
出典:adobestock
【リップの種類】アイテム別の特徴や違いを知って、いつものメイクをアップデート!
一言でリップといっても、リップスティックやティントリップなどさまざまな種類があります。そして、種類だけでなくツヤやマットのような質感にも違いがあります。
今回はそんなリップの種類を徹底解説!アイテム別の特徴や違いを紹介するので、自分に合ったリップメイクを取り入れる際の参考にしてみてください。
仕上がりが変わる!リップのテクスチャーの違いとは?

リップのテクスチャーはメイクの印象を左右し、統一感を持たせるポイントの1つです。また、TPOに合ったメイクをするためにも、テクスチャー選びは大切です。テクスチャーの違いを知ることできれいな統一感のあるメイクに仕上げるだけではなく、マナーに即したメイクができます。
ここからはリップのテクスチャーの特徴と、塗る際のポイントなどを解説します。
リップの質感その1:ツヤ

ツヤ質感はふっくらとうるおいのあるリップメイクにおすすめです。グロスやリップオイルの濡れたような質感とは違った、やわらかさを演出できます。
仕上がりや塗り心地はマット質感に比べてしっとりとしていますが、ベースとしてリップバームやリップクリーム、リップ専用下地などで保湿するとより乾燥しにくく、唇の縦ジワが目立ちにくくなるのでおすすめです。
リップの質感その2:マット

マット質感は発色がよく、キリッとしたクールなイメージに仕上がります。うるおい成分を配合したアイテムも多いですが、唇表面をなめらかにして縦ジワを目立ちにくくし、アイテムの持ちをよくするためにもリップ下地は必須です。
リップメイクをメインにしたい、または強めなイメージのメイクに仕上げたい場合は直塗りやリップブラシでしっかりとのせるのがおすすめ。
マットリップをナチュラルに取り入れたい場合は、以下2つの方法ならパキッとした発色を避け、ふわっと唇を色づけられます。
マットリップのナチュラルな塗り方①

【塗り方 1】
- 1.リップクリームやリップ下地で唇を整える
- 2.指に直接、マットリップをとる
- 3.ポンポンと軽く叩くように、下唇の中心から外側に向かって広げる
- 4.色味が足りないようであれば、マットリップを少量指にとり、上唇にも3同様に塗って完成
はじめに指にとる量が多すぎると、後で濃さを調整しにくくなるため、軽くリップが指の触れる程度でOKです。使う指は唇に触れる面積の少ない薬指や小指などが塗りやすいですよ。
マットリップのナチュラルな塗り方②

【塗り方2】
- 1.リップクリームやリップ下地で唇を整える
- 2.下唇の中心、内側の狭い範囲にマットリップを直接塗る
- 3.リップブラシではない、小さめのメイクブラシ(アイシャドウブラシなど)で、2で塗ったマットリップを外側に向かってぼかす
- 4.上唇も2同様にマットリップを塗り、3のようにメイクブラシでぼかして完成
ポイントは3つ目のステップでリップブラシではなく、アイシャドウブラシなどふんわりとした肌触りの小さいメイクブラシでリップをぼかすこと。ぼかすときは毛先でなでるように力を入れず、優しくリップラインに向かってぼかしましょう。
リップの質感その3:シアー

シアー質感のリップは、色付きのリップクリームやリップバームの延長という感覚で取り入れられます。ナチュラルな血色感とうるおいのあるリップメイクが叶うので、濃いリップメイクが苦手な方や、他のパーツにポイントを置いたメイクをするときにも取り入れやすいでしょう。
マットやツヤ質感のリップでは色味がはっきり出すぎて挑戦しにくい赤やベリー系カラーなども、シアー質感なら透け感のあるナチュラルな色味になるので、取り入れやすくなりますよ。
リップの質感その4:グリッター・ラメ

グリッターやラメタイプは、デートやパーティーといったシーンで活躍します。グリッターやラメ入りのリップを選ぶときは、リップの質感だけではなくグリッターやラメの色や粒子の大きさにも注目してみましょう。
グリッターやラメの粒子が大きい場合、キラキラ感が目立つので華やかなパーティーなどイベントの際に取り入れるのがおすすめ。粒子が細かい場合、ベースのリップカラーの色に関わらず上品な煌めきを演出してくれるので、デートにもぴったりです。
リップアイテムを使い分ける必要と使い分けによるメリットとは?
TPOに沿ったメイクにするため

リップアイテムは1つあればよいと思うかもしれませんが、TPOに合わせて服装を変えるように、メイクも着替えるのが望ましいです。リップメイクは顔の印象を左右するパーツなので、カチッとした場面やパーティーシーン、ゆるっとしたナチュラルな場所など、TPOに合わせたメイクをするようにしましょう。
メイクのイメージを統一しやすくする

リップアイテムを使い分けることにより、メイクのイメージが統一しやすくなります。例えば、きっちりとしたオフィスメイクにグロスでぽってりさせた唇はミスマッチ。きっちりメイクにはマットリップの方がバランスをとりやすくなります。
また、ナチュラルメイクのときにパキッと発色のよいリップも浮いてしまう原因に。シアーな発色でやわらかく仕上げる方がまとまりのあるメイクに仕上がります。このように、リップはメイクのイメージを左右するため、アイテムの使い分けが重要になります。
メイクによるイメージの変化を楽しめる

リップアイテムを使い分けることで、イメージチェンジを楽しめます。アイメイクを変えるといつもと印象が違うと感じるように、リップも普段ツヤ系を使っている人がマットを使うだけで、簡単に雰囲気が変わるのです。
メイクのマンネリ感が気になるとき、いきなりメイクをガラリと変えるのに抵抗がある人でも、塗るリップを変えるだけなら比較的簡単ですよね。リップアイテムを使い分けることで、新しい自分の魅力に出会えるチャンスが増えますよ。