シミやしわなどの老化を引き起こす紫外線は、過度に浴びると肌を乾燥させて肌トラブルの原因に。乾燥すると皮脂が過剰分泌して顔のテカリにつながるため、1年中紫外線対策を怠らないことがテカリを治す方法としておすすめです。

肌への刺激を抑えるために、日焼け止めはSPF値が低いものをこまめに塗りなおし、外出時は日傘やUVカット衣服で対策してください。

また、塗り残しが気になる人は飲む日焼け止めで日焼けを予防しましょう。

顔のテカリを根本的に治す方法は、生活習慣を見直して肌トラブルや乾燥を予防することです。生活習慣というと幅広い意味合いを持ちますが、バランスのよい食生活と質の高い睡眠を習慣付けることが大切。

スキンケアによる顔のテカリ対策はもちろん、生活習慣を改善して体の内側から綺麗を目指しましょう。ストレスも皮脂の分泌に影響を及ぼすと考えられているため、定期的にストレスを発散することもテカリを治す方法の1つです。

糖分・油分が比較的多く含まれるジャンクフードやスナック菓子は皮脂の分泌を促進させるため、過度に食べている人は生活習慣を見直しましょう。

食生活の改善によるテカリを治す方法は、肉・野菜・炭水化物をバランスよく摂取して、ミネラルやビタミンなど肌にやさしい栄養分を取り入れること。とくにビタミンB2を多く含むレバー類、鶏卵、キノコ類のほか、ビタミンB6を多く含む青魚、ゴマ類、鶏ムネ肉やささみがおすすめです。

睡眠不足が続くと自律神経が乱れがちになり、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが過剰に分泌した結果、皮脂の分泌が過剰となり顔のテカリにつながります。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは大人にとっても重要で、細胞の修復・ターンオーバーの正常化を促進・アンチエイジングに期待できるでしょう。

質のよい睡眠は肌荒れを治す方法としておすすめなので、夜更かしする人は生活習慣を改善してテカリを予防してください。

ストレスにより交感神経が優位に働いて自律神経が乱れると、ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが過剰分泌されます。男性ホルモンは皮脂の分泌を促進するとされているため、過度な男性ホルモンの分泌はテカリや肌トラブルの原因になることも。

定期的なストレス解消はテカリを治す方法としておすすめなので、ストレッチをして体をほぐしたり友人や家族と時間を過ごしたり、ストレスを溜め込まないよう対策してください。

スキンケアや生活習慣の改善は根本的にテカリを治す方法としておすすめですが、残念ながらすぐに結果はでません。テカリによるメイク崩れを今すぐ防ぎたい人は、皮脂崩れを防止するコスメを使用するとよいでしょう。

ファンデーションの前に仕込む皮脂崩れ防止用下地やサラッとした仕上がりになるフェイスパウダー、メイクの仕上げに使用するフィニッシィングミストがおすすめです。

以下で、それぞれの使い方を詳しく紹介します。

顔のテカリによるメイク崩れを治す方法は、ファンデーションを塗る前に皮脂崩れ防止用の下地で対策すること。全体的なテカリが気になる脂性肌は顔全体に塗り広げるタイプで予防すると、後から塗るファンデーションが崩れにくくなります。

また、Tゾーンのみテカリが気になる混合肌の場合は皮脂の分泌が多い箇所に部分用タイプで対策すると、サラッとした肌をキープできるうえ毛穴の凹凸をフラットな状態にキープできるでしょう。

ベースメイクの仕上げにはたくテカリ防止用パウダーは、皮脂によるメイク崩れを予防できるので顔のテカリを治す方法としておすすめ。フェイスパウダーには2種類あり、固形タイプのプレストパウダーと粉末タイプのルースパウダーがあります。

また、ふんわりとツヤのある仕上がりになるブラシ、テカリを抑えたマットな仕上がりのパフなど、ツールによっても仕上がりが異なるため、好みの仕上がりに合わせたツールを使用しましょう。

メイクの仕上げに顔へ吹きかけるフィニッシィングミストは、メイクと肌の密着度を高めてくれる優れもの。メイク後にシュッと吹き付けるだけで、メイクしたての綺麗な仕上がりをキープできます。パウダーの粉っぽさを抑えるだけでなく、肌にうるおいを与えるため乾燥対策としても有効といえるでしょう。

メイク中はスキンケアによる保湿が難しいので、フィニッシィングミストで日中の乾燥による顔のテカリを予防してください。

顔のテカリは皮脂が主な原因ですが、皮脂の取りすぎは皮脂を過剰分泌させる要因につながります。顔のテカリを根本的に治す方法として、まずは生活習慣の見直しからはじめてみましょう。

また、肌タイプに合わせた正しいスキンケアや紫外線対策も、テカリを予防できます。テカリや皮脂過多によるメイク崩れを防止する場合は、皮脂崩れ防止用下地やパウダー、フィニッシィングミストの使用もテカリを治す方法としておすすめです。