フレンチネイルをする際に難しいのは、綺麗にフレンチラインを描くことです。バランスよく完成させるコツは、あらかじめラインの位置を定めておくことです。ラインを描く位置の中央と両端にフレンチカラーで使用するジェルネイルで目印を付けておきましょう。

まずは、端の目印から中央の目印に向かってブラシを寝かせて一気にカラーをのせます。反対側も同じように端から中央に向かってジェルを塗り、硬化させましょう。

フレンチ部分を塗るときに一度にたくさんのジェルをつけると、にじみやガタつきの原因になります。まずは少量のジェルでフレンチラインを完成させてから、2度塗りするのがおすすめです。

また、やわらかいジェルを使用するとラインがにじみやすいので、やや硬めのテクスチャーのジェルを使うとよいです。同じ方法でもより綺麗に仕上げられますよ。

前述したやり方をしてもなかなかコツがつかめない場合は、綺麗にフレンチラインを描けるグッズを使って完成させましょう。100円ショップなどで購入できるフレンチ用のネイルガイドテープなどがあると初心者でも簡単に綺麗に仕上げられます。

そのほか、マスキングテープや絆創膏などをフレンチラインにする部分に貼り、ジェルを塗ってから剥がして硬化するという方法もあります。

細フレンチとは、定番のフレンチネイルよりも細くラインを入れるデザイン。、シャープな印象に仕上がって指が綺麗に見えると人気のデザインです。フレンチ部分のカラーは白以外を使うことも多く、濃い色を使ってもおしゃれに仕上がります。

シンプルなぶん、好みに合わせてネイルアートをプラスしても派手になりすぎないのも細フレンチの魅力です。

基本的なやり方は基本のフレンチネイルと同じですが、ラインを描くときに使用するブラシは細めのものを使うと綺麗に仕上がります。シンプルなデザインなので、ストーンなどをのせて完成させるのもおすすめです。

【細フレンチのやり方】

細フレンチは控えめながらもフレンチ部分に持ってくる色によって、綺麗系やモダンなどいろんなイメージにアレンジが可能です。セルフネイル初心者でも挑戦しやすいデザインとしてもおすすめなので、挑戦してみてください。

ベージュのベースカラーにスカイブルーを合わせて完成させた細フレンチです。シンプルなデザインながらも、スカイブルーの色味が爽やかで全体のまとまりがよいですね。

ここではスカイブルーが使用されていますが、定番の白はもちろん好みのカラーで仕上げるのもおすすめです。基本のフレンチと同じ方法で完成するので、やり方も簡単ですよ。

フレンチ部分にラメを使ったタイプのネイルアートです。基本のフレンチと同じやり方でもラメを使うだけで印象が変わります。ラメを際立たせるために、ベースはナチュラルなものを使うとおしゃれに仕上がりますよ。

派手になりすぎるのを防ぎたいときは、白でフレンチを作ってからラメをライン状に入れる方法もおすすめです。

カラーフレンチとは、定番のフレンチと同じデザインですが、フレンチ部分を白ではないカラーで仕上げます。カラーが変わるだけで印象が大きく変わり、明るいカラーを使えばポップなネイルアートになるのも魅力です。

やり方は定番のものと同じで簡単なので、セルフでも挑戦しやすいですよ。季節に合わせたカラーを使ったり、好みに合わせたりして楽しめます。

カラーフレンチは使うカラージェルの色以外は通常のフレンチネイルと同じ手順です。フレンチ部分のカラーを目立たせたい場合は、ベースに使うカラーはナチュラルなものがおすすめです。

【カラーフレンチのやり方】

個性的なデザインがお好きな場合、ベースカラーにナチュラルカラー以外を選ぶのもおすすめですよ。

ブルーのフレンチに花柄を施したデザインです。定番の白を使ったフレンチネイルとは印象が変わって、個性的でおしゃれですね。セルフでする場合は、シールを使うと簡単に仕上げられます。

ベースとフレンチ部分の境目にラインを入れるとデザインが際立つので、カラーフレンチではおすすめの方法ですよ。

ラメのベースにピンクのフレンチを施したデザインです。細めにカラーを入れることで上品さが残るので、カラーフレンチのなかでも人気のタイプです。

また、ベースはクリアでラメが入ったものを使っていて指先が綺麗に見えます。オフィスネイルにも使える控えめなデザインですが、プライベートでもおしゃれに見えるのも魅力です。

逆フレンチとは、爪の先端に白などのカラーをのせる定番のフレンチネイルとは異なり、爪の根元部分にカラーをのせるデザインです。短い爪でも綺麗に見えるのが人気のポイントで、基本のフレンチよりもさまざまなタイプのデザインを楽しめます。

人とは違ったおしゃれなネイルをしたいという人や、短めのネイルが好きな人におすすめです。

ベースカラーとフレンチカラーが控えめな色でも、おしゃれで個性的に見える逆フレンチ。ベースカラーとフレンチ部分の質感を変えてもおしゃれですよ。

【逆フレンチのやり方】

逆フレンチのラインは、太さによって印象が変わります。大人っぽく仕上げるなら細め、かわいらしく仕上げたいなら太めにカラーをのせましょう。

アニマル柄を施した逆フレンチです。定番のフレンチとは異なり、個性的なタイプのデザインもなじむのが逆フレンチの魅力。一見難しそうに見えますが、根元にラインを描くのは安定しやすいのでやり方も簡単です。

オフィスネイルにする場合は、同じやり方でベースをナチュラルなカラーにして、アニマル部分をラメにするのがおすすめですよ。

ミラーフレンチとは、フレンチ部分にミラーネイルを施したデザインです。難しそうに見えますが、基本のフレンチにミラーパウダーなどを使用する応用のやり方で簡単にできます。

メタリックな部分があることで、上品でおしゃれな印象に仕上がるので人気があります。定番のオフィスネイルに飽きてきたという人にもおすすめのデザインです。

ミラーフレンチは基本のフレンチネイルよりも工程が少し多くなりますが、やり方自体は簡単です。ミラーネイルを爪全体に施す場合、凹凸が目立ちやすいことからセルフでは難しいと思うセルフネイラーも多いです。ミラーフレンチはフレンチ部分のみなので挑戦しやすく、デザインのポイントになります。

【ミラーフレンチの手順】

ミラーパウダーはチップにしっかり密着させるようにして取ると飛び散りにくくなります。余分なミラーパウダーをしっかり払ってからトップジェルを塗るようにしましょう。

全体的にミラーネイルを施したデザインです。定番のフレンチネイルもメタリックカラーを使用することでグッとおしゃれになります。

メタリックなカラーのなかでも白っぽいものやナチュラルな色味のものを使えば、オフィスネイルにも使いやすいですよ。セルフでネイルをする人は、ぜひミラーパウダーも取り入れてみてください。

肌なじみのよいピンクにゴールドのフレンチラインを入れたデザインです。定番の細フレンチデザインですが、メタリックなカラーが入るとおしゃれに仕上がりますね。ミラーパウダーを使う面積が狭いので、初心者でもチャレンジしやすいですよ。

また、きらめきが控えめなので、オフィスネイルとしてもおすすめです。同じやり方でベースカラーを白などにするなどアレンジする方法もあります。

フレンチネイルの基本のやり方やおすすめデザイン、簡単なアレンジ方法などを紹介しました。フレンチネイルといってもやり方次第でさまざまなデザインを楽しめます。オフィスネイルにも適していておしゃれに仕上がるので、ぜひこの記事を参考にフレンチネイルを楽しんでくださいね。