出典:adobestock
ガサガサのないキレイなかかとへ。ひび割れになる原因を改善・予防する方法とは?
顔周りの肌の調子はいつも気になりますが、顔周りの肌と同じくらい気にかけてほしいのが「かかと」です。ガサガサかかとやひび割れで悩む人は、できるだけ早く解決しましょう!
ひび割れの原因やケアの方法を知ることで、季節を問わずつるつるのかかとを保てます。
ケアアイテムとともに冬場のひび割れトラブルを予防したい人にもおすすめできる対策方法をご紹介します!
足に合わない靴を長時間履いている
歩くたびにかかとが浮いてしまうパンプスや、蒸れやすい革靴、甲の幅が合わないシューズなど自分の足に合わない靴を履き続けることで、かかとのひび割れを引き起こしやすくなります。
摩擦による角質の肥厚につながりやすく、乾燥が強くなればひび割れを起こす可能性が高まるでしょう。同じ場所に痛みが続く場合は、かかと以外の場所で魚の目やタコができる原因にもつながります。
かかとのガサガサを放置するとどうなる?
かかとのひび割れの原因となる
かかとの代謝の滞りや皮膚刺激によって、角質肥厚につながります。水分量が少なく乾燥しやすい部位に体重がかかれば、硬くなった皮膚が容易にひび割れが起こりやすくなります。
ひび割れが起きてしまうと治りにくく、痛みを伴うため歩くことに支障がでてしまいます。ひび割れの見た目から素足でいられない、痛みがあるためお気に入りの靴が履けなくなるなど、自分なりのおしゃれができなくなることも否めません。
魚の目やタコの原因につながる
かかとなど圧力がかかりやすいところは、角質肥厚が認められます。これは、皮膚の防御反応であり足に合わない靴を履いていることで起こりやすい症状です。
かかとのひび割れなどで痛みを伴うだけではなく、気づいたらかかと周辺に魚の目やタコができてしまうことがあります。魚の目などもひび割れと同じ角質肥厚が原因なので、できてしまったら一層のケアが必要に。事前の予防や対策も必要です。
ストッキングなどを破く原因のひとつ
ストッキングが伝線してしまう場合、足に合わない靴が原因の場合もありますが、ほとんどはかかとのガサガサが繊維に引っかかることで発生します。
タイツは大丈夫だけど、薄手のストッキングを着用するときに伝線してしまう場合には、かかとのひび割れやガサガサが原因かもしれません。冬場から春先の服装の変化がある場合にはかかとに注意しましょう。
覚えておきたい!かかとケアの方法とひび割れ対策
足湯をしてかかとを温める
かかとケアやひび割れ防止の対策として取り入れてほしいのは、足湯でかかとを温める方法です。水分でかかとの古くなった角質を柔らかくするとともに、血流を促して代謝を高める効果が期待できます。
眠る前の足が冷えているときや、日中など適宜取り入れることで、ひび割れの予防もできるでしょう。同時に体の冷えをとることもできるので一石二鳥です。足湯の後は、タオルで水分を丁寧にふき取ってから保湿ケアをしてください。
角質を柔らかくしてからやすりで削る
浴槽の中で足を温め、角質を柔らかくしてからやすりでケアをしてください。やすりを使うのは週に1回程度でよいでしょう。入浴によって、古くなった角質がはがれやすくなっているので軽くなでる程度で済ませてください。
それ以外では、体を洗う時にボディタオルで汚れを落とす方法で十分です。日常的にひび割れやかかとのガサガサが感じられなくなったら、角質削りアイテムを使った方法は卒業してくださいね。
入念な保湿をしよう!
お風呂上りなど角質が柔らかくなっているときに保湿ケアを行います。水分を丁寧にふき取った後、かかとの角質が気になる部分に保湿クリームなどを塗りましょう。
ひび割れ対策として効果的なのが、油分が強めのクリームやベビーオイルなどです。アイテムをつけすぎると歩行時に滑ってしまうこともあるので、靴下を履きましょう。水分の蒸発を抑えられるのでおすすめです。
血行促進マッサージもおすすめ
足は血流が巡りにくく、皮膚の代謝も滞りやすい部位です。セルフケアでもできる血行促進マッサージなどを取り入れると効果的です。足の裏を「痛いけれど気持ちがいい」くらいの力加減で指で押してみるほか、ふくらはぎをもみほぐすことをおすすめします。
5分ほどマッサージするだけで足の裏が温まってくるでしょう。掌の皮脂がかかとに浸透するので、保湿効果も得られます。ひび割れやむくみ予防もできるので一石二鳥です。