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キラリ魅力的な口元【ティースジュエリー】とは?注意点や矯正中でもできるのかなど徹底解説
ティースジュエリーとは、韓流アイドルやあのちゃん、ちゃんみななどの芸能人が個性的なファッションとして行ったことで火が付いた、歯の表面に専用の接着剤でストーンなどを装着するアクセサリーです。
この記事ではティースジュエリーの概要や注意点などをわかりやすく紹介します!
食べ物をたべるときはどうするの?いくらかかる?途中でとれるとどうなる?歯列矯正中でもつけられる?虫歯にならない?など、さまざまな疑問を解消し、安全にティースジュエリーを楽しむための情報をチェック!

森泉 良紀さん
イズミデンタルクリニック 院長
日本大学松戸歯学部卒業後、同大学病院で臨床研修を修了。総合診療科での豊富な勤務経験に加え、日本顎咬合学会かみ合わせ認定医、厚生労働省歯科医師臨床研修医指導医など多岐にわたる専門資格を保有し、幅広いニーズに対応している。
丁寧なカウンセリングで患者の悩みに寄り添い、痛みに配慮した治療を提供。
ティースジュエリーは歯の表面につける新感覚アクセサリー
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ティースジュエリーは、90年代に登場した埋め込み式のジュエリーではなく、専門の接着剤を使用して歯を削らずに表面に小さなストーンなどを貼り付ける、新しい感覚のファッションアクセサリーです。
歯へのダメージを最小限に抑えることができるので、新しい感覚のファッションアクセサリーとして、流行に敏感なファッショニスタにじわりと人気が広がってきています。
笑ったときや口をあけるときにだけ見えるキラリ感や、他とかぶりたくないファッションを求めている人におすすめです。
歯を削らずにキラリと光るおしゃれが楽しめる
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ティースジュエリーの大きな魅力は、歯の表面を処理するだけで、歯を大きく削ったりする必要がないことです。
歯科治療で用いられる安全な接着剤を使って、本物のダイヤモンドやスワロフスキーといったクリスタルガラスのストーンを歯に直接固定します。
素材は多岐にわたり、天然石やセラミック、22金や24金ゴールドで作られたモチーフなど、豊富なバリエーションから選択可能なのでオリジナリティが出しやすいのも特徴です。
ファッション感度の高い若者を中心に人気が上昇中
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ティースジュエリーの人気は、海外のセレブやアーティストがSNSなどで披露したことから広まりはじめています。とくに韓国では、TWICEのチェヨンやBLACKPINKのリサといった人気韓国アイドルが装着したことで大きな注目を集め、ファッションに敏感な若者の間でトレンドアイテムとなっています。
日本やタイなどアジア各国にも広がり、個性的な「自己表現」の一つとして取り入れる人が増えています。
ティースジュエリーはこんな人におすすめ
周りと被らない個性的なスタイルを表現したい人
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ネイルもメイクもみんなと同じものじゃ物足りない…!最先端のおしゃれを取り入れたい人や、個性を際立たせたい人にティースジュエリーはとくにおすすめです。
豊富な素材やデザインの中から自分らしいスタイルを選んで、周りと差がつくファッションを楽しみましょう。
小ぶりなストーンを一つだけつけるなど、デザイン次第でさりげないおしゃれも可能です。口を閉じてしまえばわからない、隠したいときには隠せるのも支持される理由の一つです。
タイパ抜群!最先端を取り入れたい人
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ティースジュエリーは、歯科医院での施術時間が比較的短く(約30分~1時間程度)、最先端のトレンドを取り入れられるため、タイムパフォーマンス重視の忙しい人にもおすすめです。
長期間楽しむだけでなく、イベントの時だけなど、1日単位での装着に対応している場合もあります。
装着したジュエリーは、歯科医院で専門の器具を使えば安全に取り外しをしてもらえます。
埋め込み式のティースジュエリーやタトゥーとは違い、取り外すことができる*ので、髪色やネイルを変えるように口元の印象を変えることができます。
* 何度も取り外しをしたり、適切な除去・装着操作を行わない場合、歯に影響が出る可能性があります
イベントやライブのために特別なファッションをしたい人
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結婚式や成人式、音楽ライブなど特別な日には、普段とは違うファッションで自分を演出したいもの!
ティースジュエリーは、特別なイベントで口元を華やかに飾り、全体のコーディネートを一層引き立てるアイテムとしても活躍します。
最近ではセルフで装着できるキットも販売されていますが、歯へのダメージや衛生面などから、歯科医院での施術が安心かつおすすめです。
セルフでティースジュエリー
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最近は海外通販などで、手軽に歯にはりつけられるティースジュエリーやトゥースジェムキットとよばれるものが販売されています。
シールタイプのものや、接着剤をつかわない歯に直接はめるタイプなど、いろいろなものが販売されています。
販売しているものはほとんどが海外製品や、薬剤などの安全性が担保されていないため、おすすめできません。
歯科医院でティースジュエリーをつける4つのメリット
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ティースジュエリーは、口腔内の知識を持つ専門家がいる歯医者(歯科クリニック)での装着が最も安全です。ネイルサロンなどで行う施術は違法行為に該当する可能性があります。
歯科医院では、国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士が施術を行うため、衛生管理が徹底されており、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
安全面や仕上がりの美しさを考慮すると、歯科医院での施術には大きなメリットがあります。
メリット①歯科医師・歯科衛生士による安全な施術が受けられる
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歯科医院では、歯や口腔に関する専門知識を持つ歯科医師や歯科衛生士が施術を担当します。
口の中は非常にデリケートなため、解剖学的な知識に基づいた安全な処置が不可欠です。
医師、歯科医師、歯科衛生士(歯科医師の指示のもと)以外の、無資格者によるティースジュエリーは違法行為である可能性が高いです。グリルズなどに行われるお口の型どりなども、無資格者が行うと違法行為の可能性があります。
専門家は、噛み合わせや唇の動きに影響が出にくい最適な位置を見極めて装着位置の提案をしてくれます。万が一、装着後にトラブルが発生した場合でも、すぐに対応してもらえる安心感があります。
メリット②歯の表面を傷つけるリスクを最小限に抑えられる
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ティースジュエリーを安全に楽しむためには、歯の最も外側にあるエナメル質を傷つけないことが重要です。歯科医院では、歯へのダメージが少ない専用の接着剤と器具を使用し、専門的な技術で施術を行います。
自己流や無資格者の施術で不適切な接着剤を使うと、エナメル質が溶けたり傷ついたりする恐れがあり、後悔につながるケースも少なくありません。
一度損傷したエナメル質は自然に再生しないため、取り返しのつかない事態を避けるためにも、プロによる安全な施術を選ぶことが賢明です。
メリット③虫歯や歯周病になりにくい衛生的な装着が可能
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歯科医院でティースジュエリーを装着する前には、必ず歯の表面を専門的にクリーニングします。
これにより、歯垢や細菌を徹底的に除去し、ジュエリーの下や接着剤、ストーン周りに汚れが閉じ込められるのを防ぎます。
この工程を省くと、ジュエリーと歯の隙間に細菌が繁殖し、虫歯や口臭の原因となる可能性があります。またう蝕や歯石、歯周病に罹患していた場合は装着できないこともあるため、これらを判断してもらうことも重要です。
口腔内の健康を維持しながらおしゃれを楽しむためには、この衛生管理が非常に重要です。
メリット④見た目の美しい仕上がりが期待できる
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歯科医師は審美歯科の知識も持ち合わせているため、個々の歯並びや笑顔の形、顔全体のバランスを考慮して、最も美しく見える位置にジュエリーを装着してくれます。
どの歯にどのようなデザインのジュエリーをつけるか、プロの視点からアドバイスをもらえるため、より満足度の高い仕上がりが期待できます。
また施術前にホワイトニングなどのオプションを行うと、歯の白さを際立たせ、ジュエリーの輝きを一層引き立てることもできます。細部まで計算されたプロの技術により、洗練された美しい口元を実現できるかも!
ティースジュエリーを装着する前に知っておきたい注意点
手軽におしゃれを楽しめるティースジュエリーですが、装着する前には注意点を理解し、とくにセルフでの装着に伴うリスクや、装着後の口腔ケアの重要性、そして口内トラブルの可能性について知っておきましょう!
これらの注意点を踏まえた上で、施術を検討してみてくださいね。
セルフでの装着は歯を傷つける危険性が高い
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市販のキットに含まれる接着剤は、歯科用に開発されたものではない場合も多く、また、自分で適切な位置に正確に装着することは困難です。
歯や歯茎、口内を傷つけてしまう恐れや、とり外しの際に大切な歯を削ってしまうかもしれません。
シールタイプのものなどは接着力が弱く、誤飲してしまうケースなども散見されます。
無資格者による施術や、セルフでの装着はやはりおすすめできません。
ジュエリーの周辺は汚れが蓄積しやすくなる
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ティースジュエリーを装着すると、その周りにわずかな段差が生じます。この段差は、食べ物のカスや歯垢といった汚れが溜まりやすい場所になります。
付着した汚れをそのまま放置してしまうと、細菌が繁殖し、虫歯や歯肉炎、口臭の原因となる可能性があります。
装着後は通常よりも丁寧な歯磨きが求められます。
とくにジュエリーの縁の部分は、歯ブラシの毛先を細かく動かして意識的に磨くなど、セルフケアを徹底することが口腔内の健康を保つ上で非常に重要です。アフターケアの仕方もしっかりと教えてもらってください。
唇や口の中に引っかかり口内炎になることがある
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ティースジュエリーを装着した直後は、その厚みや凹凸によって口の中に違和感を覚えることがあります。
慣れるまでは、唇の内側や舌にジュエリーが当たる感覚が気になるかもしれません。
とくに、ジュエリーの形状や装着位置によっては、粘膜が継続的に刺激されることで口内炎ができてしまうケースもあります。
もし強い違和感や痛みが続くようであれば、我慢せずに施術を受けた歯科医院へ相談してください。
状況に応じて、研磨してなめらかにしたり、一度取り外したりするなどの対応が必要です。
ティースジュエリーに関するよくある質問
ティースジュエリーはどのくらいの期間もちますか?
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ティースジュエリーの持ちは個人差が大きく、一概に特定の期間を示すことは難しいです。
一般的には数ヶ月から1年程度持つことが多いですが、装着部位や噛み合わせ、食生活などの要因によって変わります。前歯よりも噛む力が強くかかる奥歯の方が外れやすい傾向にあります。
硬い食べ物を好む方や、就寝中に歯ぎしりをする癖がある場合も、ジュエリーの持ちは短くなる可能性があります。
施術にかかる料金の目安はいくらですか?
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ティースジュエリーの施術は審美目的のため健康保険適用外となり全額自己負担です。
費用は歯科医院によって異なり明確な相場はありませんがジュエリー1つあたり5,000円から20,000円程度が一般的な目安となります。
この料金にはカウンセリングクリーニング装着技術料そしてジュエリー自体の代金が含まれていることが多いです。
ただし使用するストーンの素材(スワロフスキーかダイヤモンドかなど)や大きさによって値段は大きく変動します。
歯列矯正中でもティースジュエリーは装着できますか?
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歯列矯正中にティースジュエリーを装着できるかどうかは、行っている矯正治療の種類によります。
ブラケットとワイヤーを使用するワイヤー矯正の場合、装置がついていない歯であれば装着できる可能性があります。
マウスピース矯正(インビザラインなど)では、ジュエリーの厚みが原因でマウスピースが歯にぴったりとフィットしなくなるため、装着は基本的にできません。
マウスピース自体にジュエリーを貼る技術は一部の歯科医院で導入されています*。
現在歯列矯正を受けている方は、必ず担当の歯科医師に相談し、装着の可否や適切なタイミングを確認してください。
* 矯正を行っている医院とジュエリーの施術をする医院が違う場合、必ず矯正をしている医院から了承を文章等で得る必要があります
装着したまま普段通りに歯磨きできますか?
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ティースジュエリーを装着していても、普段通りに歯磨きをすることは可能です。
ただし、ジュエリーの周りは歯垢が溜まりやすいため、これまで以上に丁寧なケアが求められます。
歯ブラシを強く当てすぎるとジュエリーが外れる原因になるため、優しく磨くよう心掛けてください。
とくに、ジュエリーの縁の部分は汚れが残りやすいので、毛先が細い歯ブラシや、毛束が一つになったタフトブラシなどを併用して、細部までしっかりと磨くことが虫歯や歯周病の予防につながります。
もし外れて飲み込んでしまっても体に害はありませんか?
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ティースジュエリーは非常に小さいため、万が一外れて無意識のうちに飲み込んでしまっても、健康上の問題が生じるなどの報告は現状ありません。
飲み込んだジュエリーは消化されずに、数日以内に便と一緒に自然に体外へ排出されることがほとんどです。しかしこれらは絶対とは断言しづらく、あくまでも自己責任で行う施術だということを覚えておいてください。
もし意図的にジュエリーを外したい場合は、自分で無理にオフしようとせず必ず施術を受けた歯科医院外してもらってください。
安全に、最先端のおしゃれを楽しもう
ティースジュエリーは、歯を極力傷つけずに口元のおしゃれを楽しめるファッションアイテムです。
安全に楽しむためには、セルフで行うのではなく、専門知識を持つ歯科医師や歯科衛生士が在籍する歯科医院で施術を受けることが重要です。
正しい知識を持って、自分らしいティースジュエリーのスタイルを見つけ、おしゃれを楽しんでくださいね!
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