセンスモイスト」は、美容液成分*¹が配合されたクリームファンデーションです。乾燥によってかさついた肌にもなじみ、うるおい感があるしっとりした肌印象へ導いてくれます*²。

配合された皮脂固化粉体が、化粧崩れの原因につながる汗や皮脂を抱え込んでくれるので、メイクアップ効果による明るい肌色が続いてくれるのも特徴です。

【est（エスト） クリームファンデーション エッセンスモイスト】
6,050円（税込） 編集部調べ

「タンクレームエクラn」は、メイクアップとスキンケアを融合させた独自技術の「ライトエンパワリングエンハンサー」を採用したクリームファンデーションです。光を操り、輝くような仕上がりへと導いてくれます。

また、保湿成分・整肌成分として「加水分解シルク」や「加水分解コンキオリン」なども配合しており、なめらかな印象のツヤ肌を実現してくれるのもポイントです。

【Clé de Peau BEAUTÉ（クレ・ド・ポー ボーテ） タンクレームエクラn】
14,850円（税込） 編集部調べ

「シフォンフィットクッションファンデーション」は、化粧膜をフィックスする「メイクキープ＆コート成分」配合で、つけたばかりの仕上がりが続くクッションファンデーションです。
薄膜密着でつけ心地は軽やかなのに、シミや毛穴、色むらなどの肌悩みはきちんとカバーしてくれます。

配合された5種の保湿成分*が肌にうるおいを与えながら、肌表面はサラッとしたセミマットな仕上がりになることも特徴です。

【CEZANNE（セザンヌ） シフォンフィットクッションファンデーション】
1,078円（税込） 編集部調べ

「フィットスキンクッション」は、強力な皮膜を形成するシールドフィルム仕様*¹で、肌にぴったりと密着するクッションファンデーションです。崩れにくく、なめらかな肌印象の仕上がりが続きます。

3種類の保湿成分*²も配合されており、メイクアップ効果によって赤みやくすみ、ニキビ跡などの気になる部分をカバーし、素肌の印象がキレイに見えるよう仕上げてくれるのもポイントです。

【CipiCipi（シピシピ） フィットスキンクッション】
2,750円（税込） 編集部調べ

「マスクフィット レッド クッション」は、軽量パウダーが肌に密着し、長時間自然なセミマット肌が続くクッションファンデーションです。軽量パウダーが油分を抑えるため、マスクや汗にも強く、フレッシュな仕上がりをキープします。

「アスタキサンチン*¹」「プロポリスエキス*¹」「ハイビスカス花エキス*²」が肌のハリをサポートし、自然な印象のツヤ肌へ導くのもポイント。肌色に合わせて選べる30色のカラーバリエーションも魅力です。

【TIRTIR（ティルティル） マスクフィット レッド クッション】
2,970円（税込） 編集部調べ

「ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション」は、汗や皮脂による化粧崩れに配慮した設計で、ツヤや色持ちが16時間持続*するクッションファンデーションです。
「スム―ジングナイロンパウダー」の配合で、つけた瞬間から快適な肌感をサポート。化粧直しをしても、つけたばかりのようなツヤを保ちます。

SPF50・PA+++の紫外線防止効果に加え、保湿成分として「ラズベリー」「アップル」「スイカエキス」を配合。肌の乾燥を防ぎながら、フレッシュで艶やかな印象を演出します。
幅広い肌トーンに対応できる7色展開で、ご自身に合ったカラーを選択可能です。

【NARS（ナーズ） ナチュラルラディアント ロングウェア クッションファンデーション レフィル】
5,720円（税込） 編集部調べ

「タンクッションエクラ ルミヌ」は、自由自在なツヤとカバー力を実現する「グロウコントロール機能」を採用したクッションファンデーションです。弾力性・密着性が高まったことで、肌への密着力がアップし崩れにくいのが特徴。
 
さらに、肌にうるおいを与えてとどめる「グロウリッチハイドレーティング」みずみずしい仕上がりが長持ちします。光を操る独自技術の「ライトエンパワリングエンハンサー」が採用されていて、輝く仕上がりを実現するのもポイントです。
ケースは3,520円（税込）で別売りされています。

【Clé de Peau BEAUTÉ（クレ・ド・ポー ボーテ） タンクッションエクラ ルミヌ（レフィル）】
8,030円（税込） 編集部調べ

「スタジオ フィックス ロングウエア クッション ファンデーション」は、軽やかなつけ心地と高いカバー力を両立したクッションファンデーションです。
軽いテクスチャーながら密着度も高い「ダブルフィックステクノロジー」で、厚塗り感のないマット肌に導きます。

SPF50・PA+++の高い紫外線防御力に加え、「ウォーター＆スウェットレジスタント」で水や汗にも負けない耐久性を実現。カラーは、豊富な8色展開です。

【MAC（マック） スタジオ フィックス ロングウエア クッション ファンデーション】
7,700円（税込） 編集部調べ

「プロフィニッシュファンデーション」は、スポンジをひと滑りさせれば、メイク効果により気になる毛穴や色むら、ニキビ跡などをカバーしてくれるパウダーファンデーションです。まるでプロがブラシで仕上げたような、厚塗り感のない仕上がりを実現できます。

配合されたマイクロフィットパウダーが皮脂を吸着して密着し、サラッとした肌が持続します。
コンパクトは660円（税込）で別売りされています。

【INTEGRATE（インテグレート） プロフィニッシュファンデーション（レフィル）】
1,430円（税込） 編集部調べ

「ブライトチャージ パウダー」は、潤滑パウダーが摩擦レスでパウダーを広げ、ペースト油の働きで肌に密着させるパウダーファンデーションです。
皮脂固化持続パウダーが素肌に均一に密着させて、明るい素肌の質感とカバーを両立させてくれます。
「毛穴カバーパウダー」が光を拡散してぼかして隠し、「色むらカバーパウダー」が色むらを目立ちにくくしてくるのも魅力です。

ケースは1,100円（税込）で別売りされています。

【Primavista（プリマヴィスタ） ブライトチャージ パウダー】
3,080円（税込） 編集部調べ

「マキアージュ ドラマティックパウダリーEX」は、美容液水とパウダーのムースからつくられており、肌になじんでなめらかにフィットするパウダーファンデーションです。
「360°美肌パウダー」と「ツヤ仕込みパウダー」が、カバー力とうるおいを両立させ、毛穴と肌の明るさを向上させて均一化してくれます。

さらに「ツヤ仕込みパウダー」が、テカリに見えない自然なツヤを演出してくれるのが特徴です。
コンパクトは1,100円（税込）で別売りされています。

【MAQuillAGE（マキアージュ） ドラマティックパウダリーEX（レフィル）】
3,300円（税込） 編集部調べ

「イーブンパーフェクト パウダーファンデーション」は、二種類のオリジナルパウダーを採用し、毛穴や色むらを自然にカバーしてくれるパウダーファンデーションです。
肌との親和性が高い「生体類似成分*」で処理したパウダーが配合されていますので、心地よく肌に広がり、つるんと平滑な仕上がりを実現できます。
 
肌になじんだファンデーションがやわらかな薄膜を持続し、美しい仕上がりを保ってくれるのもポイントです。
ケースは1,650円（税込）で別売りされています。

【DECORTÉ（コスメデコルテ） イーブンパーフェクト パウダーファンデーション（レフィル）】
6,050円（税込） 編集部調べ

化粧下地を使って肌を整え、きちんと土台をつくると、ファンデーションが崩れにくくなります。
化粧下地には皮脂を吸着する成分が含まれているアイテムが多いので、脂性肌や混合肌で肌のテカリが気になる方にもおすすめです。

また、化粧下地で肌を整え、あらかじめ色むらをカバーしておくと、ファンデーションの厚塗りも防ぎやすくなります。
ファンデーション前に塗るとぐっと化粧持ちがよくなるので、ぜひ取り入れてみてください。

肌に皮脂が多い状態のままファンデーションを塗ると、密着せずに崩れやすくなってしまいます。ファンデーションの崩れをなるべく防ぎたい場合は、顔の余分な皮脂をあらかじめティッシュオフしておきましょう。
ゴシゴシこすると摩擦によってくすみやシミの原因につながってしまうので、ティッシュオフするときはできるだけ軽く抑えるよう心がけてみてくださいね。

また、皮脂を取るアイテムとして「あぶらとり紙」もありますが、あぶらとり紙は頻繁に使うと肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうことがあります。基本的に顔の皮脂を取るときには、ティッシュを使うことをおすすめします。

ファンデーションの崩れを防ぐためには、厚塗りを避けることも重要です。
シミや色むらなどの肌悩みがある方は、カバーしようとついついファンデーションを厚塗りしてしまう傾向があります。しかし、ファンデーションは厚く塗るほど崩れやすく、かえって肌が汚く見えてしまう可能性があるため注意が必要です。

肌悩みがある場合は、下地やコンシーラーを活用し、ファンデーションは薄く自然に仕上げるよう心がけましょう。そうすると、ナチュラルに肌悩みをカバーしつつ、美しい仕上がりが長持ちします。

リキッドとパウダー、どちらが崩れにくいかは肌質によって異なります。それぞれの特性を理解したうえで、ご自身の肌質に合うタイプを選ぶことが大切です。
以下の表では、リキッドとパウダー両方の特徴やおすすめの肌質などをまとめています。選ぶ際の参考にしてみてください。

また、夏はパウダーでさっぱりと仕上げ、乾燥が気になる冬はリキッドでうるおい感のある仕上がりを演出するというように、季節や使用するシーンによって使い分けるのも効果的です。

ファンデーションを塗ったあとに毛穴がポツポツと目立ってしまう現象は「毛穴落ち」と呼ばれます。これは、時間の経過とともに分泌された皮脂がファンデーションと混ざり合い、毛穴の中に入り込んでしまうことで起こるものです。
塗りたてはキレイに見えても、次第に毛穴部分にファンデーションが溜まり、毛穴の形が浮き出て目立ちやすくなります。

毛穴落ちを少しでも目立たせないためには、ベースとなる肌の状態を整えることが大切です。スキンケアのあとにしっかり保湿を行い、肌表面がなじむまで少し時間を置いてからファンデーションを塗りましょう。

崩れにくいメイクをつくるには、使用するファンデーションのタイプに合わせた手順で仕上げることが大切です。

とくに、目元や口元など皮膚が薄く動きの多い部分は崩れやすいため、注意しましょう。顔全体に塗ったあと、スポンジや指に残った量で軽くなじませながら、薄く仕上げていくのがポイントです。

夏はさっぱり感を重視してパウダーファンデーションを選ぶ方も多いですが、実はリキッドファンデーションの方が夏のメイクに向いている場合があります。

パウダーファンデーションは軽いつけ心地が魅力ですが、肌への密着力がやや低く、汗や皮脂によって崩れやすくなる傾向も。
その点、リキッドファンデーションは肌に密着しやすく、汗や皮脂による化粧崩れを防ぎやすいのが特徴です。さらに、空調による乾燥が気になるときにも、肌表面のうるおいをサポートしながら、しっとりとした美しい仕上がりを長時間キープできます。

また、夏場はウォータープルーフタイプのリキッドファンデーションを選び、仕上げにフェイスパウダーを重ねるのもおすすめです。
肌にピタッと密着しながら、表面はサラっとした快適な質感に整えられ、夏の高温多湿な環境でも崩れにくいメイクが叶えられます。

崩れにくいファンデーション選びのポイントは、ご自身の肌質や肌の状態に合ったタイプを選ぶことです。さらに、化粧下地やスキンケア、ファンデーションの塗り方などを工夫すると、より崩れを防ぎやすくなります。
今回ご紹介したタイプ別のおすすめアイテムも参考に、ご自身に合ったファンデーションを見つけて、日々のメイクを楽しんでみてくださいね。