リフトアップ*美顔器は、肌のハリをケアして引き締まった印象を叶えてくれます。さまざまな種類が登場していますが、主な機能は「EMS（電気による筋肉刺激）」「RF（ラジオ波）」「プラスの機能（LEDやイオン導入など）」です。

ここからは、各機能の特徴や肌にどんなアプローチをしてくれるのかを詳しくみていきましょう。

EMS（Electrical Muscle Stimulation）は、外部から電気刺激を与えて筋肉を刺激する機能です。筋肉に直接電気刺激を与えることで、筋肉の収縮を促してくれるので、すっきりとした体感が得られます。

EMS搭載の美顔器を使用すると、ご自身では動かしにくい筋肉にも手軽にアプローチできるので、ハリが気になる顔や頭部のケアにもおすすめです。刺激強度を調整できるタイプも多いため、好みに合わせたケアを行えます。

RF（Radio Frequency）とは、ラジオ波とも呼ばれる高周波のこと。水分と反応させることで、物体を内部から温めるのが特徴です。そのため、RF搭載の美顔器を使用すると、ケアした部分がポカポカと温かくなるような体感が得られます。

肌に温熱効果を与えることで、ハリが気になる部分を心地よくケアできるのも魅力です。

リフトアップ*¹ケアにおすすめの美顔器の主な機能は、上でご紹介した「EMS」と「RF」の2種類です。ただし、効率的にフェイスケアをしたい方には、「LED」や「イオン導入」といった、プラスの機能が搭載されたアイテムもおすすめします。

LEDは、特定の波長の光を肌に当てることで、肌のハリやキメ、角質くすみにアプローチする機能です。それに対し、イオン導入とは、微弱な電気を流すことで、スキンケアアイテムに配合されている成分が肌に浸透*²するのをサポートする機能で、肌のうるおいを高める効果が期待できます。

リフトアップ*美顔器は、アイテムごとに搭載されている機能が異なります。まずは、求める効果や体感に合う機能が搭載されているかをチェックしてみましょう。

筋肉の動きを感じながら、すっきりした印象を叶えたい方にはEMS搭載の美顔器がおすすめです。一方、強い刺激が苦手な方やじんわりとした温かさで心地よくケアをしたい方は、RF搭載の美顔器が使いやすいでしょう。

また、EMSとRFの両方を搭載している美顔器や、プラスの機能としてLEDやイオン導入までできる美顔器を選べば、より効率的なケアが可能になります。

リフトアップ*美顔器はさまざまな形状のものがありますが、以下の3タイプが主流です。

「ハンディタイプ」は、ハンドル部分を手で持って、気になる部分にヘッドを当てるタイプで、美顔器の中でもスタンダードな形状とされています。EMSやRFに加えて、機能が充実しているのが魅力です。

近年注目されている「ブラシタイプ」は、ハンディタイプのヘッド部分がブラシ状になった美顔器のことを指します。ヘアブラシのような形状をしているので、フェイスケアだけではなく、頭皮のケアも行えるのが特徴です。

「ハンズフリー・マスクタイプ」は、ベルトなどで美顔器を顔に装着し、手を使用せずに使えるタイプ。固定して使用するため、特定の箇所にしか刺激を与えられませんが、使用中も手が自由に使えるので、読書や家事をしながらの「ながらケア」にもおすすめです。

デザインや形状を選ぶ際は、ケアしたい部位や使うシーンを想定してみましょう。

リフトアップ*美顔器を購入する際は、「日常のケアに無理なく取り入れられるか」も重要なポイントです。そのため、防水性能や充電方法、メンテナンスのしやすさなども確認してみましょう。

防水機能のあるアイテムであれば、お風呂の中でも使いやすく、隙間時間でのケアを行えます。また、美顔器は直接肌に触れるものなので、メンテナンスが手軽で、清潔な状態を保ちやすいアイテムを選ぶのがおすすめです。

リフトアップ*美顔器の中には、専用のジェルや美容液などを使用するタイプもあります。こうしたタイプは、ジェルや美容液を購入するための「ランニングコスト」が必要です。

リフトアップ*美顔器は継続して使うことが大切なので、無理なく継続するためにも、ジェルや美容液などのコストを把握した上で選びましょう。

「バイタリフト RF EX EH-SR86」は、EMSとRF、LED、イオン機能を搭載したリフトアップ*¹美顔器です。Panasonic史上最高周波数*³4MHzのRFによる温感ケアと、2種類の波形を組み合わせて表情筋をトレーニング*⁴する「デュアルダイナミックEMS EX」により、フェイスラインの引き締まった印象を体感できます。

赤色のLEDとイオン機能が、肌の角層にもアプローチするのもポイント。肌をグイッと引き上げやすいヘッド形状で、口もとや額にもフィットします。

さらに、「マルチアクティベートテクノロジー EX」で4つの機能を最適に組み合わせることで、効率的なエイジングケア*²を実現できることから、多角的なケアを行いたい方にもおすすめです。

【Panasonic（パナソニック） バイタリフト RF EX EH-SR86】
79,200円（税込） 編集部調べ

「ビューテック レイズ」は、RFやSONIC、PI、イオンクレンジング、マイクロカレント、青色LED、黄色LED、赤色LED、バイブレーションといった9つの機能が搭載されたリフトアップ*¹美顔器です。ReFa独自の技術「RF-Wpulse」により、RF（温感）、SONIC（超音波）、PI（浸透*²）の各パルスを同時照射します。

1回5分の肌育*³プログラムで、表層ケアでは届かない部分に働きかけることで、潜在的な美しさを呼び覚ますアイテムです。

また、「肌育*³プログラム」は、「CLEANモード」「MCモード」「RF-Wpulseモード」の3つがあります。毛穴目立ちへのアプローチからリフトアップケア*¹まで、トータルケアができるので、1台でさまざまな悩みに対処したい方におすすめのアイテムです。

【ReFa（リファ） ビューテック レイズ】
41,800円（税込） 編集部調べ

「フォトプラス シャイニーネオ」は、高浸透*¹とリフトケア*²を実現する美顔器です。1台11役、1回3分のケアでエステのようなトータルケアを実現*³します。

肌に浸透*¹しにくい高分子の成分の浸透*¹をサポートする独自技術「DYHP」をはじめ、EMS、トリプルRF、イオン導出入、マイクロカレント、赤・青LED、冷却、振動といった多彩な機能で、美しい表情を叶えてくれるのが魅力です。

さらに、トータル約13分の「スペシャルケアモード」もあるので、シーンに合わせてお手入れできます。特別な日のお手入れに使用したい方にもおすすめのアイテムです。

【YA-MAN（ヤーマン） フォトプラス シャイニーネオ】
69,300円（税込） 編集部調べ

「バイタリフト かっさ EH-SP85」は、「デュアルダイナミックEMS」が搭載されたリフトアップ*¹美顔器です。かっさ形状により、頬やフェイスライン、ほうれい線などの気になる部位を狙いやすく、引き上げるように使えます。

約2,500年前の中国を起源とするかっさ美容法に着目し、表情筋を効率的にトレーニング*²できるように設計されているのもポイント。
防水仕様（IPX7基準）*³なので、お風呂でリフトアップケア*¹をしたい方にもおすすめのアイテムです。

【Panasonic（パナソニック） バイタリフト かっさ EH-SP85】
29,700円（税込） 編集部調べ

「エレキブラシ」は、まるでハリ施術を受けているような本格的な刺激を叶えるリフトアップ*美顔器です。アタッチメントの付け替え不要で1台で10役をこなし、顔だけではなく頭皮や全身のケアにも対応します。

38本の電極から放つEMSと、自動調整のRF、さらに赤・青のLEDの組み合わせにより、頭皮や顔、全身にアプローチできるアイテムです。電源のオン・オフとレベル変更のみのシンプルな操作で、手軽に使えます。美顔器が初心者の方や、パワフルな体感を得たい方におすすめのアイテムです。
防水仕様（IPX6基準）なので、お風呂でも使用可能です。

【Brighte（ブライト） エレキブラシ】
49,800円（税込） 編集部調べ

「EMSリフトブラシ」は、EMSの刺激で表情筋や頭筋にアプローチするリフトアップ*¹美顔器です。フェイス・スカルプ・ボディの3モードで、全身の筋肉をケアしてくれます。

EMSの大小異なる低周波をブレンドすることで、部位ごとに合わせた周波数と電圧で効率的に筋肉を刺激するのがポイントです。頭皮やフェイスラインにしっかり届く3Dフィットピンで、電気刺激を筋肉まで届けます。

温感機能により、肌を心地よく温めながら刺激をサポートしてくれるのも魅力。さらに、3Dフィットピンは水洗い可能*²なので、メンテナンスも行いやすいです。
ブラシタイプの中では手に取りやすい価格のため、コスパよくブラシタイプの美顔器に挑戦してみたい方にもおすすめします。

【SALONIA（サロニア） EMSリフトブラシ】
27,500円（税込） 編集部調べ

「バイタリフト ブラシ EH-SP60」は、頭筋と表情筋をケアするリフトアップ*美顔器です。「スカルプダイナミックEMS」と「デュアルダイナミックEMS」の2種類が搭載されているため、部位に合わせたアプローチが実現できます。

「スカルプダイナミックEMS」は強弱があり、波のように広がる刺激感が特徴です。前頭筋や側頭筋、後頭筋など、頭の大きな筋肉にアプローチしてくれます。一方、「デュアルダイナミックEMS」は、筋肉の収縮と弛緩を繰り返す5Hzと、収縮が持続する25Hzの波形を組み合わせることで、引き上げながら筋肉を動かしてくれるのがポイントです。

ブラシ形状とトップフラット形状の2種類のアタッチメントがついていて、電気浸透流で角層への浸透もサポートしてくれるので、毎日のスキンケアを底上げしたい方にもおすすめします。また、防水仕様（IPX7基準）のため、お風呂での使用も可能です。

【Panasonic（パナソニック） バイタリフト ブラシ EH-SP60】
39,600円（税込） 編集部調べ

「デンキバリブラシ（R） 2.0+ボディ」は、独自の「針」技術で、頭皮や顔だけではなく全身にアプローチできるリフトアップ*美顔器です。頭皮・顔専用のアタッチメントに搭載された32本のクシが、低周波による刺激を多点的に与えることで、硬くなった頭をほぐしてくれます。

さらに、ボディ専用アタッチメントには48本のクシが搭載されているので、頭皮・顔専用のアタッチメントよりもパワフルな出力を行うのが魅力です。部分に合わせた多彩なモードで、頭皮や顔、ボディなど全身を心地よくケアしたい方におすすめします。

【ELECTRON（エレクトロン） デンキバリブラシ（R）2.0+ボディ】
217,800円（税込） 編集部調べ

「メディリフト アクア EX」は、顔の下半分を鍛えられる*¹リフトアップ*²美顔器です。表情筋のトレーニング実感*¹は従来品と比較して約30%*³アップしているので、さらに効率的なリフトアップケア*²が期待できます。

両手が空くウェアラブルタイプなので、スマホを見ながら、ストレッチをしながらなどの「ながら美容」を気軽に楽しめるアイテムです。IPX5の防水仕様*⁴で水洗いでのメンテナンスも可能なため、お風呂の中でのケアをしたい方やお手入れをスムーズに行いたい方にもおすすめします。

【YA-MAN（ヤーマン） メディリフト アクア EX】
49,500円（税込） 編集部調べ

「FACE PLAYER Ⅱ」は、ヘッドホンのような形状でハンズフリー使用できるリフトアップ*美顔器です。「頬モード」に加え、「目元モード」と「首肩モード」の搭載により、狙った部位を効率的にケアできます。

エネルギー出力は10段階での調整が可能で、ランダムなリズムで心地よく刺激を与えてくれるのも魅力です。また、トリートメント時間は約3分と比較的短いので、忙しい方にもおすすめします。

【COREFIT（コアフィット） FACE PLAYER Ⅱ】
69,800円（税込） 編集部調べ

リフトアップ*美顔器を使う前は、クレンジングや洗顔で肌を清潔に保ち、余分な油分や汚れを落としましょう。
さらに、アイテムの使用法に従い、専用の化粧水やジェルで肌の状態を整えておくことも大切です。

ハンディタイプやブラシタイプのリフトアップ*美顔器は、顔の下から上へ向かって引き上げるように動かすのが基本です。ただし、アイテムごとに使用方法は異なるため、使用前には必ず取扱説明書を確認してみてください。

肌に当てる際は、なるべく負担がかからないように、やさしくゆっくりと動かしてみましょう。また、アイテムごとの使用方法に記載されている1回あたりの使用時間や使用頻度を守ることが大切です。

リフトアップ*美顔器使用後は保湿を行い、肌のコンディションを整えることも重要です。美顔器だけに頼るのではなく、日々のスキンケアと組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

また、使用後は取扱説明書の内容に従い、美顔器のヘッドを清潔に保つなどのメンテナンスを行うようにしましょう。

リフトアップ*美顔器を使用する際、初めは低い強度から始め、肌の状態に合わせて使用強度や頻度を調整してみましょう。必ず取扱説明書の注意事項を守り、指定の使用時間・頻度を超えての使用は避けることが重要です。寝不足や飲酒後、体調が良くない場合はリフトアップ*美顔器の使用を控えましょう。

また、EMS機能が搭載されたリフトアップ*美顔器は、頚部（頸動脈洞付近）へ使わないように注意する必要があります。首周辺に電気刺激や圧迫がかかると、めまいなどを起こして体調を崩してしまう可能性があるからです。
取扱説明書や使用方法をよく読んで、適切な場所への使用を心がけましょう。

リフトアップ*美顔器は、EMSやRFといった機能の搭載によって、筋肉を動かしたり肌を温めたりすることで、ハリのある引き締まった印象を叶えてくれるアイテムです。
使いやすい「ハンディタイプ」や頭筋もケアできる「ブラシタイプ」、ながら美容を叶える「ハンズフリー・マスクタイプ」など、さまざまなアイテムが登場しているため、求める機能や使い勝手に合わせて選んでみましょう。
ぜひ本記事も参考に、ご自身に合うリフトアップ*美顔器を取り入れて、上向き印象を叶えてみてくださいね。