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BBクリームとファンデーションの違いは何?おすすめ10選もご紹介
BBクリームは、ベースメイクの時間を短縮できる便利なアイテムです。しかし、ファンデーションと何が違うのか、気になったことはありませんか?今回は、BBクリームとファンデーションの違いや使い分けのコツを詳しく解説します。
プチプラ・デパコスでおすすめのアイテム10選もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
BBクリームとは?
BBクリームは、1本で保湿ケアから化粧下地、日焼け止め、ベースメイクまでが完了するオールインワンアイテムです。名前の由来は諸説ありますが、一般的に「Blemish(傷) Balm (軟膏)Cream」の略で、もともとは皮膚科での美容施術のあとに使用する「肌の保護クリーム」として開発されたアイテムといわれています。
なかにはファンデーションやCCクリーム、化粧下地といった他のベースメイクアイテムと何が違うの?と思ったことがある方もいるでしょう。
それぞれの特徴や違いは、次のとおりです。
アイテム | 特徴 |
---|---|
BBクリーム | ・オールインワンアイテム ・1本で保湿ケアから化粧下地、日焼け止め、ベースメイクまで完了 |
ファンデーション | ・肌悩みをカバーして美しい肌を演出するアイテム ・化粧下地と併用するのが基本 |
CCクリーム | ・肌の色味を補正して、素肌を美しく整えるアイテム ・一般的にBBクリームやファンデーションよりもカバー力は低い |
化粧下地 | ・ファンデーションの密着感や仕上がりを高めるアイテム ・ベースメイクの最初に使用する |
これらのベースメイクアイテムは使用目的や仕上がりが異なるため、それぞれの特徴を理解して上手に使い分けましょう。
BBクリームとファンデーションの違いとは
使用方法の違い
BBクリームはスキンケアのあと、化粧下地を使用せず、直接肌に塗布するアイテムです。それに対し、一般的にファンデーションは、スキンケアのあとに、化粧下地や日焼け止めで肌を整えてから使用します。
BBクリームは、テクスチャーもスキンケアのクリームのようになめらかなので、化粧下地を使わなくても肌になじませやすいのが特徴です。UVカット効果が高いBBクリームであれば、日焼け止めを併用しなくても問題ありません。
ファンデーションと比べると、BBクリームはメイクの工程が少なくなるので、忙しい朝の時短メイクアイテムとしてもおすすめです。
カラーバリエーションの違い
オールインワンで時短メイクが叶うBBクリームですが、カラーバリエーションは「ライト」と「ナチュラル」などの2色前後が一般的です。ファンデーションのカラーバリエーションが4色~6色であるのに比べると、BBクリームは選べる色味が少ない傾向にあります。
カラーバリエーションが少ないBBクリームは、色選びで悩みにくい点がメリットのひとつ。ただし、ご自身の肌色にマッチするカラーを丁寧に選びたい場合は、カラーバリエーションが豊富なファンデーションがおすすめです。
カバー力の違い
BBクリームは、素肌感を残したまま、毛穴やシミ、色ムラを補正してナチュラルに肌悩みをカバーしてくれるアイテムです。それに対して、ファンデーションは、BBクリームよりもカバー力が高いのが一般的となっています。
ナチュラルメイクや自然な肌印象を叶えたい場合はBBクリーム、きちんとした印象のメイクをしたい場合はファンデーションを選びましょう。
BBクリームとファンデーションの使い方
BBクリームを使うときにファンデーションはいらない?
BBクリームは、1本で保湿ケアから化粧下地、日焼け止め、ベースメイクまでが完了します。そのため、BBクリームを使用する際、基本的にはファンデーションを使う必要はありません。
ただし、もっとカバー力が欲しい、しっかり仕上げたいという場合は、BBクリームを塗ったあとにファンデーションを使うのもおすすめです。
また、肌悩みが気になる部分にだけ、ファンデーションを重ねてみるのもよいでしょう。
BBクリームとファンデーションはどう使い分ければいいの?
BBクリームとファンデーションは、なりたい肌イメージやシーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。
アイテム | こんなときにおすすめ |
---|---|
BBクリーム | ・素肌感のあるメイクをしたい ・全体的にナチュラルなメイクをしたい ・時短メイクをしたい |
ファンデーション | ・肌悩みをしっかりカバーしたい ・きちんとした印象のメイクをしたい ・カラーや種類を選びたい |
それぞれの使い方や仕上がりの違いを理解し、上手く使いこなしてみてください。
BBクリームの選び方
カバー力や仕上がりで選ぶ
素肌感のある仕上がりが魅力のBBクリームですが、最近ではカバー力の高いタイプから自然に仕上がる薄付きタイプまで幅広いアイテムが登場しています。
そこでまずは、なりたい肌のイメージに合わせてアイテムごとのカバー力からチェックしてみましょう。
肌悩みをしっかり隠しながらもナチュラルに仕上げたい方は、カバー力が高めのBBクリームを選ぶのがおすすめです。すっぴん風の仕上がりを求める方は、薄付きタイプのアイテムが使いやすいでしょう。
またBBクリームは、ツヤ肌タイプやセミマットタイプなど仕上がりの質感のバリエーションも豊富です。乾燥やハリ不足が気になる方には、うるおい感を演出できるツヤ肌タイプ、テカリやベタつきが気になる方には、ふんわり肌に仕上がるセミマットタイプを選んでみましょう。
配合成分やスキンケア効果で選ぶ
BBクリームは、スキンケア効果の高さも特徴のひとつとなっています。アイテムを選ぶ際は、配合されている成分の種類やスキンケア効果を確認することも大切です。
とくに乾燥肌の方には、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどの保湿成分が配合されているタイプがおすすめです。また、美白*効果やシワ改善効果のある医薬部外品のBBクリームもあるので、肌悩みに合わせて選んでみましょう。
* メラニンの生成を抑えて、シミ・そばかすを防ぐ
価格と機能性のバランスで選ぶ
BBクリームは、手頃な価格で購入しやすいプチプラから、高級感があり仕上がりや機能性を追求したデパコスまで、幅広い価格帯のアイテムが揃っています。コスパ重視で手軽にBBクリームを使ってみたい方は、プチプラのBBクリームからトライしてみましょう。
一方、独自の機能性やスキンケア効果、高級感のあるパッケージデザインにこだわりたい方は、デパコスのBBクリームがおすすめです。
次からは、プチプラとデパコスそれぞれでおすすめのBBクリームをご紹介します。
プチプラ編:BBクリームおすすめ5選
【KATE】ハイカバーなのにマスクをしていてもくずれにくい
「ザBB(カバー&モイストコーティング)」は、カバー力の高さが魅力のBBクリームです。ナチュラルに仕上がるタイプが多いBBクリームの中で、ファンデ級のハイカバー力を実現しています。しっとりとしたツヤ肌に仕上がるのにベタつきにくく、マスクをしていても崩れにくいアイテムです。
毛穴や肌の凹凸、色ムラをカバーして、美肌な仕上がりが長時間持続するのも特徴です。さらに、オリーブ果実油やホホバ種子油、アーモンド油などの保湿成分が配合されており、乾燥を防いでうるおいをキープしてくれます。
全2色展開で、SPF20・PA++です。
【KATE(ケイト) ザBB(カバー&モイストコーティング)】
1,540円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【FASIO】テカリや崩れのない美肌が続く「汗らないBB」
「エアリーステイ BB ティント UV」は、汗や水、皮脂、マスクに対応した崩れにくいBBクリームです。ウォータープルーフ&皮脂プルーフ設計で崩れやテカリを防ぎ、つけたての仕上がりが長時間持続します。
フェザーフィット成分のシリカが配合されており、フワッと軽やかなテクスチャーで肌と一体化するようになじみやすいのも魅力です。全3色展開で、SPF50・PA++++です。
【FASIO(ファシオ) エアリーステイ BB ティント UV】
1,320円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【WHOMEE】肌悩みをカバーするのにナチュラルなすっぴん風
「モイスト BB クリーム」は、メイクアップアーティストのイガリシノブさんがプロデュースしたBBクリームです。まるでメイクをしていないかのようなすっぴん風に仕上がるのに加え、気になる毛穴や肌悩みも自然にカバーしてくれます。
肌への負担を極力軽減できる設計を採用しており、洗顔でオフできるのでクレンジングをする必要がありません。
全4色展開で、SPF20・PA++です。
【WHOMEE(フーミー) モイスト BB クリーム】
1,980円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【CANMAKE】美容液生まれの高保湿BBクリーム
「パーフェクトセラムBBクリーム」は、美容液から生まれた保湿力の高いBBクリームです。29種類の保湿成分*¹が配合されており、メイクをしながら肌のケアも叶えます。高い保湿力がありながらも、汗や皮脂、こすれに強く、崩れにくいのもうれしいポイントです。
赤みと黄みのバランスがよいカラーを採用しており、肌悩みをナチュラルにカバーします。洗顔料のみでオフ*²できるので、忙しいときにもおすすめ。
カラーは全2色展開で、SPF50+・PA+++です。
*¹ BG、グリセリン、プロパンジオール、ジグリセリン、アスコルビルグルコシド、アルブチン、セラミドNP、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ニガハッカエキス、プルーン分解物、加水分解シルク、ユキノシタエキス、イチョウ葉エキス、ソメイヨシノ葉エキス、ハマメリス葉エキス、ノイバラ果実エキス、ヨーロッパシラカバ樹皮エキス、コトジツノマタ/ミツイシコンブ/ヒトエグサ葉状体エキス、ヒアルロン酸Na、モモ葉エキス、ローヤルゼリーエキス、ダイズ種子エキス、ハトムギ種子エキス、水溶性コラーゲン、ビルベリー葉エキス、アーチチョーク葉エキス、スクワラン、(C13-15)アルカン
*² 単品使用時
【CANMAKE(キャンメイク) パーフェクトセラムBBクリーム】
880円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【Moist Labo】メイクしながらスキンケアもできる
「薬用美白BBクリーム」は、スキンケア効果の高い医薬部外品のウォータープルーフタイプで汗・水に強いアイテムです。有効成分のナイアシンアミドが配合されており、シワ改善&美白*ケアができます。
さらに、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの保湿成分が配合されており、うるおうのに崩れにくく、きれいな仕上がりをキープします。また、シミ・乾燥によるくすみ・毛穴をカバーして、透明感のあるサラッとしたセミマット肌を演出してくれます。
カラーは全2色展開で、SPF50・PA++++です。
* メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
【Moist Labo(モイストラボ) 薬用美白BBクリーム[医薬部外品]】
1,320円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
デパコス編:BBクリームおすすめ5選
【LANCÔME】高いUVカット効果で肌を守りながらツヤをプラス
「UV エクスペール BB n」は、高いUVカット効果と自然なカバー力を兼ね備えたBBクリームです。独自のUVカットフィルター*¹やエーデルワイスエキス*²が肌を守り、ひと塗りで明るいツヤのある肌印象に仕上げてくれます。
自然に肌悩みをカバーしてくれるので、時間のない時やオフの日はこれ1本でもベースメイクが完了するのもうれしいポイント。
同じシリーズで、より健康的な印象の肌に仕上がる「UV エクスペール BBⅡ n」も販売されています。SPF50+・PA++++です。
*¹ テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン(ともに紫外線吸収剤)
*² エーデルワイス花/葉エキス(整肌成分)
【LANCÔME(ランコム) UV エクスペール BB n】
30ml 7,480円(税込)/ 50ml 10,890円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【DIOR】紫外線ダメージをブロックしながら肌補正
「プレステージ ホワイト ル プロテクター UV ミネラル BB」は、紫外線ダメージから肌を保護しながら、色ムラや乾燥によるくすみを補正してくれるBBクリームです。心地よいバーム状のテクスチャーで、マスクの摩擦でもよれにくく、気になる肌悩みをカバーしてくれます。
また、「ストレッチフィルムテクノロジー」により、顔の動きやマスクの摩擦でもよれにくいのも特徴です。ホワイトローズ*¹とビタミンC誘導体*²が配合されており、メイクしながら肌の輝きを高めてくれます。
カラーは全2色展開で、SPF50+・PA++++です。
*¹ ローズヒップ油(整肌成分)
*² アスコルビルグルコシド(整肌成分)
【DIOR(ディオール) プレステージ ホワイト ル プロテクター UV ミネラル BB】
15,400円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【THREE】消えるようにとけこむ極薄ヴェールが肌をトーンアップ
「スムースオペレーターハイパフォーマンスクリーム」は、ソフトフォーカスなツヤとまろやかさを叶えるBBクリームです。消えるように肌になじむテクスチャーで、極薄のヴェールのように広がって肌にピタッとフィットします。
水や汗、皮脂に強いウォータープルーフタイプのアイテムです。凹凸補正効果のある3種のパウダーが配合されており、毛穴や凹凸、乾燥によるくすみなどをカバーして、トーンアップしたなめらかな印象の肌を演出します。
カラーは全3色展開で、SPF50+・PA++++です。
【THREE(スリー) スムースオペレーターハイパフォーマンスクリーム】
4,620円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
【RMK】みずみずしいテクスチャーでパックしているようにうるおう
「スキンティント」は、まるでパックに包まれているようなうるおいを肌に与えるBBクリームです。水がはじけるようなみずみずしいテクスチャーで肌に伸び広がり、フレッシュなツヤのある印象の肌を叶えてくれます。
色ムラや毛穴などをナチュラルにカバーし、自然に肌をトーンアップしてくれるアイテムです。日中でもパックに包まれているようなリラックス感のある使い心地と仕上がりで、休日メイクにもおすすめ。
カラーは全2色展開で、SPF20・PA++です。
【RMK(アールエムケー) スキンティント】
5,280円(税込) 編集部調べ
【LAURA MERCIER】抜け感のある洗練肌を叶える美容液BB
「ティンティド モイスチャライザー N」は、紫外線や花粉などの環境ストレスから肌を守りながら美肌を演出してくれるBBクリームです。スキンケア効果とカバー力をバランスよく融合したアイテムで、肌をいたわりながら毛穴や色ムラをカバーしてくれます。
抜け感のある印象の肌に仕上がるので、ナチュラルメイクがしたい日にもおすすめ。
カラーは全6色展開で、SPF30・PA+++です。
【LAURA MERCIER(ローラ メルシエ) ティンティド モイスチャライザー N】
7,040円(税込) 編集部調べ
2024年12月6日時点
BBクリームとファンデーションを上手く使い分けよう!
1本でスキンケアや化粧下地、日焼け止め、ベースメイクまでが完了するBBクリームは、時短メイクにおすすめのアイテムです。素肌感を残したナチュラルな印象に仕上がるので、デイリーメイクはもちろん、休日のオフメイクにも使いやすいでしょう。
BBクリームとファンデーションは、使用方法やカラーバリエーション、カバー力などに違いがあります。ぜひ本記事を参考に、なりたい肌イメージやシーンに合わせて、それぞれのアイテムを上手に使い分けてみましょう。