初めてリップアイテムを使うなら、スティックタイプがおすすめ。するすると塗りやすく、リップクリームのようななめらかな塗り心地のものが使いやすいでしょう。リップスティック一つとっても、ツヤタイプやマットタイプ、シアーなものと質感が異なります。

色の濃さを調整するのが難しそうだなと思う部分は、透け感が特徴のシアータイプを選ぶと失敗しにくいのでおすすめです。

デートの際に使うリップアイテムであれば、女性らしいうるおった唇を強調するために、ツヤ感のあるものを使うのがおすすめ。

きれいめなファッションならツヤ質感の口紅やリキッドルージュ、ボリューム感のあるふっくらとした唇にしたい場合はグロスやリッププランパーがぴったりです。ツヤ質感のあるリップはしっとりとした付け心地ですが、リップアイテムを塗る前はリップ下地などで唇を整えるようにすると、より持ちがよくなりますよ。

会食のような、なかなかメイク直しができないシーンでは、リップティントが活躍します。会社の人との会食なら上品なマットタイプできちんと感を演出、女子会ならおしゃれに差をつけるグリッターもおすすめです。

ティントリップは唇にしっかりとフィットするので、食事をしても血色が失われないのがメリット。ティントリップで血色感を維持し、相手へよい印象をキープしましょう。

ナチュラルメイクに合わせるリップの種類は、美容成分で唇をケアしながら血色感のあるぷっくりとした唇を演出してくれるリップオイルがおすすめです。

ナチュラルメイクに取り入れるのはもちろん、近所へお買い物に行くときなど、簡単なメイクで済ませたいという場合にもぴったりです。色付きのリップオイルなら、唇にナチュラルな血色感を持たせて顔色を明るくしてくれるうえ、変に浮きにくいので1つ持っていると重宝しますよ。

パーティーなどの華やかなシーンに合わせるなら、ツヤ質感でグリッター入りのリップがおすすめです。グリッターのキラキラ感が華やかな雰囲気にマッチし、より気分を盛り上げます。ツヤ質感のリップはふっくらと立体感のある唇を演出し、女性らしいイメージをさらにアップします。

グリッター入りのリップを取り入れる場合、リップがメイクから浮いてしまわないように全体のメイクのバランスを見ながら取り入れるようにしましょう。

透明感のある印象を与えたいのであれば、シアーな質感のリップを選びましょう。しっかりと色がのるマットやツヤ質感のリップよりも透け感があるため、ふんわりやさしげな印象に仕上がります。カジュアルやナチュラルなファッションがお好きな方には、ファッションにもなじみやすいのでおすすめです。

自分に合うリップアイテム選びでは、使うシーンを考えることが大切です。使うシーンを考えると、おのずと使うアイテムが決まってくるためです。例えば、オフィスではラメやグリッターは控えて、ツヤやマット質感のものを使うなど、TPOをわきまえた選び方をするようにしましょう。

普段のメイクに合わせたリップを選ぶようにすると、自然と自分に合うものが選べます。ナチュラル系のメイクやファッションをすることが多い場合、はっきりと発色するマットリップを持っていても出番は少ないですよね。

いろんな種類と質感のリップを持っていると使い分けができて便利ですが、まずは普段の自分のメイクの雰囲気、またはファッションに合わせやすいリップの種類や質感のものを考えて、購入するとよいでしょう。

自分に似合う1本を見つけるにはリップの種類や質感も大事ですが、色も非常に重要です。似合わない色をつけてしまうと、一気に老けて見えたり、顔全体がくすんで見えたりします。

そのため、リップの色選びにはパーソナルカラーを参考にして選ぶようにすると失敗を防げますよ。イエベであれば黄みを感じる色味、ブルベであれば青み系を選ぶのがおすすめです。

唇は乾燥しやすいパーツなので、保湿成分が配合されているものを選ぶのがおすすめです。その際、保湿成分が入っているから大丈夫と考えるのではなく、実際に使っている方の口コミも参考にしてみましょう。

唇は肌と違って、乾燥肌、脂性肌のような分かりやすい分類はありませんが、使った方の唇の特徴が書いてある口コミは、使う際の疑似体験となり、自分が使うときのイメージがしやすくなるのでおすすめですよ。

リップにはさまざまな種類があり、それぞれ仕上がりや質感、イメージに違いがあります。リップの種類ごとの特徴や違いを知り、自分の好みやそのときのファッション、TPOなどに合わせて使い分けることによって、きれいに見えるだけではなく、周囲の人への配慮にも繋がるでしょう。

こちらの記事を参考に、まずは普段のメイクやファッションに合わせやすいリップを1本、見つけてみてはいかがでしょうか。新たな自分の魅力を発見できるはずですよ。