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「肋骨締めトレーニング」で悩みを改善する方法をレクチャー!理想のスタイルをGETしよう
くびれができない、ダイエットしているのに理想のボディラインに近付けない…とお悩みの方は、肋骨の開きが原因かもしれません。肋骨を締めて正しい位置に整えることで、ウエストラインの引き締めや姿勢改善などの嬉しい効果が期待できます。
この記事では、肋骨締めトレーニングのメリットやタオル1本でできる簡単トレーニング方法、トレーニングする上で意識したい大切なポイントをご紹介します。
姿勢&スタイル改善におすすめの『肋骨締め』
肋骨締めトレーニングとは?

「肋骨締めトレーニング」とは、長時間のデスクワークや姿勢不良により開いてしまった肋骨を締めて、正しい位置に整えるトレーニング方法です。タオルを使って手軽に取り組めるので、忙しい毎日の隙間時間に簡単に行えます。
肋骨締めトレーニングを行うことで姿勢改善やくびれ作り、ダイエット効果が期待できます。
肋骨が開くのはなぜ?主な原因
(1)浅くて短い呼吸

肋骨は息を吸うことで開き、吐く時に元の位置に戻る構造となっています。長時間のデスクワークやスマホの使用時などで姿勢が悪い状態が続くと腹式呼吸がしづらくなるため、呼吸が浅くなる原因に。
しっかりと息を吐くことなく胸の前で浅い呼吸を繰り返していると、だんだん肋骨が開いていき、横隔膜の動きが悪くなってしまいます。
(2)猫背や反り腰などの姿勢不良

猫背の姿勢は頭が前に突き出し、肋骨の位置が下がって胸の位置が下向きの状態になってしまいます。これに伴い肋骨の位置が自然と下がってしまうため、肋骨の動きが悪くなります。また、反り腰は骨盤が歪み、肋骨が前に突き出す原因に。
肋骨は背骨と繋がっているので、背骨が歪んでしまうと肋骨が開いてしまったり、前に出っ張ったりしてしまう原因になります。
(3)インナーマッスルの筋力低下

身体全体を支えるインナーマッスルですが、筋力が衰えてしまうと肋骨や背骨を上手く支えられず、姿勢の悪さに繋がります。また正しい内臓の位置が保てず、代謝の低下や消化不良などの原因にも。
インナーマッスルや横隔膜を鍛えることで姿勢をキープしてくれるので、肋骨を正しい位置に戻してくれます。
あなたの肋骨は大丈夫?簡単セルフチェック

肋骨の開きをチェック
- 1.左右の肋骨の動きが確認できるよう、肋骨に手を当てる
- 2.大きく息を吸って、肋骨が開くのを確認する
- 3.今度は息を吐いて、肋骨が中心に向かって閉じるのを確認する
こちらのセルフチェックは、鏡の前に立ち、肋骨の動きがよく分かる状態で行うのがおすすめです。こちらのチェック方法で肋骨が閉じていく動きを感じられなかった場合は、肋骨が常に開いている状態かもしれません。
肋骨締めトレーニングのメリットは?
くびれのラインが整いやすくなる

肋骨が開いていると肋骨の最下部と骨盤の距離が短くなり、くびれができるスペースができにくい状態となってしまいます。寸胴体型であったり、アンダーバストが細くなりにくかったりする方は、このように肋骨の開きが原因といわれています。
肋骨締めトレーニングを行い、肋骨を元の位置に戻すことで自然とくびれができて、スタイルアップ効果が狙えますよ。
いい姿勢を維持できる

肋骨締めトレーニングを取り入れて、肋骨の位置を正しく戻すことで美しい姿勢をキープできるようになります。インナーマッスルや骨盤底筋の強化にも効果が期待でき、腰痛などのさまざまな不調の改善にも役立ってくれます。
また美しい姿勢は内臓の動きもよくなり代謝アップにも繋がるため、ダイエット効果も期待できるでしょう。
深い呼吸で代謝&めぐりを改善

セルフチェックを行った際に肋骨が開いていた方は、自分でも気が付かないうちに浅い呼吸を繰り返していたかもしれません。肋骨締めトレーニングを行い、肋骨を正しい位置に戻すことで深い呼吸が自然とできるようになります。
深い呼吸は血行をよくしてくれる効果があり、細胞が活発化されるため代謝アップに繋がるといわれています。また、エネルギー消費量も高まるため、痩せやすい体を作れますよ。
身体が疲れにくくなる

肋骨締めトレーニングを行い、肋骨を正しい位置に戻すことで、深い呼吸ができるようになります。深い呼吸は副交感神経を刺激しリラックスさせ、自律神経を整える効果も。さらに、疲労感を軽減させてくれるため、疲れにくい身体へと変化していきます。
また、肋骨締めトレーニングを行い正しい姿勢でいることは、骨や筋肉に余分な負荷をかけることがないため、腰痛や肩こりなどの不調改善にも役立つでしょう。