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「まつげが短い」とお悩みの方へ!原因と対処法は?おすすめのまつ毛美容液からメイク方法まで徹底解説
まつ毛が短いことで、「ビューラーでうまく挟めず理想のカールが作れない」「目元のメイクが盛れない」と感じて思い通りにアイメイクを楽しめなかった、という経験はありませんか?
今回は、そんなまつ毛に関する悩みの原因と対処法を徹底解説!「まつ育」のためのケア方法から、まつ毛をキレイにみせるメイク方法まで、おすすめアイテムとともにご紹介します。
「まつげが短い」悩みの原因は?短いまつげへの対処法はあるの?
「短い」まつ毛とは?平均的な長さと理想の長さ

SNSなどの「盛れるメイク」と見比べて、自分のまつ毛が短いと感じてしまっている方もいるのではないでしょうか。日本人の平均的なまつ毛の長さは6.8mmなのに対し、理想とするまつ毛の長さは14.1mmと、大きなギャップがあるといわれています。
まつ毛の印象を理想に近づけるには、まずは自まつ毛の長さを把握し、自分に合ったケアや改善策を考えていく必要があります。実際に平均値よりも短ければ「まつ育」アイテムや治療薬を検討してみることも有効ですが、平均くらいの長さはあるけれど理想を満たしていないのならば、まつ毛パーマやまつ毛エクステに頼ってみるのも一手です。
まつ毛が短い原因をチェック!日々の意識で改善できるポイントも

まつ毛が短くなる原因はいくつか考えられます。日々の生活習慣が影響していることもあるので、自分のクセや習慣を思い出しながらチェックしてみましょう。
遺伝や人種など、生まれつきの特徴によるもの

日本人の多くは、欧米人に比べまつ毛が短い傾向があるといわれています。まつ毛が短いのは、そういった人種や遺伝といった生まれつきの特徴によって決まる部分もあるのです。
これに関しては日常のケアによって根本的な改善をするのは難しいため、メイクなどの見せ方でカバーしていくことになります。
目をこすってしまうクセ、洗顔のしかたなど日々の「摩擦」によるもの

目をこすったり、洗顔時に強く力を加えたりしていると、その摩擦がまつ毛を短くする原因になってしまいます。摩擦ダメージがまつ毛の抜け・切れ・傷みにつながってしまうことがあるため、無意識のクセを見直してみましょう。
濃いメイクにはポイントメイクリムーバーを使う、こすらず落としやすい洗浄力の高いクレンジングを選ぶなども有効。また、とくに落としきれていない汚れが気になる場合は、目元専用の洗浄剤「アイシャンプー」を取り入れるのも一手です。
アイシャンプーは市販品もありますが、使い慣れていない場合はサロンで施術してもらうのもおすすめです。メニューとして取り扱っているまつ毛サロンも増えているため、近隣のサロンをチェックしてみてくださいね。
ビューラー、まつパやまつエクなど、目元のダメージによるもの

まつ毛をキレイに見せたいと思って使っているビューラーや、まつ毛パーマ・まつ毛エクステが短いまつ毛の原因になってしまっていることもあります。まつ毛をひっぱったり薬剤を使用したりすることで自まつ毛に負担がかかっているため、短期的にはキレイに見えていても、じわじわとダメージが蓄積してしまっている可能性があるのです。
日常的にビューラーを使う、まつ毛パーマやまつ毛エクステをしているという方は、クレンジングやまつ毛美容液にこだわるなど、日々のケアにも気を配りましょう。
「まつ育」は何をすればいい?短いまつげのケア方法

ここからは、すでに短くなってしまっているまつ毛にはどんなケアをすれば良いのか、健康的なまつ毛を保つポイントをご紹介します!
洗顔はこすらずやさしく!ポイントメイクリムーバーやお湯落ちマスカラも活用して

とくに肌の薄い目元への摩擦は、まつ毛へのダメージだけでなく、乾燥や色素沈着・シワなどさまざまなトラブルのもとになるため要注意。クレンジング・洗顔による目元の摩擦が気になる場合は、メイクアイテムも含めて使っているものを見直してみましょう。
ウォータープルーフのマスカラを使っている場合は、全顔用のクレンジングのみでは落ち切らないことがあるため、かならず目元専用のリムーバーを使いましょう。
あるいは、お湯でオフできるマスカラに切り替えてみるのも選択肢です。いわゆる「お湯落ちマスカラ」とよばれるフィルムタイプのマスカラは、コットンやタオルにお湯を目元にしばらく置いてふやかしてから軽く拭き取る、または洗い流すと、こすらなくてもするんと落とせます。
ビューラー・コームなどのケアも大切!目元に使うものは常に清潔に

せっかくまつ毛をキレイに見せるために使っているビューラーやコームなどのツールも、使いっぱなしでは次に使う際に汚れがまたまつ毛に付着してしまい、まつ毛ダメージの原因になってしまいます。
使用後に軽く除菌ウェットティッシュで拭いておく、ビューラーのゴムを定期的に新しいものに付け替える、年に1回程度は本体自体を新しいものに交換するなど、ツールに気を配ることも大切です。
直接的なまつ毛ケアに、やっぱり「まつ毛美容液」は欠かせない

「まつ育」ともよばれるまつ毛ケアの代表的アイテムは、やはりまつ毛美容液。今あるまつ毛、これから育つまつ毛の直接的なケアとしては欠かせないものです。
さまざまなアイテムがありますが、肌の状態によって乾燥やかゆみなどが出てしまうこともあるため、自分に合うものを選んではじめは少量ずつ試しながら使うのがよいでしょう。
とくにまぶたが敏感な方は使用前に腕の内側などに試し塗りをして、自分の肌に会うか確認しておきましょう。マスカラタイプの美容液で、メイクに取り入れる使い方もおすすめです。
まつ毛美容液選びにおいては、成分だけでなく形状もポイントです。まつ毛の根元に塗りやすいブラシタイプ、根本にもまつ毛にも塗れるチップタイプ、まつ毛に塗りやすいスクリューブラシタイプなどさまざま形があるので、自分が使いやすいものを見つけてみてくださいね。
悩みが強い場合は「まつ毛貧毛症」の可能性も。眼科で治療薬の相談を

まつ毛が少ない・短い・細いといった悩みがとくに気になる場合は「まつ毛貧毛症」とよばれる症状である可能性も考えられます。この場合は、医療機関で治療をうけることができるため相談してみましょう。
処方薬には副作用があることもあるので、かならず医師の指示に従って使用するようにしてくださいね。
今すぐ理想のまつ毛を手に入れるなら、まつパ・まつエクに頼るのもアリ

大きなイベントや大切な予定の前、今すぐに理想のまつ毛を手に入れたい場合は、まつ毛パーマやまつ毛エクステに頼るのも一手です。
まつ毛パーマならカールをつけることで長く印象的なまつ毛に見せることができるのに加え、ビューラーなしでも常にキレイなカールが保てるため、毎日のメイクを時短ですませたい方にもおすすめ。まつ毛エクステなら長さだけでなくボリューム(本数)や色も調整することができるため、全体的な量や雰囲気など思い通りに仕上げたいときに有効です。
ただし、いずれも自まつ毛への負担はあるため、ケアもしっかり行なっていくことが重要になります。
この記事を書いた人

春日めぐみ
韓国コスメをはじめとするアジアコスメが大好きな30代。本業は美容とは全く縁のないものでしたが、趣味が高じてコスメコンシェルジュ・コスメライター資格を取得し、現在は韓国コスメライターとして活動中。
都内で16タイプパーソナルカラー診断・顔タイプ診断・骨格診断によるイメージコンサルティングも行っています。