出典:adobestock
乾燥が気になる?リップバームの基本と効果的な使い方を知って潤った唇に。
どんなに美しい口紅を塗っても、唇がカサカサでは魅力が半減しますよね。そこで使用をおすすめしたいアイテムが、リップバームです。唇の荒れたときだけではなく、寝る前のケアやコスメアイテムとしても使える便利さが人気の高い理由。
さらに、リップクリームとはどこが違うのかを詳しく知っていますか?これから、リップクリームとの違いや効果的な使用方法など、リップバームについて詳しくご紹介します。
基本の塗り方その3:縦に塗る
リップバームをリップシェイプに沿って、横に塗っている方が多いのではないでしょうか?
実は基本の塗り方は縦。唇の縦ジワに沿って塗るのが効果的です。横に塗るとシワに成分が入りきらず、十分保湿したとはいえません。縦に塗ることでシワに保湿成分が行き届き、潤いのある唇へ。
このときも強く摩擦せず、馴染ませるようにしてください。基本的なケアで、唇の荒れや血色がきっと改善されますよ。
リップバームは万能アイテム!効果的に使う方法とは?
いろいろ使えて人気!リップバームを効果的に使う方法
唇を保湿して炎症を抑え、バリア機能が備わったリップバーム。基本の使用方法をマスターすれば、潤った唇に近づきます。しかし、魅力はまだまだあるのです。
それは、日常的なケアだけではなく荒れた時に週一のスペシャルケアとして使える点や、リップクリームと違い唇以外の場所に使ってもOKの万能アイテムという点。
早速今日から取り入れられる、リップバームのメリットを生かした簡単で効果的な使い方をご紹介します。
効果的な使い方1:口紅の下地に
リップバームはリップベース(下地)としても人気です。唇が潤い口紅が密着しやすくなり、色の長持ちに効果的。乾燥している唇に口紅をそのまま塗ると、シワが目立ちやすくなったり皮むけしたりしますよね。そんなときは、リップバームを下地に使ってみてください。
また、天然成分を使用している刺激の少ないやさしい製品を選べば、口紅を直に塗るよりクッションとして機能してくれて、唇への負担も軽くなります。
効果的な使い方2:ナチュラルなグロスに
口紅を塗った後仕上げにリップバームを重ねて塗ると、グロスのような効果を発揮。
口紅の上にリップバームの油分を重ねることにより色落ちを防ぎ、口紅の持ちをよくする効果が期待できます。
ツヤ感が欲しいけれどグロスが手元にない方や、自然なツヤが好きな方に人気の使用方法です。ツヤ感がプラスされ、手持ちのマットな口紅のイメチェンにもぴったり!また、瞼に塗って艶のあるアイシャドウとしても使えます。
効果的な使い方3:リップマッサージ
寒い季節や疲れていると血行不良で唇の血色も悪くなり、くすみが目立つようになります。そんなときは、リップマッサージが効果的です。
しかし、そのまま直接マッサージすると摩擦が起こり、唇に負担が掛かります。そこでリップバームのメリットである滑りの良さを利用し、1分ほどくるくるとマッサージをしましょう!お手軽マッサージで唇周りの血行が良くなり、血色が改善されます。
早速今晩、お風呂上りに試してみてくださいね。
効果的な使い方4:ラップを活用したパック
「日々ケアをしているのに、どうにも唇のかさつきが気になる…」というときは、リップパックがおすすめ。リップパックをすると唇が柔らかくなり、ふっくらリップに近づけます。
リップバームを付けてからラップをして、更にその上から優しく蒸しタオルを当てて5分ほど置くと、浸透率がアップ!デートなど大事な日の前日には、ぜひリップパックをして違いを感じてみて!
効果的な使い方5:お手軽リップパック
就寝中にしっとり唇を作る、「お手軽なリップパック」も試してほしい使用方法。唇をはみ出すほど、多めにリップバームを使うのがポイントです。寝ている間の乾燥から守ってくれる効果を期待できます。
日常的に行うというよりは、荒れているときや週一の特別な潤いケアとして取り入れるのがおすすめ。刺激が少なく、スースーしないアイテムを使用したら就寝時も気になりません。
効果的な使い方6:唇以外の使い方
保湿力の高さや伸びのよさのメリットを利用し、唇以外の場所でも活躍するリップバーム。実はメイク直しに人気なアイテムなのです。
油分を含むので、目元のヨレたアイラインやマスカラをオフするのに便利!綿棒に少しだけ付けて使用してくださいね。
他にも、髪の毛先の保湿や指先の保湿に使えます。付けすぎるとベタベタするので、注意しましょう。また、刺激が少ないシンプルな成分で無色なものを使ってくださいね。
リップバームの種類とは?悩み・目的別にチェック!
リップバームの種類とは?悩み・目的にあわせて使おう
リップバームにはどのような種類の違いがあるか、詳しくご存知でしょうか?色付きのものからメンソールの冷やりとした感覚のものまで、なんとなくの分類や違いがあることは想像できますよね。
主に、配合成分によって3種類に分類されます。すべてお店で購入できますが、状況により使い分けが必要です。各種類の違いや各々のメリットについて詳しくご紹介しますので、自分の悩み・目的に合っている製品をチェックしましょう!
種類1:化粧品
保湿力を基本成分としていることが特徴の、リップバームやリップクリーム。香りがあったり色がほんのり付いたりしてメイク用品として人気のものや、紫外線を防ぐ成分が含まれているものもあり、日常使いにおすすめなメリットがたくさんありますよ。
人気ブランドからもかわいいデザインのものがたくさん出ているので、友人へのちょっとした贈り物にも最適なアイテムです。
種類2:医薬部外品
唇の炎症を「予防」する成分が含まれた、リップバームやリップクリーム。「薬用」とパッケージに記載のある製品が薬用有効成分を配合した医薬部外品なので、チェックしてみてください。
乾燥しやすい季節や体調によって荒れやすいときなど、唇の保護+αが必要だと判断したら、基本的には医薬部外品のリップバームにシフトチェンジ!自分の唇の荒れ具合に合わせて、使うアイテムを変えるのが効果的です。
種類3:医薬品
唇の炎症の治療のための製品が、医薬品として売られています。ひび割れが目立つなどのお悩みの場合は、高保湿で効果が高い医薬品の製品をしっかり使用すると、治療効果が期待できるのです。
メリットは、修復と消炎を促す成分が多く配合されているため、唇の荒れに効果的なこと。あまりにひどい場合は病院に相談することを推奨しますが、唇がボロボロになる前の荒れ始めには効果的ですよ。