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幼く見られがちな下がり眉から印象チェンジ!大人見えする直し方・整え方までガイド
女性らしくか弱い印象を与える下がり眉は、アンニュイでかわいい雰囲気をまといたい人に人気の眉毛です。ところが、生まれつき下がり眉の人のなかには、「野暮ったく垢抜けない」「不幸そうに見える」と悩みを抱える人も少なくありません。
そこで今回は、生まれつき下がり眉の直し方、平行眉毛・上昇眉毛への作り方や注意点について詳しく解説します。垢抜け眉毛の作り方をマスターして、下がり眉からキリッとした大人っぽい美眉を目指してみてください。
眉尻の位置
理想的な眉尻の位置は2パターン存在しており、与えたいイメージによって目安とする位置が異なります。子供っぽくかわいらしい雰囲気のメイクに仕上げる場合、口角と目尻の延長ラインにすると短め眉毛が完成。長め眉毛で大人っぽいメイクに仕上げたい場合は、小鼻と目尻の延長ラインに眉尻を位置づけましょう。
眉尻の高さは眉頭よりやや高めの位置が理想的で、眉尻が眉頭よりも下になると下がり眉に見られます。
生まれつき下がり眉の直し方とは?
スクリューブラシで毛流れを整える
生まれつき下がり眉の直し方は、まず毛流れをスクリューブラシで整えることが重要なポイントです。眉毛は寝ぐせや生えぐせなど意外と癖が付きやすく、ボサボサのまま眉毛処理をすると失敗しがち。
必ず眉毛が生えている向きに沿ってスクリューブラシで梳かし、毛流れを整えてからカットするようにしましょう。スクリューブラシでの整え方は眉頭部分を上に、眉尻部分は下に向かって梳くとテクニックいらずで綺麗に整います。
眉頭側の眉毛をハサミでカットする
下がり眉に見られてしまう主な原因は、眉頭の位置が眉尻よりも高いために眉毛が「ハ」の字に見えることです。手っ取り早く下がり眉を美しく整えるためには、眉頭の高さを眉尻よりも低い位置にする整え方がおすすめ。眉頭側の毛をコームで立ち上げるようにすくって、ブラシからはみ出した毛を眉用ハサミでカットしてください。
ただし、眉頭の位置が低すぎると不自然な上昇眉毛となるため、カットしすぎないよう要注意です。
眉頭の上・眉尻の下をカミソリで剃る
眉毛周りに余分な産毛が生えていると、ボサボサとした清潔感に欠ける印象に見られるため要注意。カミソリであきらかに不要な産毛をカットする整え方は、野暮ったく見えがちな下がり眉を清潔感あふれる美眉にできます。眉頭側を整える際は眉毛の上から、眉尻側を整える際は眉毛の下から剃ると、自然と下がり眉を改善できるでしょう。
敏感肌や乾燥肌の人、肌へのダメージが気になる人は、刃が直接肌に当たらない電気シェーバーがおすすめです。
メイク方法(1)平行眉毛の作り方と注意点
眉毛の下部分に直線を描いて下描きする
生まれつき下がり眉を平行型に見せる作り方のポイントは、眉毛の輪郭をアイブロウペンシルで下描きしておくことです。角度をつけない真っ直ぐな形が特徴的な平行眉毛は、床と平行になるような整え方を心がけましょう。一度に眉毛の輪郭を縁取ると失敗しやすいため、眉下から少しずつ下描きをする整え方がおすすめ。
また、左右非対称の眉毛はメイク全体のバランスが崩れるので、角度・長さが左右対称になるようにラインを引きましょう。
眉山から眉尻に向かってラインを描く
眉下部分の下描きができたら、眉山から眉尻に向かってアイブロウペンシルでラインを引いてください。下がり眉の人は本来の眉山が目立ちにくいため、あらかじめ眉山の位置に印をつけておく作り方がよいでしょう。最後に眉毛の太さが一定になるように注意しながら、眉頭から眉山までをラインで繋ぐと平行眉毛の下描きの完成です。
下描きはそのままの状態ではのっぺりとした眉毛に仕上がるため、必ずスクリューブラシを使用してぼかすように注意してください。
この記事を書いた人
plumeria1257
スキンケアとメイク研究を愛する20代。女性向け美容系サイトのディレクター兼ライターを務めたのち、退職を機にフリーライターへ転身しました。「美しくなりたい」という気持ちに寄り添い、悩みを抱える女性に自信を与えられる記事を執筆することが目標です。