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【ジェルネイルチップの作り方】必要な材料、初心者でも簡単にできるコツをレクチャー
短期間だけネイルを楽しみたい方には、付け外しができるネイルチップがおすすめです。ネイルチップはすでに完成しているものを購入することもできますが、材料を揃えて自分で作ることもできます。
本記事では、ネイルチップの作り方や初心者でも簡単に作れるコツを紹介するので、オリジナルのネイルチップを作りたい方はぜひ参考にしてください。
初心者でも簡単!ジェルで作るネイルチップを手順ごとに解説

ネイルチップは、材料を揃えれば自宅でも作成できます。作り方は、ネイルチップを自爪に合わせて整えて、ネイルアートがしやすいようにチップスタンドに固定します。
その後、通常のジェルネイルと同様に、ベースコート、カラージェル、トップコートの順番で重ねましょう。きれいに仕上げるにはムラができないように均一に塗るのがコツです。
自爪に合わせてネイルチップの形を整える

ここからは、初心者でも実践できるネイルチップの作り方を手順ごとに解説します。まずは、購入してきたネイルチップを自爪に合わせて形を整えましょう。やり方は、ネイルチップを自爪と重ねて、はみ出ているところをファイルで削ってください。
この時、一気に削ってしまうと自爪よりも小さくなってしまうため、削り過ぎないように注意してください。
次に、ジェルネイルの定着をよくするために、「サンディング」というネイルチップの表面をスポンジファイルで削る作業をします。すりガラスのような曇りができるのを目安に削っていきましょう。ネイルチップの種類によってはサンディング済みのタイプもあります。
使いやすいおすすめのネイルチップ
【Nail Map】丁度よい長さと自然なオーバル型で使いやすい
長すぎない長さで付けていても不便さを感じにくく、自然なショートオーバル型のネイルチップです。日本人の爪の形に合った緩やかなカーブでフィットしやすいのも付けやすさのポイント。10サイズから希望のサイズを選んで購入できます。
【Nail Map ショートオーバル/サイズ別 バラ売り】
220円(税込) 編集部調べ
2025年4月25日時点
【Sorara Beauty】優れた柔軟性の大容量ネイルチップ
現役ネイリスト監修の、本番用にはもちろんネイルの練習用にもおすすめの大容量ネイルチップ。優れた柔軟性と0.18mmの薄さで爪にフィットしやすく、付け心地が良いのもおすすめポイントです。形は3つから選べます。
【Sorara Beauty 1箱300枚入 フレキシブルチップ ジェルチップ】
1,280円(税込) 編集部調べ
2025年4月25日時点
チップスタンドにネイルチップを固定する

ネイルチップを自爪の形に整えたら、チップスタンドに固定しましょう。チップスタンドにしっかり固定をすることで、ネイルチップがぐらつくことなくネイルアートがしやすくなります。
貼り付け方は、チップスタンドに両面テープを付けてネイルチップの裏面に付けるようにしてください。固定したらネイルチップの表面に付いた汚れを落とすために、エタノールを含ませたキッチンペーパーで拭き取ります。
おすすめのネイルスタンド3選
【ネイルマニア】水面のようなデザインがディスプレイにぴったり
透明感のある水面をイメージさせるネイルチップスタンド。作成したネイルチップをおしゃれに飾っておくことができます。土台には凹凸がありますが、ネイルチップスタンドは1つずつ取り外せるため、安定した状態で作業が可能です。
【スクエア水面チップスタンド マグネットタイプ 5個セット】
1,100円(税込) 編集部調べ
2025年4月9日時点
【CoCoRo Nail】ネイルが引き立つシンプルデザイン
クリアカラーのシンプルなデザインの土台が使いやすいネイルチップスタンドです。チップを取り付ける軸部分はゴールドとシルバーから選ぶことができます。軸はマグネットで取り外しできるようになっているため、作業もしやすいです。価格も1,000円以下とお手頃なので、購入しやすいのも嬉しいですね。
【CoCoRo Nail マグネットチップスタンド】
715円(税込) 編集部調べ
2025年4月9日時点
【Nailtown】ころんとした厚みのあるデザインがポイント
お気に入りのデザインを1つずつディスプレイすることができる、シングルタイプのネイルチップスタンドです。土台は厚みがあり、ころんとかわいい印象。丸形と波型の2種類があり、軸はゴールドとシルバーの2種類から選べます。作成したネイルチップの内、お気に入りの1本を可愛くディスプレイしたいという人におすすめです。
【Nailtown アクリル製チップスタンド マグネットタイプ[ゴールド/シルバー] 全2種】
495円(税込) 編集部調べ
2025年4月9日時点
ベースコートを塗り、UVライトで硬化する

ネイルアートの準備ができたら、ネイルチップにベースコートを塗っていきましょう。自爪のネイルアートの手順と同様に、あらかじめベースコートを塗っておくことでカラージェルの持ちがよくなります。
ベースコートを塗る時には、表面だけでなくエッジ部分にもしっかり塗るのがコツです。ベースコートを全面に塗ったら、UVライトで硬化させます。
カラージェルでネイルアートを施し、UVライトで硬化する

UVライトでベースコートを硬化させたら、カラージェルを塗っていきます。この時、筆にカラージェルを少量ずつ付けて塗っていくのがコツです。筆圧が強すぎるとカラージェルが乗らないため、圧をかけすぎないように注意しましょう。
初心者のうちはムラができやすいですが、カラージェルの重ね塗りをしていけばムラが目立たないようになります。ジェルネイルは硬化前であれば何度でもやり直しがきくため、初心者のうちは根気強く挑戦してみてください。好みのデザインに仕上がったら、UVライトで硬化をしましょう。
トップコートを塗り、UVライトで硬化する

カラージェルを塗り終わったら、トップコートを重ねていきましょう。カラージェルの上からトップコートを塗ることで、表面が保護されてネイルの持ちがよくなります。
トップコートは、ムラができないように均一に塗るのがコツです。トップコートの種類によっては、ぷっくりとした仕上がりのタイプもあるので好みに応じて選びましょう。トップコートをきれいに塗れたら、UVライトで硬化します。
未硬化ジェルをふき取る

トップコートを硬化した後は、未硬化ジェルを拭き取りましょう。未硬化ジェルが付いている状態だと、表面が曇ってしまう可能性があります。仕上がりをきれいにするためにも、エタノールを含ませたコットンで拭き取りましょう。
ジェルを硬化させた後であれば、多少力を入れて拭き取っても剥がれる心配はありません。力を加えながら爪先までしっかり拭き取るのがコツです。
エッジ部分をファイリングして引っかかりを取り除く

未硬化ジェルを拭き取ったら、エッジ部分をスポンジファイルで削りましょう。ファイルで削ることで、はみ出てしまったカラージェルを削り落とすことができます。
初心者の方はカラージェルがはみ出してしまってエッジが凸凹になることもあるでしょう。そうした場合でも、ファイリングをすることでエッジをなめらかに整えられます。
ネイルチップの付け方をしっかり解説!

ここからはネイルチップの付け方のコツを解説するので、初心者は要チェックです。ネイルチップの付け方には、両面テープで付ける方法や粘着グミを使用する方法などがあります。いずれも自爪に貼り付けるだけなので付け外しは簡単です。
付け方は、ネイルチップを爪の根元に合わせて乗せて、上から圧をかけていきます。貼り付ける時は、空気が入らないように注意しましょう。グルーを使用する際も付け方は同様ですが、グルーの場合は乾くまでは指で押さえるようにしてください。
初心者がジェルネイルチップを上手に作るコツ
まずは簡単なデザインから挑戦する

ジェルネイル初心者は、いきなり難易度の高いデザインから挑戦すると挫折してしまいがちです。まずはジェルネイルの使い方に慣れるためにも簡単なデザインから挑戦しましょう。
ワンカラーやグラデーションなどのシンプルなデザインであれば、初心者でも挑戦しやすいです。とくにラメが入ったグラデーションは、比較的難易度が低いので初心者にもおすすめできます。
色を変える時は筆についたジェルをきれいに拭き取る

同じ筆で複数のカラージェルを使用する時には、色を変える際にジェルをきれいに拭き取るようにしましょう。筆にカラージェルが付いたままだと、他の色と混合してしまう可能性があります。他のカラージェルを使う時には、キッチンペーパーで筆に付いたジェルをしっかり拭き取るのがコツです。
拭き取る手間を省くために、複数の筆を使い分ける方法もあります。広い範囲に塗る種類の筆と細かなパーツに塗る種類の筆を使い分けると、複雑なデザインもしやすくなるでしょう。
塗った後は時間を置いてから硬化する

トップコートを塗った後は、少し時間を置いてから硬化するのもきれいに仕上げるコツです。時間を置くことで、表面に塗ったトップコートが重力で広がって滑らかになります。
とくに初心者は、トップコートを均一に塗れていないことがあるため、時間を置いてトップコートが均一に広がるのを待ちましょう。