ストレッチは、下半身がむくんでいるときや筋肉が張って凝り固まっているときにおすすめの方法。ゆっくり伸ばしながらゆるめていくことで、筋肉がほぐれて血流を促します。また、自律神経を整える働きもあり、基礎代謝アップも期待できますよ。

ストレッチはおこなうタイミングによって得られる効果が異なるので、目的に合わせて取り入れる時間帯を調整するのがよいでしょう。1日中活動的に過ごしたい場合は朝起きたときに、筋肉の疲れをほぐし睡眠の質をよくしたいときは夜寝る前におこなうようにしてください。

立ちっぱなしや座りっぱなしで脚のむくみや冷えが気になる場合は、ちょっとしたスキマ時間で簡単にできる「かかと上げ下げエクササイズ」がおすすめ。つま先を床につけた状態でかかとを上げ下げすると、ふくらはぎの筋肉が刺激されて滞った血液や水分が循環しやすくなります。

具体的な方法は以下のとおりです。

かかと上げ下げエクササイズ方法

この動きを10回ほど繰り返しましょう。かかとを上げ下げするときはスローペースでおこなうと、より筋肉を刺激しやすくなります。座った状態でも立った状態でもできるので、仕事や家事の合間で簡単にトレーニングできておすすめです。

太ももやお尻を触ったときに、冷たいと感じたことはありませんか？触ってひんやりした方は、もしかすると太ももやお尻もむくんでいるかもしれません。

ふくらはぎのむくみを解消してもスッキリしない場合は、太ももとお尻の筋肉をほぐすストレッチでむくみのない下半身を手に入れましょう。

太ももとお尻に筋肉をほぐすストレッチ方法

脚を両手で抱えて胸の位置まで引き寄せるときは、すねと床が平行になるように意識するのがポイント。呼吸を整え、太ももとお尻の筋肉が伸びているのを感じながらおこなってくださいね。

運動不足で筋肉量が少ない方は、筋トレを取り入れるのがおすすめ。初心者の方は下半身の大きな筋肉を効率よくトレーニングできる「スクワット」で筋肉に刺激を与えましょう。

詳しいやり方は以下のとおりです。

スクワットの方法

スクワットのポイントは膝が前に出ないように意識すること。正しい姿勢とスピードで、10回1セットを2回おこないましょう。慣れてきたら3セット、4セットと徐々に回数を増やしてみてくださいね。

「下半身が痩せない」と悩んでいる女性のなかには、太ももの内側のお肉と格闘している方も多いのではないでしょうか。なかなか落ちない内もものお肉は、カエル足エクササイズでスッキリさせましょう。詳しいやり方は以下のとおり。

カエル足エクササイズ方法

開く・閉じるの動作はゆっくりとおこなうのがポイント。ご紹介した方法は初心者にも簡単にできる基本のやり方ですが、慣れてきたら床から両脚を浮かせた状態でおこなうと内ももの筋肉がさらに鍛えられますよ。