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黒髪を染めるときのポイントとは?綺麗をキープするコツを知って透明感ヘアをGETしよう
初めてヘアカラーをする方や、過去に黒染めをしてそろそろ明るくしたいと思っている方は、おしゃれなカラーに染められるかどうか疑問を持つ方も多いはず。
そこで今回は、黒髪から染める場合の注意点やブリーチの必要性、黒髪から染める際におすすめのヘアカラーをご紹介します。綺麗な髪色を保つためのヘアケア方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
黒髪から透明感のあるカラーに染められる?

ヘアカラーは簡単にイメチェンができて、おしゃれに垢抜けられます。しかし初めてヘアカラーをする方や、就職活動などの事情があって黒染めをした方は、おしゃれなヘアカラーに染められるかどうか心配ですよね。
まずは黒髪から染める場合の注意点を、初めてのヘアカラーの方と黒染め経験ありの方それぞれに解説します。
黒髪から染める場合の注意点

黒髪を染めると一口に言っても、カラーリング経験のない「地毛」から染める場合と、過去に「黒染め」をした経験があり、そこから黒以外のカラーに染める場合とでは染まり方に違いがあります。こちらではまず、2つのパターンに分けてカラーリングする場合の注意点を確認しましょう。
地毛から染める場合(初めてのヘアカラー)

初めて黒髪から染める際はカラー選びに心が躍ってしまいがちですが、まず気を付けたいのがヘアカラーによるアレルギー反応。アレルギー反応の有無を調べるために、パッチテストを必ず行いましょう。とくにこれまでアレルギー反応を起こしたことがない方でも、注意が必要です。
場合によっては、アナフィラキシーショックを起こしてしまう可能性もあるため、必ずカラー前にはパッチテストを行うようにしましょう。
髪を染める48時間前(2日前)に行うことが基本で、ヘアカラーのテスト剤を腕の内側に薄く塗って、かゆみなどの皮膚の異常が無いかを確認します。もしパッチテストを行い、皮膚に異常を感じた場合は、ヘアカラーは中止するようにしましょう。
黒染め経験ありの場合

黒染めの薬剤は他のカラーの色味よりも濃いため、その後にヘアカラーをした場合は染まりにくくなったり、希望する色味が出なかったりすることがあります。一度黒染めをしてしまうと1年ほど経っても染料が残っている可能性があるため、美容院でヘアカラーをする際には必ず「黒染め経験があること」を伝えましょう。
また、黒染めした状態から明るいカラーに染める場合にはブリーチなどの強い薬剤が必要になることもあるため、髪に大きなダメージを与える可能性があります。なるべく髪へのダメージを抑えたい方は、まずは暗めのブラウン、次回は少し明るめのブラウン…というように段階を踏んで、少しずつ明るくしていきましょう。
黒髪から染める場合はブリーチが必要?

雑誌やSNSできれいに発色したヘアカラーを見ると、黒髪からカラーリングしても綺麗に染まるのか、ブリーチは必要なのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか?ここからは初めて地毛をカラーリングをする場合と、黒染め経験がある場合のブリーチが必要か否かについて解説します。
ブリーチが必要か否か悩んでいる方は、自分の状況に当てはめてブリーチをするか否かの参考にしてくださいね。
地毛から染める場合(初めてのヘアカラー)

ヘアカラー選びをする際に、よく見かけるブリーチ。黒髪から初めて染める際は、ブリーチを必ずするべきなの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ブリーチをしなくても透明感のあるヘアカラーに仕上げることは可能です。ブリーチとは、薬剤を使用して元々の髪の色素を脱色させるというもの。
ブリーチをしてからヘアカラーをした方が発色がよくなり、トーンの明るい髪色を叶えることもできます。またカラー剤と組み合わせて染めることで透明感を出したり、理想の髪色に近づけやすくなったりと、よりヘアカラーを楽しめますよ。
ただ、ブリーチは刺激が強い薬剤を使用するため髪へのダメージが大きく、パサつきやすくなるためその後はヘアケアにしっかり取り組む必要があります。ブリーチをするかどうかの判断は、美容師さんとよく相談してから決めるようにしましょう。
黒染め経験ありの場合

黒染めをした後だけど、髪を明るくしたいという方もいるかと思います。黒染めした後にブリーチをして髪を明るくすることはできますが、色が上手く抜けなかったり、髪や頭皮に大きなダメージを与えたりする可能性があります。
また黒染めの染料は赤系の色素でできているため、ブリーチをした後に赤やオレンジ色が残ってしまうことも。そのため、ブリーチをしたとしても希望通りの髪色に染められない可能性があるので注意しましょう。
黒染めをした後に髪を染める場合は、ダメージを最小限に抑えるためになるべく髪にやさしいカラー剤で染めるなど、カラーする方法を慎重に決めましょう。
ヘアカラーの基本をチェック!ヘアカラートーンと各カラーの特徴
ヘアカラーの「トーン」とは?

ヘアカラーの明るさは「トーン」という単位を使って表します。カラートーンは1~20まであり、数値が低いほど暗い色、数値が高いほどに明るい色を表します。
日本人の平均的な黒髪(地毛)は5~7トーン、ブリーチありで明るくする場合は15トーン以上明るくできるとされています。8トーン以上になると、ヘアカラーをした雰囲気が出せる明るさとなりますので参考にしてみてください。学校や職場の規定などによりあまり明るくできない場合は、カラートーンの数値を目安にヘアカラー選びをしましょう。
ブラウン系カラーの特徴とは?

ブラウン系カラーは肌に馴染みやすく、イエベ・ブルベ問わず似合いやすいヘアカラーです。柔らかな印象を与えてくれるため、黒髪からの垢抜けをしたい方や、初めて髪を染める方にもぴったりですよ。ブリーチなしの場合はどうしても明るさは限られてきますが、深く落ち着いた暗髪になりますので大人っぽく見せたい方におすすめです。
ブリーチなしのヘアカラーでも、透明感が出せて肌が綺麗に見えるモカブラウンやアッシュブラウン、ココアブラウンなどたくさんの種類がありますのでチェックしてみてください。
ブリーチありの場合は明るめミルクティーブラウンなど、より選択肢が広がりますのでハイトーンカラーが気になる方は美容師さんに相談してみましょう。
ベージュ系カラーの特徴とは?

ベージュ系ヘアカラーは、柔らかさや透明感がある色味が特徴です。簡単に垢抜けられるヘアカラーとしても人気なので、初めて髪を染める方にもおすすめですよ。ベージュ系カラーとして人気なのはミルクティーベージュ。こちらはブリーチなしの場合は暗髪で、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ブリーチありの場合は、ハイトーン特有の透明感のある色味を楽しめますよ。その他にもくすみがかかったようなフォギーベージュ、マロンベージュなどさまざまな種類がありますので、ベージュ系カラーが気になる方はぜひチェックしてみてください。
ピンク系カラーの特徴とは?

女性らしさや可愛らしい雰囲気を作ってくれるピンク系は、肌馴染みがよいカラーのためパーソナルカラー問わず似合いやすいカラーです。一口にピンク系カラーといっても、コーラルピンクやローズピンクなどさまざまな色味があるため、自分に合ったヘアカラーをチョイスしましょう。
ブリーチあり、なしのどちらでも楽しめますが、ブリーチなしの場合は落ち着いた印象に仕上がります。一方でブリーチありの場合は色味の幅が広がりますので、ピンクラベンダーやチェリーピンクなどのハイトーンカラーで個性を演出するのもおすすめです。
グレー系カラーの特徴とは?

少しくすみがかった色合いのグレー系は、透明感あるおしゃれな印象を作ってくれます。アッシュ系やブラウン系などさまざまなカラーとの組み合わせを楽しめるので、カラーバリエーション豊富なところが魅力。
ブリーチなしで染められるダークグレーは、黒髪よりも少しトーンアップして洗練された印象にしてくれます。大人で落ち着いた雰囲気にしたい方におすすめですよ。
ブリーチありならハイトーングレージュ、ラベンダーグレーなど、明るめカラーも楽しめます。ハイトーンカラーは派手な雰囲気になりがちですが、グレーを合わせることで落ち着いたトーンに仕上がりますよ。
オリーブ系カラーの特徴とは?

オリーブ系カラーは、オリーブの実のようにくすんだ緑色が感じられる色合いです。髪の赤みを抑えてくれるため、赤系カラーが苦手な方や、透明感のある髪色にしたい方におすすめです。
ブリーチあり、なしに関わらず楽しめるカラーで、おしゃれでこなれた印象にしてくれますよ。ブリーチなしの場合でも暗めのオリーブベージュやオリーブブラウンで、ナチュラルに垢抜けが可能です。髪色をより明るくしたい、緑色を強く出したい方はブリーチありのオリーブグリーンがおすすめです。