2021年からファッションのブームは、90年代スタイルがトレンド。それに伴い、2022年のメイクは当時の要素がふんだんに散りばめられた90年代ルックがトレンドとなりそうです。

とはいえ、90年代に流行したメイクがそっくりそのままリバイバルされるのではなく2022年仕様にアップデートされ、どこか懐かしさが残りつつも今っぽさのあるニュールックが誕生しそうな予感。

では、ここからはパーツごとにトレンドとなりそうなメイクを詳しく見ていきたいと思います。

2022年も引き続き、素肌感のあるナチュラルな肌が主流となりそうです。ですが、これからの素肌感のあるナチュラル肌はこれまで流行っていた何も塗っていないようなすっぴん風のベースメイクではなく、作り込まれたベースメイクがデフォルト。

いろいろなアイテムを駆使し、カバー力だけに頼らず光と色味も味方につけた上質な肌がトレンドとなりそうです。

2021年はマスカラやアイライナー、アイブロウなどのカラーバリエーションが増え、「カラーメイク」がより身近に取り入れやすくなりました。アイシャドウも数年前まではカラーレスのアイテムが人気でしたが、最近はパッと目を惹く明るいトーンのものが注目されつつあります。

2022年はカラーメイクがもっと定番化し、トーンアップしたカラフルな目元が流行りそうな兆し。90年代ルックの流行も相まって、パステルピンクやシマーなブルーアイシャドウなんかもリバイバルされそうです。

リップメイクも90年代ルックの影響を受け、ぷるんとツヤやかに仕上がる質感のリップが流行りそうな予感。当時のリップメイクには定番だったリップグロスもリバイバルされ、2022年のトレンドアイテムとなりそうです。

リップのカラーは、これまた90年代に流行ったブラウンが引き続き一世を風靡しそう。ブラウンリップは数年前から人気がありますが、これからはオレンジっぽさや赤っぽさのある明るいトーンのブラウンカラーが注目を集めそうです。

90年代ルックの代名詞である「細眉」もリバイバルされそうな兆し。当時に流行ったあの細眉を思い浮かべ「うそー！」と疑ってしまう方も多いと思いますが、ご安心ください。自眉を抜きまくって細く仕上げていた当時の眉毛とは違い、2022年は自眉を活かしつつ細く見せるナチュラルな細眉が流行りそうです。

さらに眉の質感も当時の眉毛とは違うところ。当時は「描きました！」といわんばかりの立体感のないのっぺりとした眉でしたが、2022年は毛の質感が感じられるふさっとした立体的な眉毛がトレンドとなりそうです。