出典:adobestock
スキンケアの順番は朝・夜で違う!正しく理解してすっぴん美肌を手に入れよう
美肌を保つために欠かせないスキンケア。あなたは正しく順番を守ってスキンケアを行うことができていますか?
正しい順番でスキンケアアイテムを使用しないと、効果が薄れてしまうことも…。
スキンケアの順番を正しく理解し実践することで、より一層美肌を目指すことができます。
今回は、正しいスキンケアの順番を「朝編」「夜編」に分けてご紹介。また、スキンケアの順番やスキンケアアイテムに関する疑問も合わせてご紹介いたします。
(7)日焼け止め
最後に日焼け止めを塗って、朝のスキンケアは終了です。室内にも紫外線は降り注いでいるので、外出しない日でもUVケアは必須です。
日焼け止めはSPFやPAという値で効果が示されているので、季節やその日の予定に合わせた日焼け止めを選びましょう。朝の忙しい時間は、化粧下地にUVが含まれているアイテムも時短になりおすすめです。
以上が正しいスキンケアの順番、朝編です。朝のスキンケアは一日の肌状態を整えるために重要です。スキンケアはこの順番に沿って行い、効果を高めましょう。
正しいスキンケアの順番:夜編
朝と夜のスキンケアにおいて、基本的な順番に変わりはありません。
しかし、朝と夜ではスキンケアを行う目的が違うので、順番は変えずに使用するアイテムを変えるとより効果的です。夜のスキンケアの順番は以下のやり方で行いましょう。
(1)クレンジング
(2)洗顔
(3)ブースター(導入液)
(4)化粧水
(5)美容液
(6)乳液
(7)クリームやアイクリーム
まずは洗顔でメイクや汚れを落とします。自分の肌に合ったクレンジングを使って丁寧にオフすることが大事。その後は朝のスキンケアと同じ方法でクリームまで仕上げましょう。
それでは、夜のスキンケアの順番や方法について詳しくご紹介しましょう。夜のスキンケアでパックを使用する場合の手順が気になっている方向けに後半で紹介していきます。
(1)クレンジング
夜のスキンケアはクレンジングから始まります。1日中すっぴんで過ごした日でも、日焼け止めや皮脂汚れなどをしっかり落とさないと肌トラブルの原因になりますので、クレンジングを行うことをおすすめします。
クレンジングにはオイル、ミルク、バーム、ジェルなどさまざまな種類がありますので、自分の肌質やメイクの濃さを考えて、自分に合ったものを選びましょう。
(2)洗顔
次に洗顔を行います。クレンジングの種類によってはダブル洗顔不要のものもあるので、クレンジングできちんと汚れが落ちていれば洗顔の行程は不要です。
ただし、クレンジングの洗い残しや落ち切っていない角質汚れが肌に溜まってしまうことも多いです。
そのため、ダブル洗顔不要のアイテムを使用していてもぬめりや洗い残しが気になる場合は、ぜひ洗顔を行うことをおすすめします。
(3)ブースター(導入液) *任意
ここからはおおよそ朝のスキンケアと同じ順番になります。洗顔後はブースターを使用して、この後に行うスキンケアの浸透を高めます。
ブースターをお持ちでない方はこの順番を飛ばしてもOKです。
濃いメイクを落とすために肌に刺激が強いクレンジングを使用した場合は、クレンジングが肌の水分や油分を奪ってしまっている可能性もあります。そのため、保湿はより一層入念に行いましょう。
(4)化粧水
朝と同じく、ブースター→化粧水という順番で塗布します。
朝と同じアイテムでももちろんOKですが、「朝はメイクが崩れないようにさっぱりしたアイテムを使っている」という場合、夜はしっとりした化粧水を利用するなどして使い分けても良いでしょう。
化粧水だけでなく、この後の順番で使用する美容液や乳液、クリームにも同じことが言えます。
(5)美容液
次に美容液を使用します。夜は日中のメイクによる刺激や乾燥、紫外線などによって、肌のバリア機能が低下した状態にあります。
そのため、夜の美容液で集中的にスキンケアを行うことによって肌荒れを防ぎましょう。
疲れた肌にしっかり栄養を与えることで、肌トラブルが起きづらい健康的なお肌へと導くことができます。
(6)乳液
次は乳液を使用します。夜は油分が多くこってりした乳液を使用してもメイクに響きづらいので、保湿重視でアイテムを選ぶとよいでしょう。
夜に肌をしっかり保湿して潤いをキープすることで、翌日のメイクのりが変わります。
お仕事などで疲れている日もあるかと思いますが、夜のスキンケアを丁寧に行うことで美しいお肌を目指すことができますよ。
(7)クリーム
最後は人によってクリームを使用します。ナイトクリームという夜用のクリームも発売されているので、こちらも乳液などと同様、朝と区別して使用するのもおすすめです。
また、朝はクリームなしで夜はクリームあり、という方法もOK。目の周りが気になる方は、クリームと同様にアイクリームを乳液の後に塗りましょう。
以上が正しいスキンケアの順番、夜編でした。スキンケアの順番自体は朝編とほぼ変わりませんが、一日の汚れを落とすためにクレンジングや洗顔をしっかり行うことが大切です。
スキンケアの順番やスキンケアアイテムに関する疑問
朝と夜に分けて、一通りスキンケアの順番をご紹介しました。その中で、スキンケアアイテムの使用方法や追加のアイテムを使用する際の順番について疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ここではスキンケアの順番やアイテムの使用方法について、よくある疑問を解決します。
Q:パックはスキンケアのどの順番に組み込むべき?
パックは商品によっては洗顔後すぐに使用するタイプと化粧水をつけた後に使用するタイプと両方ありますので、まずは使用方法を確認しましょう。もし記載がない場合は「化粧水→パック→美容液」の順番で行うのが正解です。ただし、パックに含まれる成分の油分が多めの場合は「化粧水→美容液→パック」の順番でもOK。
夜のスキンケアでパックを使用する場合は、お風呂上りなど洗顔後につけるイメージがありますが、朝のスキンケアでパックを使用する場合も、洗顔をしてあらかじめ肌の状態を整えてから使用しましょう。
フェイスマスクには美容成分がたっぷり含まれているため、長時間つけていた方が浸透するのでは?と思うかもしれません。
しかし、シートマスクは長時間つけているとどんどん水分が蒸発し、肌の乾燥を引き起こす可能性があります。
肌が乾燥すると肌状態が悪化し、いいことがありません。スキンケアの順番もさることながら、肌の潤いを守るためにはシートマスクの使用時間や使用方法をしっかり守りましょう。
Q:美容オイルはどの順番に組み込むのが正解?
美容オイルは美容液と同じ働きをするものが多いので、美容液と同じ順番で使用する方法が一般的です。
しかし商品によってはブースターとして使用するものや、クリームの後に使用するものもあります。
パッケージに使用方法や順番が記載されているものが多いので、使用方法をよく読んでから正しい順番で使うことをおすすめします。
Q:ジェルクリームはいつ使うのがベスト?
ジェルはオールインワンジェルなどメーカーによってさまざまな種類が販売されています。ジェルの役割によっても異なるので、まずはパッケージを確認しましょう。
もしそれでも迷う場合、基本的な順番としては化粧水→ジェル→クリームになります。テクスチャーがより重たくなる順番とイメージすれば大丈夫!
Q:洗顔中の水の温度はどのくらいがベスト?
洗顔を行う際、どのくらいの温度のお水で顔を洗っていますか?洗顔時の適温は32~34℃といわれており、少し冷たいぬるま湯くらいの温度で洗顔を行うのがベストです。
温度が高すぎても低すぎても皮膚にダメージを与えてしまうので、適温を守って洗顔を行いましょう。
また、シャワーを直接顔にかけるのは刺激が強いのでNGです。
Q:季節ごとにスキンケアアイテムを変えるべき?
季節によって湿度や紫外線量が大幅に変わるので、スキンケアアイテムは季節に合ったものを選びましょう。
例えば春夏は紫外線量が増えるため、シミを予防するビタミンC誘導体や鎮静効果のあるアロエが含まれたスキンケアアイテムがおすすめです。
秋冬は季節柄乾燥しやすいので、しっとりしたテクスチャーのスキンケアアイテムやこってりしたクリームに変えるという方法もあります。
スキンケアの順番を見直して、すっぴん美肌を手に入れよう
基礎化粧品はきちんと順番を守って使用することで、高いスキンケア効果を発揮します。スキンケアの順番や方法の基本を忠実に守ることが美肌への近道です。
朝と夜のスキンケアに順番の違いはありませんが、使用するアイテムや目的が違います。
朝は保湿を重視しながらもメイクよれを考慮しながらスキンケアを行い、夜はしっかり汚れを落としつつ日中の肌疲れをリセットしましょう。
ご紹介したスキンケアの方法や順番を守って、より一層美しいお肌を目指してくださいね。