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ピラティスとヨガどっちがいい?違いや効果、目的を知ってダイエットにも役立てよう

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ピラティスとヨガどっちがいい?違いや効果、目的を知ってダイエットにも役立てよう

健康面やダイエットに効果があるとされるピラティスとヨガ。混同しがちで、どっちを始めたらよいのか悩んでいる方も多いかもしれません。それぞれに効果や目的の違いはあるのでしょうか。この記事では、それぞれの共通点や身体への効果の違いなどを詳しく解説します。自分に合っているエクササイズを取り入れ、目標とする身体づくりに役立ててくださいね。

カテゴリ | ボディケア
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身体を整える2大エクササイズ『ピラティス』と『ヨガ』

ピラティスとヨガは混同しがちで、どっちを始めたらよいのか悩んでいる方も多いのでは?それぞれに効果や目的の違いはあるのでしょうか。この記事では、それぞれの共通点や身体への効果の違いなどを詳しく解説します。自分に合っているエクササイズを取り入れ、目標とする身体づくりに役立ててくださいね。

『ピラティス』とは?

『ピラティス』とは? 出典:adobestock

「ピラティス」とは、主にインナーマッスルを強化し、身体のバランスを整えるためのエクササイズです。1883年にドイツ人の看護師であるジョセフ・H・ピラティス氏が開発したもので、美しい姿勢や柔軟な身体づくりに導いてくれます。

ピラティスは太極拳やヨガの動きを取り入れていることから、ヨガと混同されがちですが、それぞれには大きな違いがあります。

ピラティスの起源と目的

ピラティスの起源と目的 出典:adobestock

ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス氏によって創設されましたが、ピラティス氏は幼少期から喘息などの病弱な体に悩んでいました。自分自身の健康で丈夫な身体づくりのために、さまざまなスポーツや治療方法を調査した結果、それらを組み合わせたメソッドがピラティスといわれています。

ピラティスにはインナーマッスルの強化、免疫を高める効果、姿勢改善、ストレス解消などの嬉しい効果がたくさんあります。普段から猫背などの姿勢に悩んでいる方や、体調が不調気味な方は改善のためにピラティスに取り組むのがおすすめです。

ピラティスの主な種類

ピラティスの主な種類 出典:adobestock

一口にピラティスといっても、たくさんの種類があります。主な種類としては、マットピラティス、マシンピラティス、アレンジピラティスに分類されます。

マットピラティス ・マットの上で行われる
・ヨガの動きも取り入れつつゴムベルトなどの補助的なアイテムを使用することもある
マシンピラティス ・チェアやリフォーマーなどの大型器具を使う
・スポーツ選手などの筋力トレーニングに取り入れられることもある
アレンジピラティス ・目的に特化して行われる
・ダイエットなどの美容効果が期待できるボディメイクピラティスや、妊産婦向けのマタニティピラティスがある

たくさんの種類がある中で、自分が目的に合ったピラティスのコースを選択することが大切です。

『ヨガ』とは?

『ヨガ』とは? 出典:adobestock

「ヨガ」とは、サンスクリット語で「つながり」「調和」といった意味が込められています。ヨガは約5000年前にインドで生まれたとされており、長い歴史をもつ健康法です。

ヨガは現代においても人気があり、呼吸やポーズ、瞑想を組み合わせて骨盤の歪みを改善したり、自律神経を整えたりする効果が期待できます。

ヨガの起源と目的

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ヨガの歴史は古く、5000年前頃のインダス文明の都市遺跡では、すでにヨガのポーズをとる陶器や瞑想する神像などが発見されています。

誰でも行えるエクササイズへと世界的に広がったのは、1970年代。もともとヨガはインドの修行者のためのものでしたが、アメリカの若者やハリウッドセレブのあいだで瞑想やエクササイズとして人気が高まっていきました。

ヨガは「心と身体を調和させること」を目的としています。リラックス効果やストレス発散といった精神的にアプローチする効果に加え、姿勢改善や身体の柔軟性アップなどの健康的な身体づくりをサポートしてくれます。

ヨガの主な種類

ヨガの主な種類 出典:adobestock

ハタヨガ ・呼吸に意識を向けながらヨガの基本のポーズを無理なく楽しめるため、ヨガ初心者にも人気の種類
パワーヨガ ・動きが激しいポーズが多いヨガ
・ダイエット目的としてもおすすめ
ホットヨガ ・40度前後の高い室温の中でヨガを行うもので、発汗作用やストレス解消が期待できる

それぞれ特徴や難易度が異なるため、自分に合った種類のヨガを探して、取り入れてみましょう。

ピラティスとヨガの共通点|どっちにも期待できる効果とは?

心身の健康をサポート

心身の健康をサポート 出典:adobestock

似ているようで全く異なる動きをするピラティスとヨガですが、共通点もいくつかあります。どっちにも体の歪みを整える効果や血行促進などが期待できるため、慢性的な身体の不調を改善してくれますよ。

また、両者ともにストレス解消やリラックス効果があるため、メンタル面の健康もサポートしてくれるエクササイズとなります。

身体の歪みや姿勢を改善

身体の歪みや姿勢を改善 出典:adobestock

ピラティスとヨガは、どっちも骨盤の歪みの矯正や姿勢改善に役立ててくれるエクササイズです。どっちも自身の筋肉などの動きを意識しながら行うため、一般的な筋力トレーニングでは鍛えにくいインナーマッスルを効果的に鍛えられます。インナーマッスルを鍛えることで、歩き方や美しい姿勢を維持しやすくなります。

正しい姿勢でいると筋肉や関節に過度に負担がかかることなく、痛みなどの軽減にも繋がりますので、健康的な身体を目指す上で意識したいポイントです。また、正しい姿勢でいることは代謝率アップや脂肪燃焼効果が見込めるため、ダイエット面においても大切なポイントです。

身体の柔軟性アップ

身体の柔軟性アップ 出典:adobestock

ピラティスとヨガはどっちも身体の柔軟性アップを見込めますので、普段から体がかたいことが気になっていたり、肩こりや腰痛に悩んでいたりする人におすすめです。身体がやわらかくなることで、血行がよくなる、筋肉への負担が減る、肩こりや腰痛を緩和できるなどの嬉しい効果がたくさんあります。

また、身体の柔軟性を高めることで基礎代謝のアップが見込めますので、よりカロリーを消費しやすい身体にしてくれます。ダイエット中の方で、「運動が苦手でなかなか続かない」という方はピラティスやヨガに取り組み、柔軟性を高めながら脂肪のつきにくい身体を目指してみましょう。

長期的なアプローチが必要

長期的なアプローチが必要 出典:adobestock

嬉しい効果がたくさんあるピラティスとヨガですが、短期間ですぐに健康面やダイエットに効果が期待できるものではありません。どっちも長期的に取り組むことで、効果が期待できるようになるでしょう。

ピラティスに関しては「10回で気分がよくなり、20回で体が変わる」という言葉があり、約2〜3ヶ月で身体の変化を感じる方が多いようです。またヨガに関しては、ダイエット目的の方は最低でも3ヶ月程は続けるのがおすすめです。

頻繁にジムやスタジオのレッスンに通うのが難しいという方は、自宅で気軽に取り入れられるようなエクササイズを継続していくのがよいでしょう。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

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