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アイシャドウの綺麗な塗り方とは?基本から目の形別テクニックまで徹底解説
最近のマスク生活によって、目元を華やかにみせるメイクが流行しています。特にアイシャドウは目元の印象を左右する、重要な部分です。
今回はアイシャドウの基本的な塗り方の順番や目の形別の塗り方、アイシャドウを塗る際におすすめのアイテムなどを総まとめしました。
メイク初心者さんから上級者さんまで、ためになるような内容を盛り込みましたので、ぜひご自身のアイシャドウの塗り方や使用アイテムなどの参考にしてみてください。
涙袋にハイライトカラーを入れる
最後に、涙袋にハイライトカラーを入れます。黒目の下部分にラメを入れてキラキラさせるのもおすすめ。目元がうるうるとして可愛らしい印象に仕上がります。
上まぶただけでなく下まぶたにもアイシャドウをしっかり塗ることで、顔が間延びして見えづらくなる効果があります。
「上まぶたにしかアイシャドウを塗っていなかった」というかたは、ぜひ下まぶたにもカラーを入れてみてくださいね。
アイシャドウの塗り方のコツ《目の形別》
アイシャドウの基本的な塗り方をご紹介しましたが、目の形は人によってさまざまなので似合う塗り方がそれぞれ違います。
目の大きさはもちろん、目を開けたときに見える範囲や強調したい部分も人によって異なるかと思います。
ここでは一重、奥二重、二重に分けて、順番にアイシャドウの塗り方のコツをご紹介しましょう。自分の目の形と照らし合わせて、塗り方をチェックしてみてくださいね。
アイシャドウを綺麗に塗るためのコツ《一重編》
一重さんは、目を開けた状態でメインカラーがしっかり見えるような塗り方がおすすめです。
一重の方は特に目を閉じた状態と開けている状態では色の見え方が違って見えがちなので、アイシャドウを塗っている最中も目を開けて確認しながら進めていきましょう。
ただし、アイホール全体にメインカラーを塗ってしまうと腫れぼったく見えがちなので注意。
目を開けて1~2mmメインカラーが見える範囲に塗って、締め色と下まぶたのアイシャドウをしっかり目に塗るのもコツです。
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アイシャドウを綺麗に塗るためのコツ《奥二重編》
奥二重さんは二重幅をつぶしてしまわないよう、上まぶたのキワに入れる締め色は目尻だけに入れる塗り方がおすすめです。
上まぶたは全体を利用して綺麗なグラデーションを作ると立体感が出て目が大きく見えます。
また、目尻側に濃いめのカラーを入れて陰影を作るのも綺麗です。こうすることで目が横に大きく見えるようになり、目元全体が印象的に見えるので好印象です。
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アイシャドウを綺麗に塗るためのコツ《二重編》
幅が広めの二重の方は特に、目のキワに塗った色が目元全体の印象を大きく左右します。
目のキワの色が濃くなるようなアイシャドウの塗り方をすることで、より縦幅が強調されて綺麗な目元になりますよ。
キワの締め色を広めに塗って目元の印象を引き締めるだけでなく、プラスでアイラインを上まぶた全体に引くことでより目元を強調させるのもおすすめです。
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アイシャドウの選びかた
種類・テクスチャーで選ぶ
パウダーアイシャドウ
アイシャドウといえば、パウダーアイシャドウを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?指やチップ、ブラシでパウダーをとって塗布する一番ベーシックなアイシャドウです。重ねる色味や回数で簡単に発色を調整したりグラデーションを作ったりできるので、初心者さんでも簡単にアイメイクが完成します。
リキッドアイシャドウ
液状のアイシャドウで、色持ちがいいのが特徴です。付属しているチップを使って塗布するのですが、付けすぎてしまう場合があるので要注意。一度、指にのせて少しずつ調整しながら塗るのがコツです。しっとりとした使い心地なので、パウダーだとパサついてしまう乾燥肌さんにおすすめ。
クリームアイシャドウ
パウダーとリキッドの中間のような使い心地で、指で簡単に塗れてほどよく長持ちしてくれます。リキッドは扱いが難しいと思っている方や、パウダーは乾燥するから保湿力が欲しいと思っている方におすすめ。クリームアイシャドウをベースに使って、パウダーアイシャドウで仕上げるも◎。使いやすさと持ち具合で選ぶならクリームアイシャドウがピッタリです。
ペンシルアイシャドウ
ペンの形をしたアイシャドウで、スティックアイシャドウとも呼ばれています。細かく微調整でき、アイライナーのようにスルスルと望んだ箇所を塗れるのがポイント。また、他のアイシャドウのように指が汚れることもないのも大きなメリットで、朝忙しい時やパパっとメイク直ししたいときに使いやすいアイシャドウです。
単色・パレットで選ぶ
単色アイシャドウ
単色アイシャドウを選ぶメリットは、自分好みの色を集められる点です。捨て色がないので、最後まで使い切れるのもポイント。単色だと、パレットより安く手に入れられるのでいろいろな色味を試せるのも嬉しいですね。逆に、アイシャドウ初心者さんは似合う色味が分からない状態で買ってしまうと失敗してしまう可能性があるので注意しましょう。単色アイシャドウは欲しい色味や似合う色味が分かっている方におすすめです。
パレットアイシャドウ
パレットアイシャドウは、いろいろな色味が組み合わさっていてこれ1つでアイメイクを完成させられるのが特徴です。似たような色味を組み合わせていることが多く、簡単に綺麗なグラデーションが作れます。アイシャドウ初心者さんは、扱いやすいパレットアイシャドウから初めて自分に似合うメイクを探ってみましょう。
パーソナルカラーで選ぶ
イエベ春
イエベ春さんは、黄みを感じるツヤ肌が特徴です。春のお花畑を思わせるような、明るく華やかな色味が良く似合います。アイシャドウは、イエロー・オレンジ・グリーンなど黄みを含んだ明るい色を選んで、元気で健康的なイメージを作りましょう。
ブルべ夏
ブルべ夏さんは、ピンクがかったソフトな肌が特徴です。初夏に咲く朝顔や紫陽花のような青みを含んだ淡い色味を得意とします。ラベンダー・ローズピンク・グレーなどの黄みを感じない穏やかな色のアイシャドウを選ぶとブルべ夏さんの上品で知的なイメージを引き出せます。
イエベ秋
イエベ秋さんは、黄みを感じるマットな質感の肌が特徴です。紅葉のように、温かみのあるディープな色味が似合うタイプです。アイシャドウは、ゴールド・ベージュ・カーキなど黄みがかった深みのある色を選ぶと落ち着きのある大人な雰囲気を演出できます。
ブルべ冬
ブルべ冬さんは、ピンクや青みを感じる透けるような肌が特徴です。鮮やかな色味が得意で原色系の色味もきれいに発色します。ローズ・ワインレッド・ロイヤルブルーなど青みを含んだパキッとした色をまぶたに塗布すると、クールで洗練された印象を作り出せます。
なりたい印象別で選ぶ
オフィスにもなじむ大人な印象
オフィスメイクに悩んだら「ブラウン」を選びましょう。テクニックいらずのなじみやすいカラーがナチュラルに大人の雰囲気を作り出します。また、陰影を作り目元に立体感を与えてくれるカラーでもあるので、目元に奥行きを作りメリハリのある顔立ちを目指したい方におすすめです。
女の子のようにかわいらしい印象
かわいい印象を作りたい場合は、女の子らしい柔らかさを引き出してくれる「ピンク」のアイシャドウがおすすめです。ピンクといっても濃さによって作り出す印象が変わってきます。桜のような薄いピンクは清楚感のあるかわいらしさを、濃いピンクは幼さを感じさせるポップなかわいらしさを演出してくれるので、なりたい印象をしっかり固めてから選びましょう。
健康的でフレッシュな印象
フレッシュな印象を作りたい場合におすすめなのが「オレンジ」のアイシャドウです。オレンジは目元に健康的な血色感を与えてくれます。同じ系統のブラウンと組み合わせやすいのもポイント。ブラウンとオレンジでグラデーションを作れば、落ち着きとフレッシュさを兼ね備えた雰囲気を作り出せます。
クールで知的な印象
目元に「ブルー」を取り入れると、クールで知的な印象を作り出せます。ブルーはのせすぎると怖い印象になってしまうので、ほどほどにのせましょう。初心者さんには取り入れづらい色味ですが、目尻にのみのせてみるなどちょっとした工夫でなじませることが可能です。ブルーはミステリアスな部分もあるので、周りとは違う雰囲気を作り出したい方や存在感を出したい方におすすめのカラーです。
華やかでゴージャスな印象
デートやパーティーなど目元に華やかさが欲しい場合は、「ゴールド」を取り入れるのがおすすめです。きらめきをまとった華やかな目元は、つい惹きこまれてしまうような雰囲気を醸し出します。ラメのサイズが小さいほど上品に、大きいほど華やかな印象になるので時と場合に応じて使い分けましょう。
アイシャドウの塗り方のコツ《上級者向け》
「いつも同じアイシャドウの塗り方でマンネリ化している」「印象的なアイメイクで個性を出したい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そういった方に向けて、一味違ったアイシャドウの上級者テクニックをご紹介します。
特別な日や印象をチェンジしたい日にも使えるテクニックなので、覚えておいて損はないでしょう。こちらを参考にして、ぜひ新しいアイメイクにチャレンジしてみてくださいね。
目元を華やかに!横割りグラデーションの塗り方
アイシャドウでグラデーションを作るとなると、アイホールから上まぶたのキワにかけてだんだん濃くなる「縦割りグラデーション」の塗り方を想像する方が多いのではないでしょうか。
縦割りのグラデーションは目の縦幅を強調するメイクですが、一方で目元の横幅を強調する「横割りグラデーション」という塗り方もあります。
横割りグラデーションとは、目頭から目尻にかけてだんだんと色を濃くしていく塗り方です。
こうすることによって横幅が強調され、印象的ながらも優しげな目元を作ることができますよ。
洗練されたイメージになれる!単色グラデーションの塗り方
複数のアイシャドウカラーを使用しなくても、単色で綺麗なグラデーションを作る塗り方があります。
アイホール全体にアイシャドウをふんわり塗った後、二重幅あるいは目を開けて見えるまでの範囲に同じカラーを塗り重ねるだけで、綺麗な単色のグラデーションが簡単にできちゃいます。
ワンカラーで完成するのでシンプルながら、大人っぽく洗練された印象を作ることができます。複数のカラーを組み合わせるのが難しいという方にもおすすめの塗り方です。
上級者カラーはライン使いの塗り方がおすすめ
アイシャドウはピンクやオレンジ、ブラウンなどが一般的ですが、グリーンやイエロー、ネイビーやパープルなど、さまざまなカラーで季節感や個性も出したいところです。
「色の合わせ方が分からない」「上級者カラーは変に見えないか不安…」という方におすすめなのが、アイシャドウをアイラインのように使う塗り方です。
使い方はとっても簡単。使いたいカラーを細いアイシャドウチップやアイシャドウブラシにとって、目尻にアイラインのようにアイシャドウを引くだけです。こうすることで、不自然にならず目元のカラーメイクを楽しむことができます。
アイシャドウの塗り方で大きく印象が変わる!
今回はアイシャドウを塗る際に使用するアイテムや基本的な塗り方の順番や方法、目の形別の塗り方や上級者テクニックをご紹介しました。
使用するアイテムや陰影のつけ方、カラー選びまで、多くの可能性を秘めているのがアイシャドウです。
アイシャドウの塗り方には無限の可能性がありますので、ぜひご自身に合った塗り方や好みの方法を研究してみてくださいね。