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チートデーとは何?意味やメリット、必要なタイミング、おすすめの食べ物などを知ろう
チートデーとは、ダイエットの停滞期を抜けるために設定する好きな食べ物を食べてもよい日のこと。ダイエット中に食べ物の制限でストレスを感じやすい人が、モチベーションを維持するのにおすすめです。
ただ単純に好きなものを食べるのではなく、チートデーは正しく行うことが重要。今回はチートデーのメリットから行うべきタイミング、やり方や注意点を解説します。
チートデーでの注意点
毎日をチートデーにしない

チートデーを最大限に活かすためには、毎日をチートデーにしないことが重要です。女性は生理があるため、人によっては生理前に食欲が増える人もいれば、生理中に増える人もいるでしょう。
生理中にチートデーを設定しても問題ないので、自分の生理周期に合わせて取り入れるのもおすすめです。
罪悪感を持たず食事を楽しむ

チートデーとは何を食べてもよいタイミングであるため、「ダイエット中なのに、ほんとにいいの?」と不安や罪悪感を抱くかもしれません。しかし、「これを食べたら太るかも」と思いながら食べていては、せっかくのチートデーが台無しです。
チートデーにはダイエットのストレス発散効果も期待できるため、その日だけは罪悪感は捨てて、食事を思いっきり楽しむようにしましょう。
3食でバランスよくカロリーをとること

何を食べてもいいチートデーだからといって、何でもかんでも食べてドカ食いするのはNG。ドカ食いすることで、カロリーの摂り過ぎになるだけでなく、胃もたれの原因にもなりかねません。
女性は生理前後に食欲が増す傾向にあり、生理前は痩せにくくなります。「どうせ痩せにくい期間だし」とドカ食いしないように、3食でバランスよくカロリーを摂るようにしましょう。
アルコールは避ける

お酒が好きな人の注意点として挙げられるのが、チートデーのアルコール摂取は避けること。お酒に合うおつまみは糖質や脂質が高いものが多く、食べすぎに繋がる恐れがあるからです。
またアルコールは筋トレの効果を下げたり、脂肪の分解を抑制したりすると言われており、チートデーだけでなくダイエット中は避けた方がベターです。
チートデー当日は運動を避ける

チートデーを設定した日は、運動は避けた方がベター。運動をすると糖質がエネルギーとして使われるので、せっかく通常より多めに摂取したエネルギーが相殺されてしまいます。
チートデーはダイエットの小休憩の日と捉えて、好きなものを食べてストレスをやわらげ、ゆっくり過ごすのがおすすめです。
翌日は胃腸に負担をかけないよう注意

チートデーを過ごした翌日は、カロリーは少し抑えめにしてチートデーを行う前の食事に戻していきます。ここで、食事内容を戻さないと、リバウンドの原因に。気持ちを切り替えてまたダイエットを頑張っていきましょう。
チートデーで普段より多めに食べたので、胃腸に負担がかかっています。食欲がない場合は食べなくてもOKです。
翌日に断食はしない

摂取カロリーを減らすのはチートデーの効果をアップさせますが、断食はやめましょう。断食では食べ物から糖質などのエネルギー源を摂取できないため、身体に蓄えられている糖質や脂肪が使われます。
そうすると、チートデーで代謝をリセットした意味がなくなってしまうので、断食はNGと覚えておいてくださいね。
チートデーを設定したほうがよい人とは?
なかなか体重が減らない停滞期の人

そうでない人がいます。チートデーは停滞期を抜けるきっかけになるので、ダイエットをしていてもなかなか体重が減らないと感じたら設定するタイミングです。
ただし、人によっては体重に変化はないものの、体脂肪率は減っているというケースも。その場合は、少し様子をみてください。なぜなら体重が減っていなくても、筋肉量が増えていれば痩せやすくなるからです。停滞期は体重や体脂肪率など全体の数字を見て、判断するようにしましょう。
ダイエットがストレスになり始めている人

ダイエットは変化が見えないとモチベーションをキープしにくいもの。停滞期に入るとなかなか減らない体重にやきもきしてしまいますよね。チートデーは、そんな風にダイエットにストレスを感じ始めた頃に取り入れるのがおすすめです。
ストレスはダイエットに限らず、さまざまな物事でマイナスに働くことが多いものです。本格的にダイエットがストレスになる前に、チートデーを設定して気持ちを整え、モチベーションを維持していきましょう。
しっかりと食事制限をしている人

身体のことを考えてしっかりと食事制限を行っている人は、チートデーでストレスをゆるめてあげるのがおすすめです。制限をしていない人がチートデーを取り入れると、脂肪が増える原因になってしまい、意味がありません。
日々しっかり制限をしているからこそ、知らず知らずのうちに溜まっているストレスを解消する機会としましょう。
体温がいつもより下がっている人

風邪を引いたとき以外は体温を測らない人が多いと思いますが、ダイエット中は体温を測るようにしてください。体温がいつもより低下しているときは、チートデーを設定するタイミングとしておすすめです。
ダイエットで食べ物を制限していると、体温が下がり身体が省エネモードに。そうなると痩せにくくなるので、一度チートデーでリセットするのがおすすめです。