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【リップの種類】アイテム別の特徴や違いを知って、いつものメイクをアップデート!
一言でリップといっても、リップスティックやティントリップなどさまざまな種類があります。そして、種類だけでなくツヤやマットのような質感にも違いがあります。
今回はそんなリップの種類を徹底解説!アイテム別の特徴や違いを紹介するので、自分に合ったリップメイクを取り入れる際の参考にしてみてください。
雰囲気が変わる!リップメイクをするメリットとは?
顔色がよく見える

リップクリームを塗るだけではなく、きちんとリップメイクをすることで、顔色をよく見せる効果があります。赤ちゃんの唇は素の状態でもふっくらとして血色のよいピンク色をしていますよね。
この状態を保てるとよいのですが、年齢を重ねると唇の血色感は失われていきます。血色感のない唇は元気がないように見えるため、しっかりとリップメイクをすることでいきいきとした印象を目指せます。
第一印象がよくなる

口角が下がっていたり、唇がカサついて血色が悪かったりすると、マイナスな印象を与えやすくなってしまいます。リップアイテムで保湿をし、血色をよく見せ、口角を上げるようにメイクを工夫することで、第一印象をぐっとよくできますよ。
とくに口周りは影ができやすいため、コンシーラーで影を消し、リップペンシルで輪郭を整えると、印象が大きく変わります。第一印象をよりよくできるアイデアとして、リップメイクに気を配り工夫してみてくださいね。
唇の悩みをカバーできる

リップメイクは唇のさまざまな悩みをカバーすることに役立ちます。例えば、唇の質感です。ガサガサの唇でもリップクリームを塗り、つやのあるカラーを重ねれば、乾燥の目立たない美しい唇になります。
年齢を重ねて目立つ縦ジワやボリュームのなさも、リッププランパーでぷっくりさせられますよ。唇悩みはリップメイクで美しく見せられるので、自分にぴったりのアイテムと方法を取り入れて、よりきれいな唇を目指しましょう。
【保存版】リップの種類別特徴まとめ
発色のよさがウリ!口紅(リップスティック)

昔ながらの定番のリップメイクアイテムといえば、口紅です。口紅の質感にも種類があり、マットやツヤ、シアーなどそれぞれの質感によってメイクの仕上がりの印象はガラリと変わります。また、一般的に口紅は発色がよいとされているため、リップをメインとしたメイクを楽しみたいときには口紅がとくにおすすめです。
口紅の質感別イメージ
質感 | 特徴・イメージ |
---|---|
マット・セミマット | ・しっかりとリップの色味が出やすい ・きちんと感が出やすい ・クールやモードな雰囲気のメイクにぴったり |
ツヤ | ・ふっくらとした唇に仕上げたいときにおすすめ ・華やかでフェミニンな印象 ・はっきりしたカラーでも強い印象になりすぎない |
シアー | ・ナチュラルで透明感のある仕上がり ・「色付きリップクリーム」の延長のように使える ・はっきりとした発色が苦手な人におすすめ |
色持ちが持続!リップティント

色持ちのよさを重視するならばリップティントがおすすめ。ティントは染めるという意味で、唇を染め上げるのが特徴です。口紅には顔料が配合されていますが、リップティントにはさらに粒子の細かい染料が配合されています。粒子が細かいことから唇の皮膚に入り込みやすく、落ちにくいという点には注意が必要です。
唇に色素が残っても、肌のターンオーバーにより徐々に薄れてはいきますが、リップティントを使用したときはポイントメイク用のクレンジング剤で落とすことをおすすめします。
発色&うるおいならリキッドルージュ

リキッドルージュは口紅とリップグロスを掛け合わせたような特徴があります。しっかりと発色しつつ、うるおいのあるふっくらとした唇に仕上がるため、口紅にグロスを重ね付けといった工程を1つのアイテムでできますよ。
また、ツヤタイプ以外にもマットタイプや、うるおいを維持しつつふんわりとしたマット質感を演出するスフレタイプなど、さまざまなタイプがあるので、自分にぴったりのアイテムを見つけてみてください。
ツヤがほしいならリップグロス

うるおいのあるふっくらとしたリップメイクに欠かせないリップグロス。リップグロスでふっくらと立体感のある形の唇を作ることで、顔にメリハリが出るので目鼻立ちをくっきりと見せる効果が期待できます。
リップグロスには色付きタイプ、クリアタイプがあります。色付きタイプは口紅などで唇にベースの色を塗らなくても、一つのアイテムでボリューム感のあるうるおったリップメイクが可能です。
クリアタイプは口紅などで好きな色を塗った後、ボリューム感とツヤをプラスするアイテムとして活躍します。または、唇の色をそのまま生かしたリップメイクの場合、リップクリームで唇を保湿した後、クリアタイプのリップグロスのみ使用すればナチュラルなうるおいリップメイクの完成です。
ケアとツヤを両立できるリップオイル

リップオイルとは美容成分オイルをベースとしたリップアイテムです。美容成分オイルがベースとなっていることから、唇のケアをしながらふっくらとしてうるおったリップメイクができます。
色味はクリアタイプのものから、カラータイプまでさまざま。質感はさらっとしたものや、こっくりとしたものなど多様にあるため、自分好みの塗り心地で選んだり、季節によって選んだりするのがおすすめです。アイテムによってはナイトケアとして就寝前に使用できるものもあります。
ふっくらボリュームをプラス!リッププランパー

リッププランパーの「プランプ」とは「膨らんだ」という意味です。保湿成分や美容成分を含むリップアイテムで、縦ジワが目立たないうるおいのあるふっくらとした唇に整えます。
リッププランパーには唇にボリュームを持たせる成分として唐辛子の辛み成分カプサイシンが含まれているものも多いです。カプサイシンの刺激によって唇をふっくらとさせ、ボリュームのあるリップメイクが叶います。
ピリピリとした刺激が苦手な方は、カプサイシン成分の入っていないものを選ぶようにしましょう。商品によって刺激の強さが異なるので、実際にテスターで試したり、口コミを参考にしたりして使いやすいものを選んでください。
唇の保湿に!リップクリーム・リップバーム

リップメイクの土台となる唇を整える役割を担うリップクリームやリップバーム。2つに明確な線引きはありませんが、日本ではより油分の多い方をリップバームと呼んでいます。
リップバームの特徴は、リップクリームよりも油分が多く、粘り気のあるテクスチャーです。容器はジャータイプのものが多くみられます。一方のリップクリームはリップバームよりも固めのテクスチャーで、スティックタイプのものです。
色はクリアタイプのものや色付きタイプのものもあり、カラータイプはシアー質感でナチュラルな血色感のあるリップメイクに仕上がります。
【まとめ】リップの特徴チャート

ここまでご紹介したリップアイテムの種類をチャートで整理しました。リップを購入するとき、どのアイテムを選んだらいいの?と迷ったときなどに、ぜひ参考にしてくださいね。

チャートの配置は相対的に見て判断したものです。ブランドや商品ごとに異なる場合もあるので、購入の際はテスターや口コミなどを参考にして選ぶことをおすすめします。