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カールアイロン・コテの太さはどれがおすすめ?髪型や理想の仕上がり別に選び方を解説
ヘアアイロンでカールをつくるとき、どの太さを選べばよいのか悩んだことはありませんか?太さによって仕上がりが大きく変わるため、理想のヘアスタイルや髪の長さに合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、カールアイロンの太さ別の特徴や選び方のポイントを、分かりやすく解説します。太さを選べるおすすめのカールヘアアイロンもご紹介しますので、理想のヘアスタイルがつくれるアイテム探しに役立ててみてくださいね。
カールアイロン・コテの一般的な太さは?

カールをつくるヘアアイロンの太さは、19mm、25mm~26mm、32mm、38mm以上の4種類が一般的です。太さはバレル(パイプ部分)の直径を指しており、それぞれわずか数ミリの違いしかありません。ただし、どの太さを選ぶかによって仕上がりが大きく変わるため、よく考えて選ぶことが大切です。
基本的には、細いヘアアイロンほど細かなカールに、太いヘアアイロンほどゆるいカールをつくれます。そのため、カールアイロンを選ぶときには、まずはご自身が理想とするヘアスタイルを明確にし、それに近づける太さを選びましょう。
また、髪の長さによっても、適切な太さは変わってきます。次からは、髪型や理想の仕上がり別におすすめの太さをご紹介しますので、ぜひアイテム選びの参考にしてみてください。
【髪型・仕上がり別】カールアイロン・コテの太さの選び方

髪型や求める仕上がり別におすすめのヘアアイロンの太さは、次のとおりです。
髪型・求める仕上がり | カールアイロン・コテの太さ |
---|---|
ショートヘア・細かいカール | 19mm |
ショート~ミディアムヘア・ふんわりカール | 25mm~26mm |
ミディアム~ロングヘア | 32mm |
ロング~超ロングヘア | 38mm以上 |
それぞれ、詳しくみていきましょう。
ショートヘア・細かいカールには「19mm」

太さ19mmのカールアイロンは、髪が短くても扱いやすく、ベリーショートからショート、ミディアムヘアの方まで幅広く使えます。細かなカールがつくれるため、細かいパーマのようなウェーブをつくりたい方にもおすすめです。
また、太めのカールアイロンで全体をゆるく巻いたあと、前髪や襟足だけを19mmで細かいカールをつくるといった使い方もできます。そのため、スタイリングの幅を広げたい方は、太めのヘアアイロンにプラスして、セカンドアイロンとして2台持ちするのもよいでしょう。さらに、髪が短い男性のヘアアレンジにも使えるので、パートナーと共用したいときにも19mmのカールアイロンはおすすめです。
ショート~ミディアムヘア・ふんわりカールには「25mm~26mm」

太さ26mmのカールアイロンは、19mmよりはゆるやかで自然、32mmよりはしっかりしたカールをつくり出せるという特徴があります。ボブやミディアムヘアでふんわりしたボリューム感を出しつつも、過度に強いカールを避けたい方におすすめです。
また、26mmのカールアイロンは、ロングヘアで髪質が硬い方にも向いています。32mmではカールがつきにくい場合でも、26mmならしっかりしたカールをつくり出せる可能性が高いため、試してみましょう。さらに、32mmでゆるく巻いた髪の毛先を26mmで再度巻いてしっかりハネさせるなど、ヘアアレンジを楽しむために太めのヘアアイロンと2台持ちするのもおすすめです。
ミディアム~ロングには定番サイズの「32mm」

32mmのカールアイロンは、ショートからロングまで幅広い長さの髪に対応できる定番サイズです。ショートやミディアムヘアの方が使用すると、ふんわりと柔らかい自然なカールをつくり出せます。一方、ロングヘアの方が使用すると、しっかりカールされた華やかな印象の巻き髪をつくることが可能です。サイズ選びに迷ったときには、まず32mmを選んでみるとよいでしょう。
とくに髪質が柔らかい方には、32mmのカールアイロンがおすすめです。柔らかい髪はヘアアイロンのくせが付きやすいため、19mmや26mmではカールがきつくなりすぎる可能性がありますが、32mmのカールアイロンであればふんわり自然な仕上がりがつくりやすくなります。
ロング~超ロングには「38mm以上」

ロングヘアや超ロングヘアの方は、32mmでも巻くのが大変だと感じることがあります。そのような場合は、太さが38mm以上のカールアイロンを選ぶと、スタイリングがしやすくなるのでおすすめです。
バレルが太いカールアイロンの魅力は、わざとらしくない自然なカールをつくれること。ロングや超ロングヘアはストレートだと重たく見えがちですが、太めのカールアイロンで大きなウェーブをつけることで、エアリーで軽やかな印象を与えられます。38mm以上のカールアイロンは、ストレートのロングヘアに少しだけ動きをつけたい場合や、顔まわりにくびれをつくりたいときにもおすすめです。
太さ以外にも!カールアイロン・コテ選びでチェックしたいポイント
プレートのコーティングの素材

最適な太さのカールヘアアイロンで理想の巻き髪がつくれても、髪が傷んでしまっては意味がありません。ヘアアイロンで髪を傷めないためには、バレルに使用されているコーティングの素材をチェックしましょう。
ヘアアイロンのコーティング素材は、主にフッ素樹脂(テフロン™)、チタニウム(チタン)、セラミックの3種類があり、それぞれで特徴が異なります。
プレートの素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
フッ素樹脂(テフロン™) | 摩擦が小さい | 耐久性が低くコーティングがはがれやすい |
チタニウム(チタン) | 摩擦が小さく耐久性が高い | 素材が高価なため製品が高価な傾向 |
セラミック | 熱伝導率が高くプレートが温まりやすく冷めにくい | 摩擦が大きく髪が痛みやすい |
このなかで摩擦が比較的小さいのは「テフロン™」ですが、劣化してテフロン™がはげてしまうと、髪へのダメージが大きくなる点に注意が必要です。
なお、今回ご紹介した3種類のコーディング素材のほかにも、近年ではメーカー各社が髪の滑りがよいコーティングを独自で開発し、改良を重ねています。アイテムを選ぶときには、チェックしてみてくださいね。
温度調節の幅

カールヘアアイロンを選ぶときには、「温度調整機能」にも着目することが大切です。ヘアアイロンは温度が高ければそれだけ髪をセットしやすくなりますが、同時に髪のタンパク質を変性させて、ダメージも大きくなる傾向があります。一方、低温だと髪は傷みづらくなりますが、思いどおりのスタイリングを実現することが難しくなりがちです。
そのため、ヘアアイロンは、髪の部位や髪質に合わせて温度調整できるアイテムを選ぶ必要があります。140℃~180℃程度の範囲で、細かに温度設定できるヘアアイロンであれば、美しいカールを実現しながら髪のダメージを最小限に抑えられるのでおすすめです。
太さを選べる!おすすめのカールアイロン・コテ7選
【SALONIA】5℃ずつ温度調節可能!海外でも使えるカールヘアアイロン

SALONIAの「セラミックカール ヘアアイロン」は19mm、25mm、32mmの3種類があり、カラーも豊富に展開されています。バレルには、髪にひっかかりにくい「セラミックコーティング」が施されているため、ヘアスタイリングがしやすいことも魅力です。
温度は100℃~210℃の範囲内で5℃ずつ細かに調節ができるうえ、赤文字でデジタル表示されるため温度の確認もしやすい特徴があります。100V~240Vに対応しているので、海外でも使える*カールヘアアイロンを探している方にもおすすめのアイテムです。
* 変換プラグ・変換アダプターは別途購入が必要です
【SALONIA(サロニア) セラミックカール ヘアアイロン】
3,828円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
【Vidal Sassoon】最高温度200℃!巻き髪のキープ力が高いカールヘアアイロン

Vidal Sassoonの「カールアイロン」は19mm、25mm、32mmの太さを展開しています。髪に熱をやさしく、そして素早く伝える「セラミックコーティング」が採用されているのが特徴です。温度調節機能はダイヤル式で、約100℃~200℃の間に設定できます。
また、最高温度が約200℃と高いので、美しい巻き髪をしっかりとキープしたい方におすすめです。100V~240V対応のため、海外でも使用できます*。
* 変換プラグ・変換アダプターは別途購入が必要です
【Vidal Sassoon(ヴィダルサスーン) カールアイロン】
5,500円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
【SALONMOON】いつも使う温度を記憶!温度設定が不要のカールヘアアイロン

SALONMOONの「ミラーダブルイオン カールヘアアイロン」は、25mmと32mmの2サイズ展開しています。なめらかな表面を実現した「ミラーチタニウムプレート」が採用されているほか、「高濃度ダブルマイナスイオン」も搭載されているので、髪の傷みが気になる方にもおすすめです。
温度は80℃~220℃の間で、5℃刻みに調節できます。さらに「温度メモリー機能」もついているため、毎回温度設定するのが煩わしいと感じる方や、いつも使う温度を記憶しておきたいという方にもおすすめのアイテムです。
【SALONMOON(サロンムーン) ミラーダブルイオン カールヘアアイロン】
4,590円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
【CREATEs】温度上昇が早く忙しい朝でもさっとスタイリングできるカールヘアアイロン

CREATEsの「カールプロ SR」は、26mm、32mm、38mm、45mmの4つの太さから選べるカールヘアアイロンです。バレルには、髪の滑りがよい「クレイツイオン®チタニウム」を採用しているため、ツヤのある印象のカールをつくれます。
また、熱伝導が高いヒーターを2枚搭載しているので温度上昇が早く、使用中に温度が下がっていくのを最小限に抑えられるのもポイント。120℃~210℃まで、10℃ごとに10段階で調節できることから、髪の部位に合わせて温度を変えたい方におすすめです。
【CREATEs(クレイツ) カールプロ SR(32mm)】
10,670円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
【HOLISTIC cures】二層のコーティングプレートが髪ダメージを抑えるカールヘアアイロン

HOLISTIC curesの「マグネットヘアプロ カールアイロン」は、26mm、32mm、38mmの3種類の太さがあります。天然鉱石をミクロパウダー化したものを施した「キュアクリスタルプレート&パイプ」が採用されているため、使うたびにツヤのある美しい印象の髪へと導いてくれます。
温度は120℃~200℃で5段階に調節可能。パイプ部には弾力性に優れた「シリコンラバー」が使用されているので、適度な圧をかけながら、スムーズにスタイリングしたい方におすすめです。
【HOLISTIC cures(ホリスティックキュアーズ) マグネットヘアプロ カールアイロン】
17,600円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
【ReFa】軽量なので楽にヘアスタイリングできるカールヘアアイロン

「リファカールアイロン プロ」は、19mm、26mm、32mm、38mmの4種類から太さを選べるカールヘアアイロンです。水・熱・圧をコントロールすることで、髪のダメージを極力抑えてくれる「カーボンレイヤープレート」が採用されています。
プレート温度は120℃~180℃の4段階に調節可能で、髪に素早く・ムラなく熱を伝えられるように、2つのセンサーを搭載しているのもポイントです。約340g~390gと軽量で腕が疲れにくいので、ゆっくりヘアスタイリングしたい方にもおすすめします。
【ReFa(リファ) リファカールアイロン プロ】
25,000円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
【KINUJO】コンパクトサイズで海外旅行にも持ち運びしやすいカールヘアアイロン
KINUJO の「絹女 ~KINUJO~ カールアイロン」は、26mm、32mm、38mmの3種類から選べるカールヘアアイロンです。独自素材の「シルクプレート®」が搭載されているため、髪が傷む原因となる水蒸気爆発を極力抑えられます。髪のうるおいを守りながら、思いどおりのスタイリングを楽しみたい方におすすめです。
また、温度は100℃~200℃内で、10℃刻みで調節できます。比較的コンパクトな設計なうえ、海外対応もしているので、旅先に持っていきやすいのもポイントです。
【KINUJO(キヌージョ) 絹女 ~KINUJO~カールアイロン】
24,200円(税込) 編集部調べ
2025年1月16日時点
理想の髪型・仕上がりに合う太さのカールアイロン・コテを見つけよう
カールアイロンは、バレルの直径が細いほど細かなカール、太いほどゆるいカールをつくれます。太さ以外にも、コーティング素材や温度調節機能をチェックして、ご自身の髪質や好みのスタイルに合ったアイテムを選びましょう。
今回ご紹介したヘアアイロンは、どれもオンラインで購入できます。理想のヘアスタイルを実現できるアイテムを見つけて、毎日のヘアスタイリングをさらに楽しんでみてくださいね。