ハロウィンメイクといえば、ホラー感漂う「怪我メイク」を思い浮かべる方も多いはず。
傷やあざをメイクでリアルに作る怪我メイクのやり方をマスターできれば、ハロウィンメイクのバリエーションがグッと広がります。
一見難しそうですが、じつはとても簡単なんです！
特別なアイテムを使わず、いつものメイクアイテムで手軽にできますよ。
普段のメイクに怪我メイクをプラスするだけでも一気にハロウィン気分を楽しめるので、ぜひ挑戦してみましょう。

傷を作りたい部分につけまつ毛用ののりを塗ります。
のりは全体ではなく、真ん中部分を空けてフチを作るように塗ってくださいね。
2枚重なっているティッシュを1枚にして細く裂き、のりが付いている部分に貼っていきます。
このとき、きれいに貼ろうとしなくても大丈夫です。
少し雑なぐらいがリアル感を出せますよ。
もしティッシュが大き過ぎてはみ出た場合は、ちぎって調整してくださいね。

貼り付けたティッシュの上からファンデーションを塗り、肌との境目をぼかしていきます。
このときメイク用のスポンジがあると、きれいに境目部分をぼかせるので便利です。
ファンデーションはサラッとみずみずしいアイテムよりも、こっくりとしたテクスチャーの方がやりやすいのでおすすめ。クリームタイプのコンシーラーでもOKです。

ファンデーションでぼかした傷の部分に、黒、緑、茶のアイシャドウであざを表現します。
ブラシにアイシャドウをとり、ティッシュを貼った外側の部分に塗ってください。
ムラになるように、ブラシをポンポンと軽く叩いて塗っていくのがコツです。
アイシャドウは鮮やかなカラーよりも暗めのカラーを選ぶと、よりリアルなあざが表現できます。

あざが表現できたら、何も塗っていない傷の真ん中部分につけまつ毛用ののりを塗り、今度はティッシュでこよりを作って貼ります。
こより部分に赤い口紅を塗り、全体のバランスを見ながらぼかしていきましょう。
このときも手でぼかすよりもスポンジを使う方がやりやすいので、おすすめ。
最後に、真ん中に黒のリキッドアイライナーで縫い目を描いたら、簡単にできるリアルな傷メイクの完成です！

あざを作りたいところにクリームチークを塗ります。
少しムラになるくらいにするとリアル感が出るので、きれいに塗り広げなくても大丈夫です。
よりチークの発色をよくするため、ベースメイクはいつもより白めに仕上げておきましょう。

黒、緑、茶のパウダーアイシャドウをメイクスポンジに取り、チークを塗った部分にのせていきます。
リアルに見せるため、バランスを見ながらムラになるように塗るのがコツです。
最後に、黒のクリームアイシャドウをあざの真ん中に適当に塗り、指で叩き込んでなじませれば完成！黒のクリームアイシャドウがよい感じに陰影を作り、リアルなあざメイクに仕上がります。

傷メイクやあざメイクのやり方が分かったところで、今度は怪我メイクを使ったちょっとホラーなハロウィンメイクのレパートリーをいくつかご紹介していきます！
普段のメイクに怪我メイクをプラスするだけでも充分ハロウィン気分を味わえますが、「せっかくハロウィンメイクをするならとことん楽しみたい！」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

怪我メイクを使ってゾンビメイクに挑戦してみましましょう！
やり方はまず、顔色が悪く血色感のない肌を演出したいので、いつもより明るめのファンデーションで白っぽくなるようにベースメイクを仕上げてください。
ベースメイクが完成したら、好きな場所に傷やあざなどの怪我メイクを作っていきます。
最後は、目元に黒かダークブラウンのアイシャドウで目の周りをムラになるように広範囲に塗り、リップをブラックかダークな赤系のカラーで仕上げて完成です！

ゾンビメイクに少しかわいらしさをプラスした花嫁ゾンビメイク。
やり方はまず、先程のゾンビメイクと同様、ベースメイクを白っぽく仕上げます。
ベースメイクが完成したら怪我メイクを作っていきましょう。
次の工程が先程のゾンビメイクと少し違うポイント。目元を黒かダークカラーのアイシャドウで仕上げるところまでは同じですが、花嫁ゾンビメイクはここでつけまつ毛を付けていきましょう。
花嫁らしいかわいらしさも演出できます。
最後にダークな赤系カラーのリップを塗って完成です！

かわいらしい小悪魔メイクに怪我メイクをプラスして、少しホラーな雰囲気が漂うハロウィンメイクを楽しんでみるのもおすすめです。
やり方はまず、普段のメイクと同じようにベースメイクを仕上げたあと、怪我メイクを好きな部分に作ってください。
次に小悪魔メイクのポイントとなる目元部分を仕上げていきましょう。
黒いアイライナーで太めの線で跳ね上げラインを描き、まつ毛は黒のマスカラでバサバサに仕上げて目元を強調させます。
最後は口元に真っ赤なリップを塗ったら完成です！