目の下にメイクをすると、何もしないときよりも目の縦幅が強調され、自然に目が大きく見える効果があります。

目を大きく見せるには、メイクでどこまでが目なのかを示してあげることがポイント！目の下もしっかりメイクすることで、目が小さいという悩みも解消されますよ。明るいハイライトカラーをのせると目の形が強調され、目力をアップできます。

目の下から上唇までの長さのことを、中顔面といいます。この中顔面部分が広いと顔が長く見え、老けて見られる可能性も。

目の下にメイクをすると中顔面が短くなるため、結果的に小顔に見えるのです。中顔面短縮テクニックとして、目の下のメイクは効果的ですよ。さらに、目の下にメイクをすることで目元に奥行きが生まれ、メイク全体のバランスも整います。

目の下のメイクをすることで、目元全体の陰影をコントロールし、何もしないときよりも目元の印象を強められます。目の周りの余白が少なくなり、自然と力強い印象に。目尻をアイラインで引き締めることで、さらに目力がアップします。

マットやパールなど質感の異なるアイシャドウを使うことで、立体感のある自然な目元に仕上がりますよ。

一重・奥二重の方は目の下のメイクを活用しない手はありません。重みのあるまぶたの影響で、上まぶたにメイクしてもアイシャドウのカラーが見えないこともある一重・奥二重さん。

下まぶたであれば、上まぶたのようにまぶたが覆い被さることがなく、はっきりとした印象になります。まつ毛をしっかりカールさせて目力アップを狙うだけでなく、目の下にもメイクをして、目の存在感をアップさせましょう。

目の下の部分には、クマや色素沈着、年齢を重ねるとたるみやシワなど肌悩みがでてくる場所です。「肌悩みが目立ちそう」と目の下にメイクをしていないのであれば、損しているかもしれません。

コンシーラーでカバーするだけでなく、目の下にメイクをプラスすることで、肌悩みを自然にカモフラージュし、目立たなくする効果も期待できます。キレイな目元を目指すなら、目の下も上手に活用してみてください。

目の下のメイクを自然に仕上げるコツは7つあります。

自分のメイクに取り入れやすいものから、挑戦してみてください。

キレイな仕上がりを叶えるうえで、目の下のメイクをする前に土台を整えることが大切です。クマがある場合は、コンシーラーでしっかりカバーをしておきましょう。クマの種類に合わせてオレンジやベージュのコンシーラーを使い分け、色ムラを整えます。

ただし塗りすぎて厚塗りになってしまうと、メイクの仕上がりに影響を与えるため、指やブラシを使って少量ずつのせていくようにしてください。コンシーラーの後は、パウダーを重ねてキレイをキープできるようにしておきましょう。

目の下のメイクで人気の涙袋メイクをするときには、陰影を意識してメイクをしていきましょう。パール感の強すぎるカラーを使って涙袋をぷっくり見せると、可愛らしさが強調されますが、メイクしている感が強く自然な仕上がりとはいえません。

自然な仕上がりを求めるのなら、陰影を意識し、ぷっくり見せたい部分だけに明るいカラーをのせ、その下に薄く影を仕込んでみてください。パールが入っていなくても、自然な膨らみのある涙袋が誕生しますよ。

目尻にも色をのせることで、自然と陰影のある引き締まった目元が叶います。ただし、広範囲にのせると重たい印象になるため、広げすぎに注意しましょう。

上まぶたと下のメイクとがなじみやすいように、自然に色が繋がるようアイシャドウをのせるのがポイントです。このとき目頭側に明るめのカラーをのせておくと、目頭から目尻に向かってキレイなグラデーションとなり、陰影が生まれ目元が立体的に見えますよ。

目の下のメイクというと下まぶたをイメージする人が多いですが、目尻側の三角ゾーンを意識したメイクをすると、引き締まった目元に仕上がります。上まぶたに引いたアイラインとくっつけて三角ゾーンを塗りつぶしてしまうよりも、少し隙間をあけてメイクをすると、自然な抜け感が生まれますよ。

三角ゾーンを意識したメイクは、目の横幅を出すのにも効果的なので、より目を大きく見せられます。下まぶたにアイラインを引く場合は、三角ゾーン付近の下まつ毛の生え際に細く引いて、必ずぼかしましょう。ナチュラルな陰影がキレイに作れます。

目の下の涙袋のメイクや下まぶたのメイクに使うアイシャドウは、肌なじみのよいカラーを選ぶのが初心者さんのキレイの近道です。上まぶたに使ったアイシャドウが多色パレットなら、ベースとなる色を使うと、テクニックレスで目元に統一感が出せますよ。

また、ラメ入りを選ぶことでメイク感が出て、より目元が強調されます。ラメや色が目立つのが苦手で違和感がある方は、なじみのよいベージュを選ぶと失敗しにくいですよ。

目の下のメイクは下まぶただけでなく、キワも意識してメイクをしましょう。赤や青などのパキッとした色を下まぶた全体にのせると違和感を覚える人も、キワに仕込むだけであれば挑戦しやすいですよね。

また、下まぶた全体にのせるよりも幅がぐっと狭くなるので、さりげなくおしゃれな目元に仕上がります。上まぶたの目尻のキワと下まぶたの目尻のキワ、それぞれにパキっとしたカラーをのせると、遊び心のあるメイクに。派手色を目元に使うときには、チークとリップは控えめにすると全体がキレイにバランスよく仕上がります。

目の下のメイクはアイシャドウを塗るだけでなく、マスカラも使ってまつ毛の長さで目の縦幅を強調しましょう。そのため、ボリュームタイプよりは長さの出るロングタイプがおすすめです。

ダマを防ぐために、マスカラを塗ったらコームでサッととかします。目尻側に多めに塗布すると、重心が外側に集まり自然と引き締まった印象に仕上がりますよ。