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夏でも保湿が大事!スキンケアのポイント&注意点を押さえて潤いをキープしよう
夏は冷房による乾燥や紫外線によるダメージが原因で、あらゆる肌トラブルが起こりがちです。「夏ならではのスキンケア方法を知りたい」と考えている大人女子も多いでしょう。
そこで今回は、夏のスキンケアで心がけたいポイントや注意点をご紹介します。夏のスキンケアにぴったりなさらっと使えるクリームもご紹介するので、夏向けのコスメを探している人もぜひ参考にしてくださいね。
夏は紫外線対策を徹底!日焼けを防ぐスキンケア
紫外線を浴びると肌はどうなる?
紫外線は肌に悪影響を与えるという認識を持っている人は多いですが、具体的な影響までは知らない人も多いでしょう。肌に影響を与える紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があり、肌に与えるダメージはそれぞれ異なります。紫外線対策の必要性を知るためにも、それぞれの影響をチェックしましょう。
UV-A | ・真皮層まで到達し、メラニンの合成を促進することで肌を黒くする ・長期的に浴びると、シワやたるみの原因に |
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UV-B | ・表皮にダメージを与え、皮膚に赤く炎症を起こす ・長期的に浴びると、シミやそばかす、乾燥の原因に |
日焼け止めの正しい使い方
日焼け止めの使い方のポイントは、適切な量をムラなく塗ることです。顔に塗るときは、両頬・顎・額・鼻に5点置きし、人差し指と中指を使ってムラができないように広げましょう。このとき目の周りや口周り、小鼻などの細かい部分に塗るのも忘れずに!頬や額など日焼けしやすい部分には重ね塗りしてもOKです。
また、紫外線カット機能を保つために、2~3時間に1回は塗り直すことも意識しましょう。
うっかり日焼けには冷却&保湿
日頃から紫外線対策をしている人でも、うっかり日焼けしてしまうこともありますよね。そんなときは、冷却&保湿のスキンケアを行いましょう。
日焼けをした直後の肌は、やけどをしたときのように皮膚の中で炎症を起こしています。炎症を抑えるためにも、濡れタオルやスプレータイプの化粧水でクールダウンしましょう。また、紫外線を浴びた肌は水分が奪われて乾燥しているため、化粧水やクリームでしっかり保湿をすることも大切です。
美白タイプの化粧品でシミ対策
日焼けによるシミやそばかすが気になる人は、普段のスキンケアアイテムを美白※タイプにシフトしましょう。人気の美白※有効成分は、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチンなどが挙げられます。
成分によって皮膚内での機能が異なるため、ひとつ使って自分には合わないようであれば別のタイプを試してみてくださいね。
ビタミンC誘導体 | メラニンの生成抑制・還元・メラニンを作る酵素の働きを抑える |
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トラネキサム酸 | 抗炎症・メラニンの生成指示阻害 |
アルブチン | メラニンを作る酵素の働きを抑える |
※日焼けによるシミ、そばかすを防ぐ
夏の肌荒れを撃退したい!肌荒れを予防するスキンケア
洗顔で汚れをしっかり落とす
皮脂や汚れが付着した状態で過ごしていると、肌荒れやニキビなどの原因につながります。夏でも肌荒れのないきれいな肌をキープするためにも、洗顔フォームを使ったスキンケアを習慣化しましょう。
寝ている間に汗をかきやすい夏は、朝のスキンケアでも洗顔フォームを使用するのがおすすめです。水だけでは皮脂などの油性の汚れは落ちにくいため、しっかりと泡立てた洗顔フォームでやさしく洗いましょう。
汗をかいたらシートで拭き取る
日中に汗をかいたときは、汗拭きシートでこまめに汗を拭き取るようにしましょう。汗を拭くときはゴシゴシと肌をこすらず、やさしく押し当てるように拭き取るのがポイントです。
また、汗拭きシートの中には、爽快感を与えるためにアルコールを使用したタイプがあります。アルコールが原因で肌荒れが起こりやすい人は、アルコールフリーの汗拭きシートを使いましょう。
ニキビタイプのスキンケアを取り入れる
夏になるとニキビができやすい人は、ニキビケアができるスキンケアアイテムにシフトしましょう。スキンケアアイテムを選ぶときに注意したいのが、思春期ニキビと大人ニキビでは対策方法が異なることです。
思春期ニキビは皮脂を取り除きアクネ菌を殺菌するスキンケアが基本ですが、大人ニキビは炎症を抑えて保湿をするスキンケアが必要になります。選び方を間違えると逆効果になることもあるので、ニキビのタイプに合わせたスキンケアアイテムを選びましょう。
この記事を書いた人
kou
化粧品メーカーで商品開発に携わった経験を活かし、美容ライターとして活動中。コスメの知識を深めるため、日本化粧品検定1級の資格を取得。現在は1児の母として子育てに奮闘中。忙しくても肌は綺麗でいたいと願う女性たちに役立つ情報を発信します。