
出典:adobestock
【初心者向け】コテの巻き方講座|準備するものやきれいに仕上げるコツをチェック!
コテは手軽に巻き髪を作れる便利なアイテムですが、初心者だと巻き方に悩んでしまう方も多いでしょう。仕上がりがいまいち、アレンジがワンパターンになってしまうなどの悩みを抱えている方も少なくありません。
本記事では、初心者でも実践しやすいコテを使った巻き方をご紹介します。コテを使う前に準備することやおしゃれな巻き方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者必見!コテを使った基本の巻き方
コテに慣れていない初心者が実践しやすい基本の巻き方として、ワンカールや外跳ね、フォワード巻きなどが挙げられます。まずは基本の巻き方をマスターし、慣れてきたらミックス巻きやくびれ巻きなどの応用の巻き方にも挑戦してみましょう。事前準備としてブロッキングをすることで、内巻きと外巻きを組み合わせた巻き方もやりやすくなります。
毛先だけ内側にワンカールした巻き方

コテを使い始めたばかりの初心者は、基本の巻き方からマスターしましょう。初心者でも簡単にできるのは、毛先だけワンカールさせた巻き方です。フェミニンで可愛らしく見えることに加え、小顔効果も期待できます。
ワンカール巻きの手順は、以下の通りです。
- 1.適量の毛束をとったら、コテを床と平行に持ち、髪の中間の位置で挟む
- 2.コテで毛束を挟んだら、コテを滑らせながら内側に一回転弱巻いていく
- 3.1∼2のやり方で全体のバランスを見ながら巻いていく
巻き方自体は非常にシンプルなので、初心者でも実践しやすいでしょう。ボブやミディアムなど髪の長さが短くてもおしゃれに見える巻き方です。
外側に跳ねさせた巻き方

毛先を外側に跳ねさせた巻き方は、初心者でも実践しやすいです。内側にカールさせる巻き方はフェミニンな印象ですが、外跳ねはアクティブでおしゃれな印象を与えられます。
外跳ね巻きの手順は、以下の通りです。
- 1.適量な毛束をとり、コテで髪の中心の位置で毛束を挟む
- 2.コテで毛束を挟んだら、外側に一回転弱巻いていく
- 3.1∼2のやり方で全体のバランスを見ながら外巻きにしていく
内巻きの時と異なるのは、コテの筒を外側に持ってきて挟むことです。普段ワンカールスタイルが多い方にとってはイメージチェンジを楽しめるので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
内側に向かって巻くフォワード巻き

フォワード巻きとは、髪の中間あたりから毛先にかけて内側に巻いていくヘアスタイルのことです。毛先だけカールする巻き方とは異なり、全体的に緩いカールを作ります。
フォワード巻きの手順は、以下の通りです。
- 1.適量の毛束をとったら、コテのクリップが外側に来るように毛束を挟む
- 2.コテで毛束を挟んだら、内側に向かって筒を回転させる
- 3.筒に巻き付けたら、クリップを緩めて、コテから毛束を外す
- 4.1∼3のやり方で全体のバランスを見ながら巻いていく
外巻きと内巻きを交互にしたミックス巻き

ミックス巻きとは、外巻きと内巻きを交互に行って立体感をつける巻き方です。初心者でもやり方さえ覚えれば、簡単に実践できます。
ミックス巻きの手順は、以下の通りです。
- 1.顔周りの毛束を適量とり、筒部分が内側に来るようにコテを持ち、毛束を挟んだら、内側に巻いていく
- 2.1で巻いた毛束の後ろ側の髪を適量とり、クリップ部分が内側に来るようにコテを持ち、毛束を挟んだら、外側に巻いていく
- 3.1∼2のやり方で全体のバランスを見ながら巻いていく
初心者の方は、基本となる内巻きと外巻きの巻き方をマスターすると、きれいに仕上げられます。
顔周りに大きなカールを作るくびれ巻き

くびれ巻きとは、その名の通りサイドにくびれを作る巻き方です。顔周りにくびれを作ることで小顔効果が期待できます。こちらもブロッキングをきちんと行えば、初心者でも実践しやすいヘアスタイルです。
くびれ巻きの手順は、以下の通りです。
- 1.上下にブロッキングし、下に残った髪から適量の毛束を取り、外跳ねになるように巻く
- 2.外跳ねに巻いたら、その毛束の中心部分をコテで挟み、内巻きになるように半回転させる。
- 3.顔周りの毛束を残し、ブロッキングした上下の毛束を1∼2のやり方で巻いていく
- 4.最後に顔周りを巻いていく
①左側を巻く場合、筒側が内側になるようにコテを縦に持ち、髪の中心を挟んだら外巻きになるようにコテを半回転させる
②右側を巻く場合、クリップ側が内側になるようにコテを縦に持ち、髪の中心を挟んだら外巻きになるようにコテを半回転させる
コツはどのステップでもコテを一回転させるのではなく、半回転させることです。
波のようなカールを作るウェーブ巻き

ウェーブ巻きとは、髪全体に波打つようなカールを作った巻き方です。全体にウェーブがかかることで、抜け感のあるおしゃれを楽しめます。
ウェーブ巻きの手順は、以下の通りです。
- 1.上下にブロッキングし、下側の毛先を適量とり、毛先のみ外跳ねにします。
- 2.その後、外跳ねさせた上の位置を挟み、内巻きにする
- 3.バランスを見ながら1∼2のステップを毛束全体で繰り返し、他の毛束も同様に仕上げていく
ウェーブ巻きはボブ~ロングまで幅広い長さに取り入れることができ、コテだけでなくストレートアイロンでも作ることができます。
初心者でも実践しやすい前髪のおしゃれな巻き方
ふんわりサイドに流す巻き方

コテに慣れていない初心者は、どのようにすればおしゃれな前髪の巻き方ができるのか悩む方も多いでしょう。おしゃれに見えて初心者でも実践しやすい巻き方の一つは、前髪をふんわりサイドに流す巻き方です。
サイドにふんわりと流す巻き方の手順は、以下の通りです。
- 1.前髪の中間をコテで挟み、流したい方向とは反対に向かって半回転・内巻きにする(この時コテで髪を挟みっぱなしにせず、すぐに離す)
- 2.すぐに髪を流したい方向に整える
- 3.仕上げにヘアスプレーやヘアオイルなどでスタイリングする
立ち上げ前髪の巻き方

立ち上げ前髪は、前髪のトップを立ち上げた巻き方で、大人っぽくきれいめな印象に仕上がります。前髪の長さがあれば、初心者でも簡単に実践することが可能です。
立ち上げ前髪の巻き方は、以下の通りです。
- 1.トップが立ち上がるように前髪をドライヤーでブローする
- 2.根元からコテで挟んで、熱を加えながらトップを立ち上がらせる
- 3.トップが立ち上がったら、サイドに流すように巻いていく
- 4.仕上げにスタイルキープ用のヘアスプレーを立ち上がった部分に軽くかけて仕上げる
コテで髪の根元を立ち上げる際は、地肌にコテが当たらないよう、根元から少し離して挟むようにしましょう。
外跳ねカールさせた巻き方

定番のセンター分けも、コテを使って外跳ねさせることで大人っぽい印象に仕上がります。小顔効果を狙っている方も、外跳ねのアレンジを試してみてはいかがでしょうか。
外跳ねアレンジの巻き方は、以下の通りです。
- 1.前髪を右、真ん中、左の三ヶ所にブロッキングする
- 2.真ん中の髪を根元から内巻きに、両サイドの髪は外跳ねになるように巻く
- 3.センターの髪をざっくり左右に分けて、髪が温かいうちに外跳ねになるように整える
3のステップのコツは、真ん中の髪をかき上げるようにして立ち上げ、毛先をつまんで外跳ねになるように形を整えることです。髪は冷たくなると形がつきにくくなるので、温かいうちに整えるようにしましょう。