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【ながら筋トレ】で効率的にダイエット!パーツ別トレーニング方法や続けるコツをチェック
ダイエットや健康維持のために筋トレをしたいけどなかなか続かないという人には、「ながら筋トレ」がおすすめです。通勤や仕事、家事の隙間時間に実践できるため、筋トレのための時間が確保できない人も継続しやすく、習慣化しやすいメリットがあります。本記事では、日常生活で取り入れやすい「ながら筋トレ」をご紹介!ぜひ参考にしてみてください。
家事をしながらできる、おすすめの部位別【ながら筋トレ】
食器洗いをしながらむくみ解消&ふくらはぎを鍛える

まずは、自宅で食器洗いをしながらかかとを上げ下げする運動を紹介します。このトレーニングは「カーフレイズ」と呼ばれており、脚のむくみの解消や下半身の引き締めに効果的です。かかとを上げ下げすることでふくらはぎの血行が促進されるので、すっきりとした脚を手に入れたい人におすすめです。
【食器を洗いながらできる筋トレ「カーフレイズ」】
- 1.両脚を腰幅に開く
- 2.つま先に体重を乗せて、かかとをゆっくり上げる
- 3.かかとが床につかないように下ろす
- 4.2~3を20回以上繰り返す
家事の間以外でも、会社で長時間のデスクワークの休憩時間に取り入れると、むくみ解消に一役買ってくれるので、おすすめですよ。
掃除機をかけながら肩甲骨を動かし、背中の筋肉を鍛える

掃除機をかけながら肩甲骨を伸ばすことで、背中の筋肉を鍛えてみましょう。やり方は、掃除機を持つ手を前後に動かすだけなので、床のゴミを吸い込みながら鍛えられます。上半身の筋肉は日常生活ではなかなか使う機会がないため、自宅でできる「ながら筋トレ」で意識的に動かしていきましょう。
【掃除機をかけながらできる筋トレ】
- 1.右手で掃除機を持って、左足を前に出す
- 2.左足の膝を曲げた状態で右手を前に伸ばす
- 3.肩甲骨の外側が伸びるのを感じながら、右手を引いて上体を戻す
- 4.1~3を5回程度繰り返す
肩甲骨を動かし背中の筋肉を鍛えると後姿がすっきりとし、猫背の緩和や二の腕をすっきりさせる効果も期待できます。
洗濯物を干しながら下半身の大きな筋肉を鍛えて脂肪燃焼!

下半身の筋肉を鍛えるスクワットは、洗濯物を干しながらでも取り入れられます。洗濯カゴから衣服を取り出す動作をスクワットにすることで、臀部や腿の筋肉を効果的に鍛えることが可能です。スクワットに慣れていない人は数回でもきつく感じるので、初心者は少ない回数から始めるとよいでしょう。
【洗濯物を干しながらできる筋トレ】
- 1.洗濯カゴを脚の間に置いて、肩幅の1.5倍に開く
- 2.背中を伸ばした状態をキープしながらしゃがむ
- 3.洗濯物をカゴから取ってから、臀部や腿に力を入れながら立ち上がる
- 4.1~3を無理のない範囲で繰り返す
しゃがんだとき、膝がつま先よりも前に出ないようにしましょう。また、背中をそり過ぎてしまうと背中~腰に負担がかかるので、姿勢にも注意してください。
電子レンジの加熱時間に腹直筋を鍛えてすっきりお腹に

電子レンジを使っている間の待ち時間も、筋トレの時間に活用しましょう!温め終わるのを待ちながらウエスト捻りをして、お腹の筋肉を鍛えましょう。日常生活で気軽に取り入れられる運動なので、ぽっこりお腹を解消したい人はぜひ試してみてください。
【電子レンジを待ちながらできる筋トレ】
- 1.両脚を肩幅に開いて、両肘を曲げた状態で腕を上げる
- 2.ウエストを捻りながら右足と左肘をくっつける
- 3.姿勢を戻したら、左足と右肘をくっつける
- 4.電子レンジの温めが終わるまで2~3を繰り返す
一般的にウエスト周りの筋トレは横になって行うものが多く、スペースも必要となり、間違ったやり方で実践すると逆に腰を痛めてしまい可能性もあります。この方法なら、最小限のスペースででき、腰への負担も少なくなります。
通勤や仕事をしながらできる、おすすめの【ながら筋トレ】
通勤時間を利用して体幹を鍛える

自宅から職場までの電車通勤で、つり革や手すりに掴まらずに立つことも「ながら筋トレ」に繋がります。揺れる車内でバランスを保つ運動は、体幹を鍛えるのに効果的です。その他にも、姿勢の改善や腰痛の解消、基礎代謝のアップなどさまざまなメリットがあるので、電車通勤をしている方はぜひ習慣化してみてください。
ただし電車は急停車をすることがあるので、いざという時につり革や手すりに掴まれるようにしておいてくださいね。
【通勤をしながらできる筋トレ】
- 1.背筋を伸ばして、下腹部に力を入れながら真っすぐ立つ
- 2.重心がぶれないように踏ん張ってバランスをキープする
電車内ではスマホに夢中になったり、長時間立ちっぱなしになったりすると姿勢を崩しがちになります。「ながら筋トレ」を乗車時間に取り入れると、バランスをとるためによい姿勢を意識するので、自然と体幹も鍛えられるでしょう。
デスクワークをしながら緩みがちな腹筋を鍛える

デスクワークをしながらでも、あらゆる部位の筋肉を鍛えられます。お腹周りのダイエットをしたい方は、両脚を浮かせて腹筋を鍛える運動がおすすめです。
【デスクワークをしながらできる筋トレ】
- 1.椅子に浅く腰掛ける
- 2.脚をくっつけた状態で、膝を伸ばして上に持ち上げる
- 3.腹筋に力を入れながら状態をキープ
- 4.息を吐きながら足を床に降ろす
- 5.2~4を何度か繰り返す
足を浮かせている最中に腹式呼吸を意識すると、より効果的にお腹の筋肉に負荷をかけられます。
デスクワークをしながら姿勢を正して内腿を鍛える

仕事中に動きのある運動ができない人でも、「ながら筋トレ」は実践できます!たとえば膝をくっつけた状態で座っているだけでも、内腿の筋肉を鍛えられます。O脚の解消にも効果的なので、ぜひ今日から実施しましょう。
【デスクワークをしながらできる筋トレ】
- ・椅子に浅く腰掛ける
- ・両膝とくるぶしをくっつけた状態で座る
- ・両脚を内側にくっつけるように力を入れて脱力する
- ・2~3を何度か繰り返す
仕事中以外にも、電車やバスでの移動時間にも積極的に取り入れたい姿勢です。内腿の筋トレができ、自然と姿勢もよくなるので一石二鳥ですね。
立ち仕事をしながらすらりとした姿勢で腹筋を鍛える

受付やレジ打ちなど、立ち仕事をしながら腹筋を鍛える方法をご紹介します。真っすぐ立った状態でお腹をへこませるだけなので、お客様の目がある場所でも実践できます。インナーマッスルを鍛えるために効果的なので、ぽっこりお腹を解消したい人にもおすすめです。
【立ち仕事をしながらできる筋トレ】
- ・姿勢を正して真っすぐ立つ
- ・10秒間息を吐きながらお腹をへこませる
- ・息を吸いながらお腹をもとに戻す
- ・2~3を繰り返す
お腹をへこませる姿勢に慣れてきたら、歩く時も座っているときもへこませるようにすると、より日常的にお腹の筋トレになるので意識してみてくださいね。