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睡眠がダイエットのカギって本当?関係性や眠りの質が上がる習慣を詳しく説明!

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睡眠がダイエットのカギって本当?関係性や眠りの質が上がる習慣を詳しく説明!

毎日たっぷりと睡眠時間を確保して、ぐっすり深く眠ることはできていますか?実はダイエットと睡眠は、切っても切れない深い関係性があります。「がんばってダイエットしているのになかなか痩せない」という方は、睡眠に原因があるかもしれません。
この記事では、ダイエットと睡眠の関係性や睡眠の質を上げる習慣、快眠を妨げるNGなやり方などをご紹介。良質な睡眠で分泌される「痩せるホルモン」を味方につけて、ダイエットの成功を目指しましょう。

カテゴリ | ボディケア
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睡眠時間を確保するコツ3選をチェック

睡眠時間を確保するコツ3選をチェック 出典:adobestock

毎日忙しく働く女性は、たっぷりと睡眠をとることが難しい場合もあります。そんなときは、以下の睡眠時間を確保するコツを実践してみてください。

睡眠時間を確保するコツ3選

  • ・仕事はできるだけ残業をしない
  • ・寝つきが悪くなる原因やストレスを溜めすぎない
  • ・入眠や起床時間を決めて、規則正しい生活を心がける

仕事や生活習慣で睡眠時間がどうしても短くなってしまう方も、諦めないでください。次に紹介する睡眠の質を上げることも、ダイエット成功に欠かせない「痩せるホルモン」を分泌させるポイントとなります。

睡眠の質のよし悪しで変わる?ダイエットへの影響

なぜダイエット成功に「睡眠の質」が大切なのか?

なぜダイエット成功に「睡眠の質」が大切なのか? 出典:adobestock

ダイエット成功のためには、毎日ぐっすりと深く眠ることが大切。ぐっすり眠るためには睡眠時間の確保も大切ですが、睡眠の質がよいことも同じくらい重要なポイントなのです。

睡眠には浅い眠りのレム睡眠、深い眠りのノンレム睡眠があります。質のよい睡眠とは、入眠の3時間ほどでしっかり「ノンレム睡眠」をとり、その後90分ごとにレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを繰り返すこと。この切り替えが上手くいくと、ダイエットに影響するホルモンがきちんと分泌されるのです。

<睡眠と深い関係性>ダイエットに関係するホルモンとは?

<睡眠と深い関係性>ダイエットに関係するホルモンとは? 出典:adobestock

たっぷりと良質な睡眠をとれている人は、食欲抑制効果のあるホルモン「レプチン」が分泌されます。逆に、睡眠不足だと食欲増進効果のある「グレリン」が分泌され、食べ過ぎやすくなってしまうのです。

また、美容や健康に欠かせない「成長ホルモン」も睡眠中に分泌されます。実は成長ホルモンには、脂肪の分解を促し、筋肉を発達させる働きがあるのです。これらの理由から、睡眠の質を上げることはダイエット成功にも大きく影響するといえるでしょう。

<睡眠の質を上げるメリット>ダイエット以外にも効果大

<睡眠の質を上げるメリット>ダイエット以外にも効果大 出典:adobestock

毎日適度な睡眠時間を確保し、睡眠の質を上げることはダイエット以外にもメリットがたくさんあります。

【良質な睡眠】ダイエット以外のメリットとは?

  • ・身体の疲労を回復する
  • ・美肌が作られやすくなる
  • ・記憶が整理され、定着しやすくなる
  • ・免疫力の向上が期待できる
  • ・メンタルが安定しやすくなる

美容や健康のためにも重要な睡眠。ダイエット中でなくても、睡眠時間の確保や睡眠の質の向上は積極的に取り組んでいきたいですね。

<ダイエット成功のカギ>睡眠の質を上げる習慣5選

痩せるホルモンを分泌!睡眠の質を上げる習慣とは?

痩せるホルモンを分泌!睡眠の質を上げる習慣とは? 出典:adobestock

痩せるためにはたっぷりと良質な睡眠をとって、ダイエットと関係の深いホルモンの分泌を味方につけることが大切です。

<ダイエットのカギ>睡眠の質を上げる習慣5選

  • 1.起床後に朝日を浴びる
  • 2.朝食を毎日きちんと取る
  • 3.日中は適度に身体を動かす
  • 4.就寝前に体温を下げない
  • 5.寝室をリラックス空間にする

<睡眠の質を上げる習慣1>起床後は朝日を浴びる

<睡眠の質を上げる習慣1>起床後は朝日を浴びる 出典:adobestock

夜の睡眠の質を上げるためにまず意識したいのは、規則正しい生活を送ることです。毎日の入眠と起床の時間がバラバラだと、体内のリズムが作られにくく夜にぐっすり眠れません。

もし、寝つきが悪くて入眠までに時間がかかる場合は、起床後に朝日を浴びることを習慣にしましょう。朝日を浴びると脳から「セロトニン」が分泌されるのですが、このセロトニンこそが夜に睡眠を促すホルモン「メラトニン」の材料となるのです。

<睡眠の質を上げる習慣2>朝食を毎日きちんと取る

<睡眠の質を上げる習慣2>朝食を毎日きちんと取る 出典:adobestock

夜の睡眠の質を上げるには、質のよい朝食を毎日きちんと取ることも大切です。朝食では、睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となる「トリプトファン(必須アミノ酸)」と、「ビタミンB6」を意識して摂ると睡眠の質が向上するとわかっています。

ダイエット成功のためにも、毎日質のよい朝食を取るのは大切。ここからは、朝食におすすめのトリプトファンとビタミンB6の働きや、具体的な食材を見ていきましょう。

朝食におすすめの栄養素!トリプトファンとは?

朝食におすすめの栄養素!トリプトファンとは? 出典:adobestock

トリプトファンは体内では合成できない栄養素なので、食事で積極的に摂る必要があります。トリプトファンは脳内でセロトニンに変化し、夜になると睡眠ホルモンのメラトニンになるのです。

【トリプトファンを多く含む食材】

  • ・鶏むね肉
  • ・たまご
  • ・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)
  • ・大豆製品(納豆、豆腐、味噌など)
  • ・バナナ、キウイ

朝食におすすめの栄養素!ビタミンB6とは

朝食におすすめの栄養素!ビタミンB6とは 出典:adobestock

ビタミンB6は前述したトリプトファンと相性のよい栄養素とされています。理由は、トリプトファンの分解や吸収を助ける働きがあるからです。

【ビタミンB6を多く含む栄養素】

  • ・魚類(まぐろ、かつお、鮭など)
  • ・鶏肉(ささみ、むね肉、レバーなど)
  • ・ピスタチオ
  • ・ニンニク

毎日ビタミンB6を意識して摂るのが難しい場合は、サプリメントを活用するのもおすすめ。

<睡眠の質を上げる習慣3>日中は適度に身体を動かす

<睡眠の質を上げる習慣3>日中は適度に身体を動かす 出典:adobestock

夜に睡眠の質を向上させるには、日中の過ごし方も大切なポイント。日中ダラダラと過ごすと夜の寝つきが悪くなりやすいので、適度に身体を動かす習慣をつけましょう。

とはいえ、激しい運動は疲労が蓄積してスムーズな入眠を妨げるので、有酸素運動で適度に身体を動かすのがおすすめ。ウォーキングや軽いジョギングなどは、ダイエットにも効果的で一石二鳥です。

<睡眠の質を上げる習慣4>就寝前に体温を下げない

<睡眠の質を上げる習慣4>就寝前に体温を下げない 出典:adobestock

就寝前に身体を冷やすと、入眠に時間がかかるとされています。就寝前は体温を適度に上げて、リラックスして過ごしましょう。

入眠前の身体を温めるおすすめ習慣

  • ・ぬるま湯にゆっくりつかる
  • ・夕食に身体を温める食品(ショウガなど)を摂る
  • ・3首まわり(手首・足首・首)を温める
  • ・軽くヨガやストレッチをする
  • ・コップ一杯の白湯を飲む

ただし、就寝直前の入浴は身体を覚醒させて寝つきが悪くなることがあります。入浴は就寝の2~3時間前までに済ませるのがおすすめです。

この記事を書いた人

わかな ゆい

現役化粧品メーカー社員の美容ライター。本職での美容トレーナー経験が長く、コスメ・メイク・サプリの知識が豊富。趣味は美容と旅行。保有資格:JMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャン、コスメ薬事法管理者。

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