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乳液は必要?今さら聞けない基本的な使い方から注意点までご紹介
みなさんは毎日のスキンケアに乳液を取り入れていますか?「化粧水のみで済ませている」という方は要注意です!
乳液には化粧水とは異なる役割があるので、セットで使うことで肌の土台を整えていきます。
しかし乳液は使い方を間違えると、十分なスキンケア効果を実感できなくなることも。
乳液の正しい使い方をマスターすることが美肌への近道です。本記事では、乳液が必要な理由や正しい使い方を詳しく解説していきます。
乳液からスタートする使い方
乳液は化粧水のあとに使うのが基本ですが、商品によっては乳液→化粧水のつけ方を推奨しているものもあります。これを乳液先行型といいます。乳液先行型の商品は肌に膜を作ることを目的とせず、角質を柔らかくすることを目的としています。
柔らかくなった肌には化粧水の馴染みがよくなるので、うるおいに満ちた肌に導いてくれます。肌の乾燥が気になる方は、試してみる価値アリです!
乳液の基本的な使い方
手でつける場合の基本的なつけ方
まずは基本のつけ方を紹介します。
手の平に1円玉~10円玉大の分量を出し、両手で人肌に温めます。温めることで肌馴染みがよくなるので、ひと手間を惜しまずにつけ方にはこだわりましょう。
人肌に温まったら、顔の中心から外側に包み込むように優しく伸ばしていきます。ゆっくり外側に伸ばすことでムラなく全体に馴染んでいきます。全体に広がったら、両手で優しくハンドプレスをしましょう。
コットンでつける場合の基本的なつけ方
次にコットンを使った基本のつけ方を紹介します。コットンに10円玉大の分量を出し、2つ折りにして液が垂れるのを防止します。肌に塗る時はコットンの繊維に沿って伸ばしていくことが重要です。コットンは辺の長い方向に繊維が流れているので、長い面を使って肌に伸ばしていきます。
つけ方は内側から外側の方向に滑らせるようにつけていきましょう。この時にゴシゴシこするつけ方は絶対にNG。優しく馴染ませるようなつけ方が正解です。
乳液のつけ方は手とコットンのどちらがいい?
乳液は手でつけても、コットンでつけても、どちらも正解です。手でつけるメリットは、肌に刺激を与えにくいことがあげられます。肌荒れやニキビが気になる時は刺激を与えないように手でつけるとよいです。
コットンでつけるメリットは、肌にムラなくつけられることです。乾燥が気になる時はコットンで入念にケアしていきましょう。
それぞれにメリットがあるので、肌状態に合わせて使い分けてみてください。
押さえておきたい乳液の基本的な使い方
乳液の使い方には、いくつかのポイントがあります。まずはつけるタイミング。乳液は化粧水が肌に馴染んでからつけましょう。化粧水で肌が濡れている状態のままつけてしまうと、化粧水と乳液の成分が混ざってしまい効果が薄まってしまいます。
基本は化粧水をつけたあと、1~2分ほど経ってからつけるようにしましょう。
また乾燥が気になる部位には多めに、テカリが気になる部位には少なめにつけるなど、量を必要に応じて調節する使い方も効果的です。
乳液の使い方に関する注意点
肌に摩擦を与える使い方はNG
乳液をゴシゴシ塗ってしまう方もいるかもしれませんが、肌に摩擦を与える使い方は絶対にNG。特にコットンで塗る場合、乳液の分量が足りないと摩擦を与えてしまうので注意が必要です。
肌に摩擦を与えると、バリア機能が低下し、乾燥や肌荒れなどを引き起こしやすくなります。せっかく乳液を塗っても、つけ方を誤ってダメージを与えたら本末転倒ですよね。そうならないためにも優しく馴染ませるようなつけ方を意識しましょう。
塗りすぎも塗らなすぎもNG
乳液の適量は商品によって異なりますが、基本は1円玉~10円玉大が適量となります。必要以上に乳液をつけることで、毛穴を詰まらせてニキビの原因になることも。
反対に塗らなすぎると、皮膚が肌を潤わそうと過剰に皮脂を分泌し、テカリの原因になってしまいます。
塗りすぎも、塗らなすぎも肌にとってはよくないので、適量や使い方を守って使用しましょう。