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太ってないのに二重アゴになってしまう原因とは?フェイスラインをすっきりさせる方法や予防策をチェック
「そんなに太ってないのに、なんだか二重アゴになっている気がする」と感じたことはありますか?太っていると二重アゴになりやすいイメージがありますが、実は生活習慣や骨格の影響により太ってないのに二重アゴになることもあるのです。今回は太ってないのに二重アゴになる女性の5つの原因を解説します。
また、余分な脂肪を溜め込まず、フェイスラインをすっきりさせる方法や二重アゴを予防するポイントをご紹介します。
太ってないのに二重アゴになる5つの原因とは?
年齢を重ねた影響によるたるみ

太ってないのに二重アゴが気になる理由の1つには、年齢を重ねた影響によるものがあげられます。年齢を重ねるとトレーニングをしていない限り、身体の筋肉は衰えやすくなります。それは顔の筋肉も同じで、表情筋が衰えると皮膚がたるみ、下に下がる原因に。その結果、二重アゴができてしまうのです。
さらに筋肉の衰えだけでなく、女性は年齢を重ねるとコラーゲンが減少し、ハリや弾力が失われやすくなります。そうなると皮膚はたるみ、二重アゴができやすくなります。
姿勢が悪い

姿勢の悪さも太ってないのに二重アゴになる原因の1つです。とくにスマホを見ることがきっかけで起こるストレートネック(スマホ首)は、頭痛や肩こりの原因になるだけでなく、二重アゴにもなりやすくなります。
本来首はS字カーブを描いていて、バランスをとりながら頭を支えていますが、ストレートネックになると、頭が前に出た状態になります。頭が前に出てしまうと首回りの筋肉が緩み、二重アゴになりやすいのです。
顔全体のむくみによるもの

顔がむくんで大きくなったように感じた経験はありませんか?顔全体がむくむと二重アゴになったように感じることがあるので、太ってないのに二重アゴに悩む女性の場合、顔のむくみが原因の可能性もあります。
ただ、顔がむくむときは何らかの原因があります。前日に暴飲暴食をして、水分や塩分を摂り過ぎているとむくみが生じやすくなりますし、運動不足の女性も注意が必要です。自身の生活を振り返るのがむくみ予防の近道となります。
骨格の影響によるもの

二重アゴは太っているとなりやすいイメージがありますが、その人がもともと持っている身体の特徴、骨格が原因で二重アゴが目立ちやすいケースもあります。それは、アゴが小さい人の場合です。
アゴが小さいと、首やアゴの周辺に皮膚が集まりやすく、もたついて二重アゴが目立ちます。またアゴが小さいことで皮膚がたるみやすい傾向にあり、ますます二重アゴが目立ってしまうのです。
口呼吸が癖になっている

口呼吸が癖になっている人は、太っていなくても二重アゴになりやすいので注意が必要です。口呼吸をすると、首とアゴの距離が短い状態になります。つまり、アゴが小さい人と同様に、二重アゴが目立ちやすくなるのです。
また、口呼吸によって口周辺の筋肉が衰えやすくなるため、ますますもたついた印象になってしまいます。口呼吸は二重アゴの原因となるだけでなく、ウイルス感染のリスクが高まったり、歯のかみ合わせが悪くなったりするので、意識して鼻呼吸を行うようにすることが大切です。
【セルフケア・運動編】太ってないのに二重アゴを引き締める方法
表情筋のトレーニング

太ってないのに二重アゴが気になるのなら、表情筋にアプローチして余分な皮下脂肪を引き締めましょう。表情筋は感情を表現するときや、会話や食事においても使っている筋肉です。年齢を重ねることだけでなく、人と話す機会が少ない女性も衰えている可能性があるので、注意しましょう。
簡単な表情筋トレーニングとしては、口角や頬を上げるトレーニングや風船のように頬を膨らませたり萎ませたりするトレーニングがあります。生活の中に取り入れやすい方法で、筋肉へアプローチしていきましょう。
姿勢の改善

太ってないのに二重アゴになりやすい人の原因として、姿勢の悪さがあります。つまり、姿勢の改善をすることで、二重アゴを回避できる可能性があるのです。猫背になっていると感じたら、スッと背筋を伸ばすようにしてください。
さらに、スマホを見るときの姿勢に気をつけてみましょう。スマホを触っているとき、顔が下を向いていませんか?スマホは目線の高さまで持ち上げて使うようにすることで、二重アゴ予防になりますよ。
口を大きく動かして筋トレをする

顔のたるみやむくみは二重アゴの原因となるため、回避するために口を大きく動かすことが効果的です。口を大きく動かすと、口輪筋という筋肉にアプローチできます。
「うーいー」と口の形を縦横と動かしたり、お笑い番組や動画を見ながら声に出して大きく笑ったりすると、口周りの筋肉が動きやすいのでおすすめです。こうした「ながらトレーニング」で二重アゴ予防になるので、日頃から口元の筋肉を意識するようにしましょう。
フェイスマッサージを行う

太ってないのに二重アゴが気になり解消したい場合には、フェイスマッサージも有効です。とくに顎下や鎖骨のリンパ節がつまると、老廃物が溜まりやすい状態になります。その結果、むくみや二重アゴに繋がってしまうのです。
フェイスラインに沿って耳下腺のリンパに向かって老廃物を流すようにマッサージしたり、鎖骨をチョキの手で挟んで、中央から肩へさすってリンパの流れを整えたりしましょう。流れを整えることで、むくみがすっきりし小顔効果も期待できますよ。また、マッサージをするとき、強くさするとシワの原因になるため、力加減に注意しましょう。
首のストレッチも効果的

首のストレッチは首回りをゆるめ、余分な老廃物の流れを整えるとともに、たるんだ顎下へアプローチし、ストレートネック改善にも役立ちます。
【首のストレッチ方法】
- 1.姿勢を正した状態で、首を斜め前に倒し手でぐーっと引っ張りながら伸ばします。首の後ろが伸びていればOKです。
- 2.1を左右行ったあと、上を見上げるように首の前側を伸ばします。気持ちいい程度で行うのがポイントです。
スマホやPC作業の合間に取り入れてみてください。隙間時間に毎日続けることで、太ってないのに二重アゴになってしまうのを予防できますよ。
たるみ予防のスキンケアの投入

太ってないのに二重アゴになる原因には、顔のたるみが影響します。そのため、顔を引き締める運動にプラスして、たるみ予防のスキンケアも投入しましょう。ハリ・弾力の基本となるコラーゲンを中心に、レチノールやセラミドなどが入ったアイテムを選ぶのがおすすめです。
また、スキンケアの投入のほか、毎日の紫外線ケアも忘れずに行いましょう。なぜなら、紫外線の影響でハリのもととなるコラーゲンが分解されやすくなるからです。肌のコラーゲン維持のためにも、1年を通じて紫外線対策を怠らないようにしましょう。
シェーディングを活用し目立たなくする

太ってない場合、セルフケアでの二重アゴ引き締めは効果が出るまでに時間がかかります。効果が出るまでは、メイクでシェーディングを活用してフェイスラインをすっきりと見せるのがおすすめです。
シェーディングを入れるのは難しいと思っている女性も多いですが、実はとっても簡単。アゴの裏にシェーディングをいれ、内側に向かってぼかすだけです。スティックタイプを使うと狙った部分にシェーディングを入れやすいですよ。