さりげない「抜け感」を演出することも、トレンドアーチ眉の書き方として覚えておきたいポイントです。アイブロウペンシルで輪郭をくっきりと縁取ると、眉が不自然に際立ってしまい、流行りのメイクにふさわしい抜け感が作れません。

また、アイブロウパウダーをつけすぎると、眉が粉っぽくなりぼんやり重たい印象に仕上がってしまいます。ナチュラルなトレンド感を楽しめるよう、必要以上に書き足さず、自眉の毛流れや質感を活かしながらメイクをしてみてください。

平行型のアーチ眉は、キリッと整ったシャープなフォルムが魅力です。全体的に細く直線的な形を意識して書いてみましょう。眉頭から眉の中間あたりまではまっすぐな形に、眉尻に近い部分のみゆるやかなカーブをつけることが書き方のコツです。

また、理想の平行型に仕上げるには、基本の形より少し短めに書くこともおすすめ。あまり長さを出さないことで、平行眉のクールな雰囲気を引き立てられます。

まずは、平行型アーチ眉のベースとなる輪郭作りから。アイブロウペンシルを使って、眉頭から中間部分にかけて眉の幅が平行になるようにラインを引きましょう。基本やトレンドの書き方と同じように、1本1本毛をつけ足すイメージで丁寧に書きます。

あまり太くなりすぎないよう、隙間が空いている部分にのみ線を加えるのが上手な書き方のコツです。平行型ならではのすっきりとした印象を演出するため、細めの仕上がりを意識してくださいね。

続いて、上下の平行線をつなぐように、眉尻にゆるやかなアーチを入れていきます。上側のラインの角度を眉尻に向かって徐々に落として、丸いアーチを書きましょう。下側のラインは軽く上向きに引き上げつつ、平行線をそのまま延長させるような書き方でOK。

（1）で書いた平行なラインを活かして、流れるようになだらかな丸みを持たせることがコツです。仕上げはアイブロウパウダーを使って、ふんわりと色味をのせてください。

丸顔はふっくらとした頬とキュートな雰囲気が素敵ですが、中には顔の輪郭や幼い印象をカバーしたいと思っている方も多いはず。

そんな丸顔に似合う理想のアーチ眉の書き方のコツは、アーチの角度をつけすぎず「直線」を意識することです。基本やトレンドの形通りにしっかりとしたアーチを作ると、顔の丸さを強調させてしまいます。

流行りを取り入れつつ顔の丸みを目立たせないよう、直線に近い書き方を意識してみてください。

まず、アイブロウペンシルでアーチ眉の輪郭を書きます。眉全体が直線的な形になるよう、まっすぐにラインを引きましょう。

眉頭から一気に直線を引く書き方は、メリハリのないのっぺりとしたシルエットを作ってしまうためNG。ペン先を小刻みに動かしながら、少しずつ慎重に書き足す整え方を意識してみてください。

できるだけ眉頭に線を書かないようにすると、ほどよく抜け感のある流行りのアーチ眉に仕上げられます。

全体の輪郭を書き終えたら、アイブロウペンシルを使って眉尻にアーチを作ります。アーチ型は、ぽってりとした膨らみがあるゆるやかなフォルムが理想です。

眉尻になだらかな丸みを持たせることで、丸顔の腫れぼったい印象をすっきりと見せられます。（1）で書いた上下の直線的な輪郭を結ぶイメージを持つと、よりナチュラルな雰囲気に仕上げられますよ。

このときも一気に線を引くのではなく、毛を1本1本加えるように書いてください。

丸顔の場合、アーチ眉はやや太めに仕上げる書き方がおすすめです。細い眉だと、顔の中にたくさんの余白ができてメリハリが作れず、丸い輪郭を際立たせてしまいます。

太めに書いて顔の余白を埋め、目元の立体感を引き立てることで、頬やフェイスラインのふっくらとした丸みをさりげなくカバーできますよ。太めのアーチ眉は、流行りのナチュラルメイクや上品なブラウンメイクなどにもよく似合います。

流行りのアーチ眉の書き方と、綺麗な形を手に入れる秘訣についてご紹介しました。眉はメイクの仕上がりや表情など、その人の雰囲気を左右する大切なパーツです。正しい手順と整え方を覚えておけば、パパッとスムーズに自分の顔の印象を引き立てる眉メイクができますよ。

今回レクチャーした書き方のコツを参考にして、自分の好みやトレンドのメイクにふさわしい理想通りのアーチ眉を叶えましょう。