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【化粧水の使用期限】が知りたい!基本と未開封の場合で異なる期間とは?

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【化粧水の使用期限】が知りたい!基本と未開封の場合で異なる期間とは?

化粧品には、食品のように期限が記載されているものはほぼありません。そのため、「いつまでに使い切ればいいの?」とお悩みの方も多いはず。
化粧水は、未開封と開封後で使用期限が異なります。また、保管方法や使い方次第では品質を長持ちさせることも可能です。
今回は、化粧水の正しい保管方法や品質を保つ方法、使い方の注意点や購入後時間が経ってしまった化粧水を使用する際の注意点等についてご紹介しましょう。

カテゴリ | スキンケア
How to 基本編 化粧水

4.清潔な手で使用する

4.清潔な手で使用する 出典:adobestock

基本であり最も大切なことは、清潔な手で使用するということです。ボトルに触れる手が雑菌まみれだと、ボトルの中身にも雑菌が繁殖してしまう原因になります。また、雑菌が肌について肌荒れなどのトラブルを引き起こしてしまうことも。

そのため、化粧水を使用する際には、きちんと手を洗ってから行いましょう。ボトルの口に直接手を付けないことも大切です。

使用期限が過ぎた化粧水を使うとどうなるの?

使用期限を過ぎた化粧水は使わないほうがベター

使用期限を過ぎた化粧水は使わないほうがベター 出典:adobestock

化粧水には使用期限の記載がないからこそ、気づかないうちに使用期限が過ぎていてしまったり、使用期限が過ぎていることを知らないまま使い続けてしまっていることもあるかもしれません。

それでは、使用期限が過ぎた化粧水を使うといったいどうなってしまうのでしょうか?

美容効果が下がる

美容効果が下がる 出典:adobestock

化粧水は、未開封だとしても製造から時間が経ってしまうとだんだんと品質が劣化します。また、温度管理や品質管理を怠ると変質してしまう可能性も高まってしまいますよね。

そのため、本来メーカーが狙っていた美容効果が存分に発揮されなかったり、期待通りの効果が出なくなったりする可能性があります。

含まれている成分の効果を最大限発揮するためにも、品質を保持することはとても重要です。

酸化した物質が肌刺激になり、肌荒れや老化の原因に

酸化した物質が肌刺激になり、肌荒れや老化の原因に 出典:adobestock

化粧水に含まれる成分が変質してしまうと、肌刺激や重大な肌トラブルに繋がります。これは期限を過ぎてしまった化粧品を使用する、最も大きなデメリットです。

さらには、変質した成分が肌のかさつきやシミ・シワを進行させてしまう可能性も。こういったことから、肌の老化を促進させる原因にもなります。

肌の調子を保つためにスキンケアをしているのに、スキンケアによって肌刺激を生み出してしまっては元も子もありませんよね。美肌を保つためにも、アイテムの品質保持は大切です。

活性酸素が肌の乾燥の原因に

活性酸素が肌の乾燥の原因に 出典:adobestock

化粧水が酸化すると、活性酸素が発生します。この活性酸素は肌にとって非常に悪影響を及ぼす物質です。

活性酸素は肌を乾燥させ、シミやシワの原因となってしまうことがあります。さらには毛穴の開きなどもひどくなり、全体的に肌の調子が悪化することに繋がってしまうのです。

敏感肌の方はとくに注意が必要

敏感肌の方はとくに注意が必要 出典:adobestock

敏感肌の方はとくに、化粧水の変化にもかなり反応しやすいです。そのため、使い方を誤ってしまって少しでも品質に変化が起きた場合、肌荒れがひどくなる原因に。

化粧水は直接肌に触れ、成分が浸透するアイテムです。敏感肌の方は基本的な使い方を守って、より品質を保てるように注意してくださいね。

変質した化粧水を長く使うと、取り返しがつかなくなることも

変質した化粧水を長く使うと、取り返しがつかなくなることも 出典:adobestock

化粧水の変質に気が付かないまま長期間使用してしまった場合、肌の調子を取り戻すことにも時間がかかります。また、一度肌が老化してしまうと完全にハリを取り戻すことはできないので、取り返しのつかない事態になってしまう可能性も…。

化粧水は肌の調子を保つことを助けるアイテムですが、正しい使い方をしないと肌に悪影響を及ぼしてしまいます。

こんな状態の化粧水は使わないで!

未開封や使用期限が切れる前でも注意

未開封や使用期限が切れる前でも注意 出典:adobestock

保管場所の環境を守り、高温多湿や直射日光による温度変化を避けるなどの一般的な方法で使用していれば、成分が変質してしまうことはほぼありません。しかし、使い方や保管方法などのなんらかの原因で、品質が変化してしまう可能性も考えられます。

化粧水は肌に直接つけるものなので、少しでも異変があるのであれば使用を避けるべきです。そのため、化粧水を使用する前は必ず状態を確認してから使うように心がけましょう。

少しでも異変を感じたら使用しないこと

少しでも異変を感じたら使用しないこと 出典:adobestock

化粧水を使用する前に少しでも品質の変化や異変を感じた場合、使用するのは避けてください。化粧水の変質を見分けるポイントは以下の5つです。

  • 1.変色している
  • 2.臭いに違和感がある
  • 3.成分が分離している
  • 4.テクスチャーが変化している
  • 5.使用期限の記載があり、すでに期限が切れている

これらについて、それぞれ詳しく解説していきましょう。

1.変色している

1.変色している 出典:adobestock

透明だった化粧水に濁りが見られたり、白い液体が黄色っぽく変わっていたりするなど、見た目に変化がある場合はすぐに廃棄しましょう。未開封の場合でも基本的には同様です。ただし、説明書に「濁りや変色は異常ではない」と記載がある場合はこの限りではありません。

すでに使用しているアイテムに変色が見られた場合、雑菌の繁殖などの可能性が考えられます。また、未開封の商品の場合は、時間の経過とともにボトルの内部で成分が変化している可能性も。どちらにせよ、変色したものは基本的に使わないようにしてくださいね。

2.臭いに違和感がある

2.臭いに違和感がある 出典:adobestock

ツンとするような臭いがするなど、購入時の香りから変化が見られる場合は使用を中止しましょう。化粧水が空気に触れて酸化が進むと、酸っぱい臭いに変化することがあります。

また、腐敗が進んだような臭いがすることもあります。こちらも変色と同様、未開封の商品でも考えられるケースです。

臭いが変化している場合は酸化や腐敗がかなり進んでいることが多いので、直ちに処分することをおすすめします。

3.成分が分離している

3.成分が分離している 出典:adobestock

もともと二層になっている商品はこの限りではありませんが、ボトルの中で成分が分離しているものは基本的に使用しないようにしてください。品質が変化してしまうと、化粧水を手に取ったときに油分だけ出てきたり、固形物が出てきたりすることがあります。

ボトルの種類によっては見た目で分からないこともあるので、普段と違う部分はないか確認しながら使用することを心がけてくださいね。

4.テクスチャーが変化している

4.テクスチャーが変化している 出典:adobestock

基本的な状態からテクスチャーが変化して、ざらっとした手触りを感じたりとろみが増したりした場合は使用禁止です。化粧水が空気に触れて酸化している可能性や、急激な温度変化などによって変質している可能性があります。

温度変化が原因の場合、未開封の状態でもテクスチャーの変化が起こり得るので気を付けましょう。

5.使用期限の記載があり、すでに期限が切れている

5.使用期限の記載があり、すでに期限が切れている 出典:adobestock

使用期限の記載がある化粧品の場合、見た目に変化がなくても期限切れのものは基本的に使用しないほうがベターです。また、開封後3ヶ月以上、未開封でも購入時から3年以上経過したアイテムは使わないようにしましょう。

見た目や臭い、テクスチャーなどに変化がなくても、なんらかの変化が起こっている可能性が高いからです。肌にも悪影響なので、肌の健康を保つためにも正しく使用しましょう。

化粧水は基本的な使用期限を守って適切に使い切ろう!

今回の記事では、開封後・未開封における基本的な化粧水の使用期限、品質を保つ使い方や保管方法、使用時の注意点についてご紹介しました。

開封後は3ヶ月、未開封の場合は3年という基本的な使用期限がありますので覚えておきましょう。また、化粧水は空気に触れたり急激な温度変化が起こったりすると品質が変化してしまいます。

そのため、基本的な使用期限を遵守した使い方をしましょう。見た目や臭い、テクスチャーに変化を感じた場合はすぐに使用を中止し、処分することをおすすめします。美肌を保つためにも大切なことなので、使用する際は基本的な期限や使い方を守りましょう。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

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