ファンデーションを塗ったときの毛穴の目立ち方は「毛穴落ち」と「毛穴浮き」の2パターンが一般的です。どちらのパターンも、主な原因は以下の4つが考えられます。

ファンデーションを塗ったときの毛穴の目立ち方は、以下の2パターンがあります。

凹凸が目立つ毛穴落ちとは、皮脂とファンデーションが毛穴にたまる状態。白いプツプツが目立つ毛穴浮きとは、角栓が詰まっている部分にファンデーションを重ねることで、盛りあがり浮いてしまうことです。

どちらのパターンも主な原因は、これから紹介する4つが考えられます。

毛穴が目立つ原因として、まず考えられるのが「肌の乾燥」です。肌が乾燥していると、これ以上乾くのを防ぐため過剰に皮脂を分泌します。

必要以上に皮脂を分泌することで毛穴が開き、ファンデーションが毛穴落ちしたり角栓が詰まっている部分が毛穴浮きしたりと、目立つ原因になるのです。

化粧下地を使わずにベースメイクを仕上げるのも、毛穴が余計に目立つ原因に。化粧下地は肌の凹凸をなめらかにし、次に塗るファンデーションの密着力を高める大事な役割があります。

そのため、下地を省いていきなりファンデーションを塗ると凹み部分に入り込み、毛穴落ちを引き起こす原因になるのです。また、密着力が弱くなるぶん皮脂崩れが起こり、毛穴浮きも目立ちやすくなります。

化粧下地を塗っているのにファンデーションで毛穴が目立つ方は、塗り方に問題があるのかもしれません。

ファンデーションは、量と伸ばし方がとても重要。カバーしたいからといって厚塗りすると、逆に目立たせる原因になります。また、伸ばし方にムラがあると、隠したい部分をしっかりカバーできません。塗るときは薄付きで、ムラなく均一に伸ばすように心がけましょう。

皮脂分泌が多いのも毛穴が目立つ原因になります。メイクをして時間が経つと肌のテカリが気になる方は、事前に化粧水や乳液でスキンケアをおこない、水分と油分を補ってからベースメイクに取り掛かるようにしましょう。

また、皮脂を抑える機能を持つ化粧下地を仕込み、テカリを防ぐのも有効です。

ファンデーションで余計に毛穴が目立つのを防ぐためには、メイク前のスキンケアがとても重要。化粧水や乳液などのスキンケアで事前に肌にうるおいを与え、皮脂の過剰分泌による毛穴落ちや毛穴浮きを回避しましょう。

スキンケアは、肌質によって正しくおこなうのがポイントです。オイリー肌の方は化粧水をたっぷり塗り、水分を重点的に補うスキンケア。インナードライ肌の方は、部分的に化粧水と乳液の量を調節しながら油分と水分をバランスよく補うようにスキンケアをしてください。

ファンデーションで毛穴が余計に目立つのを防ぐために、化粧下地は欠かせないアイテム。テカリや乾燥など、肌質に合ったものを使用するだけでも毛穴は目立ちにくくなります。悩みが深い場合は普段使っているアイテムに加え、毛穴カバーに特化した部分用の下地を併用するのがおすすめです。

部分用の下地は、凹凸を整えるシリコン系のポアプライマーを使うと仕上がりがきれいなだけではなく、時間が経っても毛穴が目立ちにくいベースメイクが作りやすくなりますよ。