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【代謝は簡単にあがるの?】脂肪燃焼に効果的な生活習慣や代謝が低下する原因を知ろう
年齢を重ねるたびに身体の悩みが増える…そう感じている女性は多いでしょう。「徐々に体重が増えてきた」「年中手足が冷える」「朝スッキリ起きられない」等、以前はなかった不調に心当たりがあるなら、体内の基礎代謝が低下しているサインかも。
そこで今回は、代謝の働きが低下する原因と、日常で無理なく代謝を上げる方法をご紹介します。年齢や体質のせいと諦めたくない方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
代謝促進には適度な運動を!取り入れやすいトレーニングを紹介
代謝アップには大きな筋肉から!おすすめの筋トレ3種

トレーニングで代謝を上げる場合は、小さな細かい筋肉ではなく、大きな筋肉から鍛えることが大切。大きな筋肉が発達すると、強度の高いトレーニングも無理なくできるようになります。
そして、効率的な脂肪燃焼によってボディラインの変化に気が付きやすく、ダイエットに対するモチベーションを維持しやすくなるでしょう。
太ももとお尻の筋トレ「ワイドスクワット」

ワイドスクワットの方法
- ・両足を肩幅より大きく広げて、つま先を45度外側に向ける
- ・両手を胸の前で組むか後頭部で組んで固定し、姿勢を正す
- ・股関節からゆっくり腰を下ろし、膝が直角になったらゆっくり2に戻る
- ・2〜3の動作を10回行い、3セットを目安に繰り返す
両足を大きく広げて行うワイドスクワットは、下半身を支えるお尻から太ももの大きな筋肉を刺激できるトレーニング方法。足を広げることで内転筋や股関節にもアプローチできるため、効率よく鍛えられます。
上半身が前に倒れず、膝が内側に入らないように意識することがポイントです。
背中の筋トレ「バックエクステンション」

バックエクステンションの方法
- ・うつ伏せになり、両手を耳の後ろに添える、もしくは頭の後ろ側で組む
- ・両足を肩幅程度に開く
- ・息を吐きながら状態をゆっくり起こし、一番高い位置で2~3秒ほど止める
- ・息を吐きながら、ゆっくりと状態を下げる
- ・3〜4の動作を15回行い、3セットを目安に繰り返す
バックエクステンションは、主に脊柱起立筋や大臀筋鍛えられるトレーニング方法です。大きな筋肉を鍛えられることによって基礎代謝を上げやすくなり、脂肪燃焼や姿勢維持、すっきりとした背中だけでなく、ヒップアップ効果も期待できます。
腰を痛めないよう、呼吸に注意しながら1つ1つの動作で反動を使わずゆっくり行いましょう。
体幹の筋トレ「プランク」

プランクの方法
- ・うつ伏せの状態で、両肘とつま先を床につく
- ・肩の真下に肘をセットして、腹筋を意識する
- ・身体を床から離して、両肘とつま先の3点で身体を支える
- ・頭からかかとが一直線になるように姿勢を保つ
- ・呼吸をしながら30秒〜1分程度キープし、2〜3セットを目安に行う
プランクは主に腹直筋や腹斜筋、腹横筋というお腹周りの筋肉を刺激でき、背中や二の腕の筋肉にも同時に働きかけます。腹筋やインナーマッスルの強化に加え、全身を鍛えられる万能なトレーニング方法です。
息を吐き切っておへそをグッと内側へ引き込んだ状態で行うと、姿勢が安定してお腹周りにしっかり刺激が伝わります。
有酸素運動も合わせてさらに代謝アップ

有酸素運動は、呼吸をしながら全身の筋肉を動かすことで基礎代謝を上げられる方法。消費エネルギーを高め、脂肪燃焼促進の働きも期待できるため、ダイエットをするなら積極的に取り入れたいですよね。
帰宅時に1駅分歩く、ウィンドウショッピングをする等、日常生活で継続しやすいのも嬉しいポイント。体内の血流アップのために水などの飲み物もとり、よい循環を促進しましょう。
ストレッチでしなやかな筋肉に

筋肉の柔軟性を高め、体温や代謝を上げるストレッチは、ダイエット中に限らず毎日行いたい習慣です。日々の疲れをリセットし、スムーズな疲労回復を促すためにも適しています。
朝はラジオ体操のような、関節を動かしながら行う「動的ストレッチ」を、夜はポーズをキープしてじっくりと筋肉を伸ばす「静的ストレッチ」がおすすめですよ。
日常で代謝をあげる方法を取り入れ、太りにくいしなやかな体をつくろう
代謝を上げる方法には、日常で取り入れられる簡単なことから食事の見直し、トレーニングなどさまざまな方法があります。下がってしまった基礎代謝は、そのまま放置しても回復しないため、気がついたときに対策することが大切です。
この記事を参考に、代謝低下の原因や対処方法を探り、軽やかな身体を手に入れてくださいね。