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歯のクリーニングって必要?どれくらいの頻度でやる?メリットや歯科料金、ホワイトニングとの違いなど解説!

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歯のクリーニングって必要?どれくらいの頻度でやる?メリットや歯科料金、ホワイトニングとの違いなど解説!

虫歯以外で歯医者に定期的にかかっている人はどれくらいいるでしょうか?
歯のクリーニングは本当に必要なのか、疑問に思う人もいるかもしれません。実際、口腔ケア先進国のアメリカでは、クリーニング費用は日本のおよそ3~5倍ともいわれていますが、定期的に歯医者に通う人の数も日本より多いです。
この記事では、クリーニングの頻度やメリット、気になる料金の相場まで、知っておきたい情報を詳しく解説。実は美容面でのメリットも多いので、ぜひチェックしてみてください。

カテゴリ | ボディケア
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歯のクリーニングを受けた後の注意点

歯のクリーニングを受けた後の注意点 出典:adobestock

歯のクリーニング施術後の歯は一時的にデリケートな状態になっているため、普段通りの生活を送っていると、知覚過敏や着色といった思わぬトラブルにつながることがあります。

施術の効果を長持ちさせ、快適に過ごすためにも、これから紹介する注意点をぜひ覚えておいてください。デメリットというほどではありませんが、一時的な違和感として理解しておくと安心です。

施術後に痛みや歯がしみる症状を感じることがある

施術後に痛みや歯がしみる症状を感じることがある 出典:adobestock

歯の表面を覆っていた歯石を大量に除去した場合、今まで隠れていた歯の根元部分が露出し、一時的に水や風がしみる「知覚過敏」の症状が出ることがあります。
この痛みは通常、数日から1週間程度で自然に治まることがほとんどです。痛みが長引いたり、我慢できないほど強かったりする場合は、歯科医院に相談しましょう。
痛みが心配な方は、施術前にその旨を伝えておくと、表面麻酔を使用するなどしてもらえる場合もあります。

施術当日は色の濃い飲食物を避ける

施術当日は色の濃い飲食物を避ける 出典:adobestock

クリーニング直後の歯は、表面を保護している「ペリクル」という薄い膜が剥がれている状態です。このペリクルが再生されるまでには24時間ほどかかると言われており、その間は歯が着色しやすい状態になっています。

そのため、施術当日はコーヒー、紅茶、カレー、赤ワイン、チョコレート、醤油、ソースなど、色の濃い食べ物や飲み物は避けるようにしましょう。
喫煙も着色の原因となるため、できるだけ控えるのが望ましいです。

歯のクリーニングに関するよくある質問

歯のクリーニングに関するよくある質問 出典:adobestock

興味はあるけど、痛みや費用、セルフケアとの違いなど、さまざまな疑問や不安を感じている方も多いかもしれません。
ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。専門的な内容も分かりやすく解説しますので、クリーニングを受けるかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q. 歯のクリーニングは痛いですか?
歯のクリーニングは、基本的に強い痛みを伴う施術ではありません。
しかし、歯茎に炎症があったり、歯石が歯周ポケットの奥深くまで付着していたりすると、器具が当たった際にチクチクとした痛みを感じることがあります。
 
また、超音波スケーラーの振動が響くような感覚を不快に思う方もいるかもしれません。
痛みに敏感な場合や不安な場合は、施術前に歯科衛生士にその旨を伝えましょう。
出力を調整したり、休憩を挟んだり、場合によっては表面麻酔を使用したりと、できるだけ苦痛がないように配慮してくれます。

Q. 毎日の歯磨きを丁寧に行えば、クリーニングは不要ですか?
毎日の丁寧な歯磨きは、お口の健康を保つ上で最も基本で重要なことです。しかし、どんなに丁寧に磨いたつもりでも、歯ブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間や、歯と歯茎の境目、奥歯の溝などには、どうしても磨き残しが出てしまいます。磨き残された歯垢は、時間とともに唾液中のミネラルと結びついて硬い歯石に変化し、こうなると歯ブラシでは除去できません。

そのため、日々の歯磨きに加えて、定期的にプロによるクリーニングを受け、セルフケアでは取り除けない汚れをリセットすることが必要です。

Q. 自分で歯石取りなどのセルフケアはできますか?
最近では、インターネット通販などでスケーラーのような歯石取り用の器具が販売されていますが、自分で使用することはおすすめできません。
専門的な知識や技術がないままこうした器具を使うと、誤って歯の表面のエナメル質を傷つけたり、歯茎を深く傷つけてしまったりする危険性が非常に高いです。

傷ついた歯の表面には、かえって汚れが付きやすくなることもあります。
安全かつ効果的にケアするためには、家でのセルフケアではなく、必ず歯科医院で専門家による処置を受けるようにしてください。

Q. 虫歯治療などとセットでなくてもクリーニングだけ受けられますか?
はい、もちろんクリーニングだけの目的で歯科医院を予約することは可能です。
虫歯や歯周病の治療が必要ない場合でも、予防の一環として、またお口の中をすっきりさせたい、着色を落としたいといった美容目的で、多くの方がクリーニングを利用しています。

最近では予防歯科に力を入れている歯科医院が増えており、クリーニング専用の予約枠を設けているところも少なくありません。
妊娠中の方でも安定期であれば受けられる場合が多いですし、お子様のフッ素塗布などと合わせて親子で通うこともできます。

定期的な歯のクリーニングはメリットがいっぱい!

歯のクリーニングをすることは、虫歯や歯周病を予防する健康面での効果に加え、口元の見た目を美しく保つ美容面でのメリットも大きいケアです。セルフケアでは落としきれない歯石や着色汚れを定期的に除去することで、清潔で健康な口内環境を維持できます。
まずは自分に合った頻度と内容でクリーニングを習慣にすることから始めてみて、お気に入りのリップを今よりもっと映えさせる魅力的な口元を目指しましょう!

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

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