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グルテンフリー食生活の嬉しいメリットは?体への影響、注意点や継続のコツをチェック!
小麦を含む食品を摂取しない「グルテンフリー」。聞いたことはあっても、具体的なグルテンフリーの効果とは?と気になる方も多いかと思います。
そこで本記事では、グルテンフリーのメリット・デメリットやグルテンフリーを無理なく日常に取り入れる方法、手軽に作れて美味しいグルテンフリーレシピなどをご紹介します。日々の体調や肌トラブルにお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
グルテンフリーにあまり向いていない人の特徴

グルテンフリー食生活にあまり向いていない人の特徴を以下に挙げましたので、こちらも参考にしてみてください。
食事内容に制限を持たせたくない人

小麦粉を摂らない食生活を送るとなると、パンやパスタ、うどんなどの主食以外にもケーキやクッキー、お好み焼きなどの多くの食べ物を避けなければなりません。食べられないことに強くストレスを感じてしまう方にはおすすめできません。
栄養不足になりがちな食生活の人や高齢者、育ち盛りの子供

グルテンを含む食品には、鉄分や食物繊維なども豊富に含まれるため、普段から朝食を食べなかったり、外食しがちで食生活が乱れたりしている人は、栄養不足になってしまう可能性があるため注意が必要です。
また加齢により食欲が低下しやすい高齢者や、健やかな成長のために栄養バランスのよい食事を摂る必要がある子供にはグルテンフリーはおすすめできません。
グルテンフリーを日常に取り入れる方法

ここからは、グルテンフリーを手軽に日常に取り入れる効果的な方法をご紹介します。気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
成分表をよく見る

グルテンフリー生活を始める第一歩として、まずは普段摂取している食品の成分をよく見てみましょう。自宅のキッチンにある醤油や味噌、ドレッシングなどの意外な食材にも、グルテンが含まれていることに気が付くはずです。
購入する食品や加工食品に、小麦、大麦などのグルテンを含む原材料を使用していないかを確認するようにしましょう。
主食はお米にする

グルテンフリー食生活の基本は、主食をお米中心に変えていくことです。朝食やランチに食パンや総菜パンを食べている方は、ごはんやおにぎりに変えてみましょう。グルテンフリーにすると食物繊維や鉄分が不足しやすいので、それらの成分が豊富に含まれる玄米を食べるのもおすすめです。
白米や玄米はさまざまな食材と合うので、ごはんのお供やおかずと組み合わせて、ごはん中心の食生活を楽しんでみましょう。
和食中心にする

パスタやピザ、ハンバーグなどの洋食には、グルテンが多く含まれています。お米や焼き魚、煮物などの和食は基本的にグルテンフリーなので、和食を中心にすることで手軽にグルテンフリー生活が始められますよ。一汁三菜を心がけることで、栄養バランスのとれた献立になるでしょう。
全体の栄養バランスを考えた食生活にする

グルテンフリー食生活で不足しがちな鉄分や食物繊維、ビタミンなどは積極的にフルーツや野菜、魚などから摂取するようにしましょう。
玄米や豆類、魚介、果物など、いろいろな食材をバランスよく摂取してて飽きのこない食生活を継続できるとよいですね。
どうしても食べたい時は米粉パンやグルテンフリーのパスタを食べる

○○の代わりに… | 代替メニュー |
---|---|
パンの代わりに… | 米粉を使用したパン、ピザ |
パスタ、ラーメンの代わりに… | 米粉麺、フォー、十割そば、緑豆春雨 |
ケーキ、クレープ、ドーナツの代わりに… | 大福、団子、あんみつ、ようかんなど |
どうしても小麦を含む食べ物を食べたくなってしまう時には、上記で挙げた食べ物などを代わりに、過度な食事制限でストレスを感じることのないように継続していきましょう。
外食の際はグルテンフリーのメニューがあるか事前に確認

外食する際は、事前にグルテンフリーのメニューがある飲食店をチェックしておくのがおすすめです。小麦の使用が少ない和食系レストランや、ファミレスやファストフード店でも、アレルギー対応としてグルテンフリーのメニューを用意しているお店があります。
せっかくの友人や家族との外食、グルテンフリーのメニューがあれば制限を気にすることなく楽しい時間が過ごせますね。お寿司やお刺身を食べる予定なら、グルテン不使用のマイ醤油を持参するのもおすすめです。
おやつは和菓子を選ぶ

ケーキやクッキーなど小麦系のお菓子が食べられなくて辛く感じる人には和菓子がおすすめです。和菓子にはグルテンフリーのものが多くあるので、甘いものが好きな方はぜひチェックしてみましょう。
最初から頑張りすぎない

グルテンフリー食生活を継続するには、最初から頑張りすぎないことも大切です。ストレスを感じない程度に、まずは主食だけお米に置き換え、ドレッシングやお醤油などの調味料はそこまで気にしない…といった感じでゆるく始めてみましょう。
個人差はありますが、グルテンフリーの効果が現れやすいのは1週間~1か月くらいといわれています。まずは1~2週間始めてみて、自分の体質に合っているか様子を見ましょう。