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インナードライ肌向けにおすすめの乳液8選~プチプラを中心にご紹介~
肌表面はベタつくのに乾燥も気になるインナードライ肌の方には、乳液でのお手入れがおすすめです。しかし、どのような乳液がインナードライに効果的なのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、インナードライ肌におすすめの乳液8選をご紹介します。インナードライにおすすめの乳液の選び方やお手入れのコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
インナードライってどんな肌?

インナードライとは、肌表面は皮脂でベタつきやすいのに、肌の内側(角層)が乾燥している状態のことです。主な原因として、紫外線や空調による乾燥、間違ったスキンケアなどによる肌の水分と油分のバランスの乱れがあげられます。
インナードライの肌は、一見皮脂でテカリやベタつきが出やすいため、うるおいが不足しているようには見えません。しかし、肌の内側(角層)の水分量が不足していることから、ベタつきと同時に、肌のカサつきやゴワつきを感じやすいのがインナードライの特徴です。
脂性(オイリー)肌も、同じく肌表面が皮脂でベタつきやすいですが、脂性(オイリー)肌の場合は、インナードライとは異なり、水分量は多い傾向にあります。
インナードライ肌に乳液は必要!効果・働きをチェック
乳液は水分と油分の両方を補えるアイテム

乳液は、乳化という技術を用いて、水分と油分を均一に混合したスキンケアアイテムです。水分と油分の両方が含まれているため、肌のうるおいバランスを整えてくれます。
油分が配合されている乳液は、化粧水と比べるとしっとりした仕上がりが特徴です。そのため、ベタつきが気になるインナードライの方は、乳液を避けてしまうことがあるかもしれません。
しかし、化粧水だけでは肌の水分をキープできず、内側(角層)の乾燥が進んでしまいます。その結果、乾燥を補うために皮脂が分泌されるといった悪循環に陥ってしまうこともあるので注意が必要です。インナードライを防ぐためには、スキンケアに乳液を取り入れて、肌の水分と油分のバランスを整えましょう。
乳液にはうるおいをキープする働きも

乳液には、与えた水分を保つことで、乾燥を防ぐ働きが期待できます。乳液に配合されている油分が肌表面に膜をつくり、化粧水などで与えた水分を閉じ込めてキープしてくれるのです。
インナードライのケアには、丁寧な保湿が欠かせません。乳液を上手に活用し、肌のうるおいをキープして、健やかな状態に整えましょう。
インナードライにおすすめの乳液の選び方
みずみずしいテクスチャーでベタつきにくい乳液を選ぶ

インナードライが気になる方には、みずみずしくサラッと仕上がる軽いテクスチャーの乳液がおすすめです。具体的に、同じ化粧水で「さっぱりタイプ」と「しっとりタイプ」の2種類が展開されている場合は、さっぱりタイプの乳液を選んでみましょう。
一般的に、乳液のテクスチャーと効果には明確な関係はないと言われています。ベタつきにくく、心地よく使える乳液を選び、継続して使用することがインナードライをケアするために重要なポイントです。
保湿成分やバリア機能をサポートする成分配合の乳液を選ぶ

インナードライは、肌の内側(角層)が乾燥しているため、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合されている乳液を選ぶのがおすすめです。
また、水分と油分のバランスが乱れやすいインナードライは、肌のバリア機能が低下していることもあります。セラミドやアミノ酸などのバリア機能をサポートする保湿成分や、肌に水分を保持する成分が配合されているかも、チェックしてみましょう。
肌荒れが気になる場合は、有効成分配合の医薬部外品を選ぶ

バリア機能が低下しやすいインナードライは、ベタつきやカサつきだけではなく、肌荒れにも悩みがちです。
インナードライをケアしながら、肌荒れを予防したい方は、有効成分が配合された医薬部外品の乳液を選ぶことをおすすめします。グリチルリチン酸ジカリウムやアラントインなどの肌荒れ予防の有効成分が配合された、医薬部外品の乳液を選んでみましょう。 医薬部外品の商品は、パッケージに「医薬部外品」と明記されているので確認してみてください。
インナードライにおすすめの乳液8選
【Curél】角層までうるおいを届け、外部刺激による肌荒れを防ぐ

「潤浸保湿 乳液」は、セラミド機能成分*やユーカリエキスといった保湿成分が配合されている乳液です。有効成分「アラントイン」も配合された医薬部外品で、肌荒れを防いで、健やかな肌印象に整えてくれます。
肌になじみやすく、しっとりしながらもベタつかない使い心地なので、インナードライ肌の方にも使いやすいのがうれしいポイントです。
* ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド(保湿成分)
【Curél (キュレル) 潤浸保湿 乳液[医薬部外品]】
2,090円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
【MINON AminoMoist】9種のアミノ酸*配合でバリア機能をサポート

「モイストチャージ ミルク」は、敏感肌や乾燥肌の方でも使いやすい保湿乳液です。とろんとしたテクスチャーは、濃厚なのに伸びがよく、ベタつかず肌になじんでうるおいを閉じ込めます。
外部刺激から肌を守るバリア機能をサポートしてくれる9種の保潤アミノ酸*を配合。乾燥で肌がごわつきやすい方にもおすすめです。
* バリン、トレオニン、セリン、ロイシン、プロリン、ヒスチジン、グリシン、アラニン、アルギニン(すべて保湿成分)
【MINON AminoMoist(ミノン アミノモイスト) モイストチャージ ミルク】
【CareCera】8種の天然型セラミド*配合!ベタつかないのにしっとり

「高保湿先行バリア乳液」は、洗顔後すぐに使用する先行タイプの乳液です。8種の天然型セラミド*が配合されているため、肌のバリア機能に大切なうるおいを補います。
洗顔直後に使うことで、肌をうるおいでほぐしやわらげ、次に使うスキンケアの肌なじみをよくする働きも。さらに、高圧乳化技術の採用により、サラサラとベタつかないのに、しっとり感が続きます。肌の乾燥やバリア機能の低下が気になる方におすすめのアイテムです。
* ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6II、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミドEOS、カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシン(すべて保湿成分)
【ロート製薬 CareCera(ケアセラ) 高保湿先行バリア乳液】
1,870円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
【無印良品】天然由来成分*¹100%、アミノ酸*³やセラミド*⁴配合で健やかな肌印象に

「敏感肌用乳液 さっぱり」は、天然由来成分*¹100%にこだわってつくられた乳液です。保湿効果が期待できる3種の植物エキス*²と5種のアミノ酸*³、セラミド*⁴などが配合されていることから、みずみずしい印象の肌に導きます。
体調や季節で肌がゆらぎやすい方や、マスクなどの摩擦で肌荒れしやすい方にもおすすめのアイテムです。
*¹ 天然成分を化学的に反応させた成分を含みます
*² ユーカリ葉エキス、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス(すべて保湿成分)
*³ アラニン、アルギニン、グルタミンNa、セリン、プロリン(すべて保湿成分)
*⁴ セラミドNP(保湿成分)
【無印良品 敏感肌用乳液 さっぱり】
790円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
【Carté】有効成分ヘパリン類似物質HD*配合、肌のバランスを整える

「バランスケア 高保湿乳液」は、乾燥するのにベタつく肌のためにつくられた乳液です。うるおい構造にアプローチする有効成分である「ヘパリン類似物質HD*」が配合された医薬部外品で、肌にうるおいを与えることで、肌荒れを防ぎます。
みずみずしいテクスチャーで、肌をうるおいで包み込み、乾燥による毛穴を目立たなくする効果も期待できるアイテムです。また、ベタつかないのにしっとりうるおうオイルが厳選して配合されているので、心地よく伸びて、すべすべな肌印象に整えます。皮脂とうるおいのバランスを整えたい方におすすめです。
* ヘパリン類似物質
【Carté カルテHD バランスケア 高保湿乳液[医薬部外品]】
1,980円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
【TOUT VERT】セラミド類似成分*¹などを配合したサラサラな乳液

「ナノエマルジョン」はサラッとしたテクスチャーが魅力の乳液です。インナードライに着目して設計されたアイテムで、ナノサイズの粒子が素早く角層に浸透します。
セラミド類似成分*¹が贅沢に10%配合されている上、ナノカプセル化して浸透力*²を高めたヒト型セラミド*³や12種類のアミノ酸*⁴が配合されているため、乾燥悩みにもアプローチします。
乾燥を感じやすいインナードライ肌の方におすすめのアイテムです。
*¹ ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)(すべて保湿成分)
*² 角層まで
*³ セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP(すべて保湿成分)
*⁴ PCA、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン(すべて保湿成分)
【TOUT VERT(トゥヴェール) ナノエマルジョン】
3,060円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
【IPSA】カサつきと脂っぽさの両方を感じる肌のための乳液

「ME 3」は、一人ひとりの肌に合わせた美しさを引き出す「MEシリーズ」の乳液で、部分的にカサつきや脂っぽさを感じる肌におすすめのアイテムです。独自成分である「OX-ME成分α*¹」が、肌をうるおいで満たし、ハリのある明るい印象の肌に導きます。
さらに、美白*²有効成分として「m-トラネキサム酸*³」、肌荒れ防止有効成分として「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合。美白*²と肌荒れ予防の効果も期待できる医薬部外品なので、複数の肌悩みを効率的にケアしたい方におすすめです。
*¹ ヒオウギエキス、ハチミツ、グリセリン(すべて保湿成分)
*² メラニンの生成を抑えて、シミ・そばかすを防ぐ
*³ トラネキサム酸
【IPSA(イプサ) ME 3[医薬部外品]】
7,150円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
【ALBION】洗顔直後の乳液でうるおいバランスを整える

「フラルネ フルリファイン M」は、クリアな印象の肌に導いてくれる乳液です。洗顔直後に使用する乳液先行型で、洗いたての肌にうるおいを届けることにより、角層のうるおいバランスを整えます。
とろけるように伸び広がるまろやかなテクスチャーで、きめ細かくしっとりしなやかな肌を叶えるアイテムです。インナードライが気になる方はもちろん、普通肌や脂性(オイリー)肌の方にもおすすめします。
【ALBION(アルビオン) フラルネ フルリファイン ミルク M】
110g 3,300円(税込)/ 200g 5,500円(税込) 編集部調べ
2025年4月10日時点
乳液でインナードライをケアして、うるおい肌を叶えよう
肌表面は皮脂でベタつきやすいのに、内側(角層)は乾燥しがちなインナードライ肌。お手入れのポイントは、乳液を上手に使いこなして、肌の水分と油分のバランスを整えることです。
インナードライ肌向けの乳液を選ぶ際は、ベタつきにくくみずみずしくサラッと仕上がるテクスチャーや保湿成分の種類などに注目してみましょう。また、インナードライ肌の方は、バリア機能が低下して肌荒れに悩んでしまうこともあります。そんなときは、肌荒れ予防の有効成分が配合された乳液もおすすめです。
ぜひこの記事も参考に、ご自身の肌に合う乳液を手に入れて、ベタつきやカサつきが気にならない健やかな印象の肌を叶えてみてくださいね。