乾燥して肌表面がカサカサしたり、粉がふいたりすると実際の年齢よりも老けて見えがちに。30代の乾燥肌タイプは、保湿成分がたっぷり入った化粧下地がおすすめです。

適度なツヤがあると若々しく見えるので、ラメやパールなどのツヤ感が出るタイプもキレイに仕上がります。また、みずみずしいジェルタイプよりも、しっとりとした乳液タイプやクリームタイプが肌に合うでしょう。

赤みやヒリヒリなどの肌トラブルが出やすい敏感肌タイプは、伸びのよいしっとりとしたテクスチャーのアイテムを選びましょう。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が高配合されているタイプがおすすめ。

仕上がりのキレイさも大切ですが、敏感肌さんは「アルコールフリー」や「パラベンフリー」など、フリー表記がある化粧下地を優先して選ぶほうが無難です。

Tゾーンはベタつくけれど、頬や目の周りなどはカサカサする。そんな混合肌タイプは、化粧下地を2種持ちして、部位別に使い分けるのがキレイに仕上げるポイントです。

さっぱりとしたテクスチャーでテカリを抑える化粧下地はTゾーンに。頬や目の周り、口の周りなど乾燥しやすい部位は、保湿成分たっぷりでツヤ仕上がりの化粧下地を使いましょう。

脂性肌は、Tゾーンを中心に顔全体の皮脂の分泌が活発な肌タイプ。皮脂の分泌量が多いと、ベタベタしてテカリやすい、空気中の汚れが付きやすい、日中に化粧が崩れてしまうなどさまざまなデメリットがあります。

脂性肌タイプは、皮脂を吸着するタイプの化粧下地がおすすめです。日中のテカリやベタつきを抑え、清潔感のある肌をキープできますよ。

30代はさまざまな肌悩みが出始める年代です。前述した＜肌タイプ＞とともに、自分の肌悩みに合わせたアイテムを選ぶと、気になる部分がキレイにカバーできます。

たとえば毛穴やニキビ跡が気になる方は、凹凸カバー機能のあるものを。クマやくすみなどが気になる方は、色ムラコントロールやトーンアップの化粧下地を選ぶと、ナチュラルに肌悩みをカバーできておすすめです。

化粧下地もメイクアイテムなので、カバー力だけでなく仕上がりも大切ですよね。30代の女性におすすめなのは、微細なラメや偏光パールが入った化粧下地。手軽に若々しいツヤ感が出て、上品な仕上がりになります。

ただし、敏感肌タイプはラメやパールが負担になることも。キレイに見せるための化粧下地で肌トラブルが起きると本末転倒なので、敏感肌さんは仕上がりよりも配合成分を重視しましょう。

化粧下地はさまざまなブランドの優秀なアイテムが豊富に揃っています。プチプラやデパコス、ドラッグストアコスメなどでもおすすめの化粧下地がたくさんあるので、自分の推しブランドから選ぶのもよいでしょう。

ですが、化粧下地は品揃えが豊富すぎるがゆえに迷ってしまうこともありますよね。そんなときは、自分と同じ年代や肌タイプの方の口コミを参考にして選ぶのもおすすめです！

今回はRAXY読者のみなさまに化粧下地に関するアンケートを実施しました！30代におすすめの人気ブランドの化粧下地＜ベスト10＞をランキング形式でお届けします。

アンケートの結果、30代女性の肌タイプは乾燥肌と混合肌が多いとわかりました。最も少なかったのは脂性肌タイプです。

30代女性の肌悩みは毛穴、シミ・くすみ、乾燥など、広く分布していて個人差があることがわかります。

化粧下地で重視するポイントTOP3は、崩れにくさ、肌悩みにあっているか、仕上がりの順でした。次点で、使い心地を重視する声も多かったです。

とろりとしたテクスチャーで、毛穴やシワなどの凹凸を包み込んでなめらかにカバー。肌なじみがよい半透明のペーストが、ほどよく光を通して透明感を演出します。

明るめのベージュ系カラーのプライマーなので、ナチュラルに肌色を明るく見せたい方におすすめのデパコスです。肌トラブルをカバーしつつ、健康的なツヤ肌に整えます。

【SUQQU（スック） スムース カバー プライマー】
6,600円（税込） 編集部調べ

オリジナルブレンドの植物オイル※1を配合し、使うほど肌がうるおう美容液のようなデパコス化粧下地。しっとりとしたテクスチャーで乾燥による小ジワ※2を目立たなくします。

8つのフリー処方※3で、シンプルな設計が好みの方や敏感肌の方にもおすすめです。肌色となじむクリアベージュとラベンダーベージュの2種のカラーが、ナチュラルな仕上がりへ導きます。

【ETVOS（エトヴォス） ミネラルインナートリートメントベース】
4,950円（税込） 編集部調べ

美容液のようなみずみずしいテクスチャーで、肌色にほんのりとナチュラルな血色感をプラスしてくれる化粧下地。上品なパールが、まるで内側から発光しているかのようなツヤ感を演出する人気のデパコスです。

口コミでも評判が高く、リピーターも多い人気のアイテム。30代に特有の毛穴や凹凸、くすみをカバーしてなめらかな肌に導きます。
 
【DECORTÉ（コスメデコルテ） ロージー グロウライザー】
3,520円（税込） 編集部調べ

敏感肌でも使いやすいと評判のLA ROCHE POSAY。3種類のカラーの中から、自分のなりたい肌に合わせて選べる化粧下地です。

ローズはナチュラルな血色感をプラスしたい方、クリアはテカリが気になる方、ホワイトはくすみが気になる方におすすめ。SPF50+/PA++++なのに、専用クレンジング不要なのもうれしいポイントです。
 
【LA ROCHE POSAY（ラ ロッシュ ポゼ） UVイデア XL プロテクション トーンアップUV】
3,960円（税込） 編集部調べ

さらっと軽いテクスチャーが人気のデパコス化粧下地。シルクエッセンス※とシアバター※を配合し、肌表面をつるんとなめらかに整えます。

淡いピンク色のトーンカラーが肌色にとけこむようになじみ、表面の凹凸をナチュラルにカバー。次に使うファンデーションが、薄くムラなくのると口コミでも人気のデパコスです！

【RMK（アールエムケー） メイクアップベース】
4,070円（税込） 編集部調べ

もともとの皮脂量が多く、皮脂崩れが起こりやすい方に一度は試してほしい化粧下地です。

Primavista独自のオイルコントロール処方で、夕方までテカリやベタつきのない心地よい肌が続きます。肌色をナチュラルに明るく見せる、淡いピンクのトーンアップタイプ。スキンケア成分※を配合した伸びのよいテクスチャーや、ドラッグストアなどで入手しやすいのも人気の理由です。

【Primavista（プリマヴィスタ） スキンプロテクトベース＜皮脂くずれ防止＞ トーンアップ】
3,080円（税込） 編集部調べ

プチプラの皮脂カバータイプを探している方におすすめなのがコチラ！肌表面の毛穴や色ムラを、ナチュラルにカバーするオレンジベージュの化粧下地です。

メイク崩れの原因になる皮脂と乾燥をダブルで防ぎ、明るい肌色が持続します。プチプラなのに、汗や水に強いウォータープルーフ処方なのもうれしいポイントです。
 
【CEZANNE（セザンヌ） 皮脂テカリ防止下地 保湿タイプ】
770円（税込） 編集部調べ

キラキラとした大人かわいいパッケージが人気のMAQuillAGEの化粧下地。独自のうるさらセンサーパウダーが、ベタつく環境では水分を吸着、乾燥する環境では水分を放出するという、乾燥対策もテカリ対策も叶えるアイテムです。

保湿成分※もたっぷり配合し、メイクしながらスキンケアができるのも魅力！ナチュラルタイプとトーンアップタイプの2種から、自分の肌色にぴったりの仕上がりを選べます。

【MAQuillAGE（マキアージュ） ドラマティックスキンセンサーベース EX UV+ナチュラルタイプ】
2,860円（税込） 編集部調べ

ワンランク上の仕上がりや、スキンケア機能を追求したい方におすすめのデパコス化粧下地。肌色になじむナチュラルな色味でありながら、高いカバー力で肌表面の凹凸を美しく整えると口コミでも高評価です。

独自成分スキンイルミネイター※がメイクをしながらスキンケアを可能に。香りもテクスチャーも心地よい、大人の魅力を引き上げる人気のデパコスアイテムです。

【Clé de Peau Beauté（クレ・ド・ポー ボーテ） ヴォワールコレクチュールn】
7,150円（税込） 編集部調べ

栄えあるRAXY読者投票1位に輝いたのは、PAUL & JOEの「モイスチュアライジング ファンデーション プライマー」。モイスチュアエッセンス※をはじめとする、美容液成分が約90%の高い保湿効果が人気のアイテムです。

伸びがよくてムラになりにくく、透き通るような透明感とツヤ感のある上質な仕上がり。PAUL & JOEならではのパッケージの可愛さと、香りの心地よさも高評価です！

【PAUL & JOE（ポール&ジョー） モイスチュアライジング ファンデーション プライマー】
3,850円（税込） 編集部調べ

30代は年齢の影響はもちろん、今まで積み重ねたお手入れや環境によって肌のコンディションに個人差が出ます。まずは肌の水分と油分をチェックしてから、化粧下地を使うのがポイントです。

頬や目の周り、口の周りなどが乾燥していたら乳液をプラス。Tゾーンがベタついていたらティッシュオフをするとムラが防げますよ。季節によっても肌の水分・油分は変化するので、肌状態のチェックは習慣化しましょう。

30代は365日同じアイテム、同じ量の化粧下地をつけるのではなく、肌状態を見極めてアイテムや使用量を調整するのがおすすめ。30代になると、ある程度肌質や肌色が落ち着いてくるので、自分の肌の傾向もわかってきます。

たとえば春先に皮脂が増えやすい、睡眠不足で乾燥しやすいなどです。肌のコンディションに合わせてアイテムや使用量を変えるなどの対策をすると、仕上がりにも差が出ますよ。

30代がメイクの仕上がりを若々しくキレイに見せるコツは、目元や口元などの細部までしっかりケアすること。目元や口元はエイジングサインが出やすいので、やさしいタッチで丁寧に化粧下地をつけましょう。

乾燥性の小ジワなどが気になるときは、重ね付けもおすすめです。もちろん日々のスキンケアでもパーツケアを積極的に取り入れて、乾燥による肌トラブルを防ぎましょう。

誰しも年齢による肌影響は避けては通れません。10代、20代のときとは違い、確実に肌悩みが変化してくる30代。若いときに使っていたメイクアイテムが肌に合わなくなることもしばしば出てきます。

化粧下地はファンデーションの仕上がりに差をつけるおすすめアイテム。30代の肌を考慮した化粧下地の選び方で自分にぴったり合うアイテムを選びましょう！