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リップはチークの代わりになる?使い方やコツを知ってメイクに統一感を与えよう
忙しい時には、メイクにそれほど時間をかけられないことも多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、リップをチークの代わりに使うテクニックです。リップをチークとして使うことで、統一感のあるメイクが完成します。ただし、使い方のコツを押さえないと仕上がりが不自然になることもあるので注意が必要です。
この記事では、リップをチークとして使うメリットや使いやすいアイテムの選び方、使い方のコツなどを詳しく解説します。
リップをチークの代わりに使うのはあり?
リップをチークの代わりとして使用することは可能です。ですが、リップとチークは目的が異なるため、使用感や成分の違いなどを理解しておく必要があります。また、アイテムによっては肌に合わない場合もあるので注意して使いましょう。
リップとチークの違い

リップとチークは、どちらも顔に血色や色味をプラスするアイテムですが、目的や使用感、成分にいくつか違いがあります。そのため、リップをチークとして使う場合は、それぞれの違いを理解してアイテムを選ぶ必要があります。
まず、リップは唇に塗ることを前提として作られているため、発色を重視しているのが特徴です。また、唇を保湿するために油分などが多く含まれているものもあります。一方、チークは頬に自然に発色するように肌なじみの良さを追求しているのが特徴です。
注意点はあるけど代用するのは「あり」

リップをチークとして使うことは可能ですが、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。リップはしっかり発色するものが多いため、頬に使う場合は少量ずつ調整しながら塗布するようにしてください。
テクスチャーによってはムラになりやすいものもあるため、使用感がなめらかで伸びがよいアイテムを選ぶのがおすすめです。
また、リップは唇に使うことを前提として作られているので、成分がチークとは異なります。肌に合わない場合もあるため、気を付けて使いましょう。
リップをチークの代わりに使うメリットは?
メイクの時短になる

リップをチーク代わりに使うと、1つのアイテムで唇と頬の両方を仕上げられるため、そのぶんメイク時間を短縮できます。また、ツールを使わなくても指で頬にのせて塗り広げるだけで簡単に仕上げられるのも、時短になるポイントの1つです。
とくに朝の準備はなるべく時間をかけたくない方も多いので、そんなときにチーク代わりとしてリップを使うのはおすすめです。
メイクに統一感が出る

パーツメイクは色の組み合わせに失敗してしまうと、統一感が無くアンバランスな仕上がりになってしまうことも。パーツごとに色味のバランスを考えながらメイクをするのが、難しく感じる方も多いですよね。
そこで唇に使用したリップをチークにも使用することで、色味の組み合わせを考えなくても手軽に統一感があるメイクに仕上がります。
色味や質感が同じなので、難しいことは考えずにただ塗るだけで簡単にまとまりがあるメイクに仕上がります。誰でもメイク上級者を目指せるのが魅力です。
メイク直しにも便利

リップをチークにも使用することで、メイク直しの際も手間が省けて便利です。1つのアイテムでリップとチークの両方を叶えられるので、メイク直しが時短で済ませられます。
また、外出先でメイク直しをする際は、持ち歩くコスメはなるべく減らしたいものです。チークを持ち歩くのは、ポーチの中身もかさばり、手間と感じる場合もあります。リップをチークにも代用することで、荷物を減らしながら手軽にメイク直しをすることが可能です。
チークとして使いやすいおすすめのリップ
伸びがよいなめらかな質感のリップ

リップをチークの代わりに使用する際は、なめらかな質感で伸びがよいアイテムを選ぶとよいでしょう。なめらかな質感のアイテムは、ムラになりにくく、きれいに塗り広げられます。また、伸びがよいぶんぼかしやすいため、濃淡の調整がしやすいのも魅力です。
マットリップのようにテクスチャーが固めのアイテムの場合、チーク代わりとして直接頬に塗るとムラになりやすいため、色味を見ながら少量ずつのせてなじませましょう。スポンジを使うと、きれいにぼかせるのでおすすめです。
血色感を演出できるカラーのリップ

リップをチークの代わりに使用する場合は、カラー選びが重要です。ピンクやコーラル、オレンジ、レッドなどの自然な血色感を演出できるアイテムを選ぶようにしましょう。さらに、やや透明感がある発色のリップは、塗り重ねても色味の調整が簡単にでき、ナチュラルに仕上がりやすくなります。
なかでも使いやすいのが、ティントリップです。ティントリップ特有の内側からにじみ出るような、じゅわっとした発色が頬にも自然な血色感を演出できます。
リップとチークの2wayで使えるアイテム

リップとチークの両方に使用できる、2wayタイプのアイテムを選ぶのもおすすめです。もともと、どちらにも使えるように設計されているため色味や発色の仕方、質感など使いやすいものが多くあります。
また、リップをチークの代わりに使うと成分の違いによって肌に負担をかけてしまう恐れがあるのに対し、2wayで使えるアイテムならそのようなリスクを軽減できるのも魅力です。