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あぶらとり紙の正しい使い方とは?種類やトラブルになるNG行為も確認しておこう!

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あぶらとり紙の正しい使い方とは?種類やトラブルになるNG行為も確認しておこう!

朝完璧に仕上げたメイクも、時間が経てば皮脂テカリやメイク崩れで大変なことに…。こんな悩みを解決するのが皆さんご存じのあぶらとり紙です。
あぶらとり紙は皮脂を吸収させて使う原始的なアイテムなので、意外と正しい使い方を知らずNG行為になっているケースも。
そこで今回は、あぶらとり紙の効果と正しい使い方、選ぶ際にポイントとなる種類ごとの特徴を解説します。上手な使い方を覚えて、急接近しても安心のつるさら肌を手に入れましょう。

カテゴリ | スキンケア
How to

〈意外な使い方〉あぶらとり紙が余ったときは?

〈意外な使い方〉あぶらとり紙が余ったときは? 出典:ライター撮影画像

最後まで使い切れずに、残ってしまったあぶらとり紙はないですか?実は、あぶらとり紙は通常の使い方以外にも身体に使ったり、ちょっとしたお掃除アイテムとして使ったりと、便利な使い方が可能です。 おすすめの方法を、数種類ご紹介していきます。

あぶらとり紙の使い方・応用編

  • ・手や頭皮のベタつきをおさえる
  • ・身体の皮脂をおさえる
  • ・リップのティッシュオフの代用
  • ・スマホやPCの液晶画面クリーナー
  • ・食事中の食べこぼしをさっとひと拭き
  • ・メガネ拭きクリーナー
  • ・キッチンの油汚れ掃除に
  • ・鏡についた手垢を除去

あぶらとり紙の間違った使い方【NG行為】

NG行為(1)皮脂を取りすぎてしまう

NG行為(1)皮脂を取りすぎてしまう 出典:adobestock

あぶらとり紙の間違った使い方として最も気をつけたいのは、決してやりすぎず適度に使用するということ。

ギュッと押し付けたり、肌をこするようにしたり、皮脂が取れなくなるまで何度もペタペタおさえたり…このような使い方は絶対にNGです。

「やさしく・こすらず・余分な皮脂だけ取り除く」使い方が、肌に負担を与えずあぶらとり紙を上手に使いこなすコツですよ。

NG行為(2)1日の中で、頻繁にあぶらとり紙を使っている

NG行為(2)1日の中で、頻繁にあぶらとり紙を使っている 出典:adobestock

「あぶらとり紙の使い方」でも説明したように、1日に何度も頻繁に使うことはおすすめできません。

皮脂は本来肌を乾燥から守ろうとして分泌される「天然の保湿剤」。テカリが気になるたびに取ってしまうと、余計に皮脂を出そうとして悪化してしまう可能性があるのでNGです。

どうしても気になるなら2回目以降のメイク直しはあぶらとり紙ではなく、ティッシュで軽くおさえてミスト化粧水で保湿するとよいですよ。これだけでも十分テカリ対策になります。

NG行為(3)テカリ対策は、あぶらとり紙を使うだけ

NG行為(3)テカリ対策は、あぶらとり紙を使うだけ 出典:adobestock

基本的にあぶらとり紙とは、応急処置アイテムと考えて使ってください。

もしもここまで記事を読んで「私のあぶらとり紙の使い方は、やりすぎだったかも…」と思った方は、ご紹介した正しい使い方をマスターすると同時に毎日のスキンケアを見直すこともおすすめです。間違ったスキンケアがテカリを引き起こしている場合もありますので、下のリストを参考に今一度チェックしてみてくださいね。

テカリにつながるNGスキンケア

  • ・クレンジングでメイク汚れがきちんとおちていない
  • ・肌に合わない洗浄力の強い洗顔を使っている
  • ・化粧水の塗布は手早く済ませてしまう
  • ・保湿美容液は持っていない
  • ・朝はベタつき防止のために、乳液を塗らない
  • ・乳液・クリームを塗る量が多い

NG行為(4)皮脂くずれ防止下地も惜しげなく併用する

NG行為(4)皮脂くずれ防止下地も惜しげなく併用する 出典:adobestock

あぶらとり紙を使うときは、メイク道具との相性も大切です。

中でもテカリが気になる部分に使う皮脂くずれ防止下地は、あぶらとり紙と効果・目的が似ているので、併用する場合は肌が乾燥しないよう注意が必要です。

場合によっては皮脂を取りすぎてしまうこともあります。使用する量は肌悩みやテカリ具合などをみて、バランスを取るようにしましょう。

皮脂くずれ防止下地の中でも、エイジングケア効果や保湿効果を兼ね備えている種類を選ぶのもおすすめですよ。

あぶらとり紙の種類&肌悩み別の選び方

乾燥肌・インナードライ肌には「和紙タイプ」

乾燥肌・インナードライ肌には「和紙タイプ」 出典:ライター撮影画像

あぶらとり紙の定番の種類が、平安時代から長く日本女性に愛されている和紙で作られたもの。

大人の肌は年齢を重ねるほど乾燥しやすくなっていきますので、昔ながらの和紙でできたあぶらとり紙がぴったり。主に乾燥肌やインナードライ肌の方が使いたい、あぶらとり紙の種類です。肌に対して比較的やさしい使い方が可能なので、潤いを適度に保ちながらテカリをオフできますよ。

脂性肌にぴったりの種類は「フィルムタイプ」

脂性肌にぴったりの種類は「フィルムタイプ」 出典:adobestock

脂性肌の方におすすめしたいあぶらとり紙の種類は、皮脂吸着効果に優れているフィルムタイプです。和紙タイプに比べると、余分な皮脂を吸い取る効果が高くさらっとした肌に仕上がります。 皮脂が取れた部分は色が変わり、しっかりと吸着されたことが見た目でも確認できるので、使っていて爽快感が感じられますよ。

フィルムタイプはメンズ用のあぶらとり紙として採用されることの多い種類なので肌が乾燥しないように注意が必要ですが、「和紙タイプでは全然足りない!」という女性でも便利に使えます。

化粧直しもササッと済ませたい方は「メイク効果付き」

化粧直しもササッと済ませたい方は「メイク効果付き」 出典:adobestock

化粧直しに時間をかけられないビジネスウーマンや、 持ち歩きコスメをミニマルにしたい方におすすめの種類が、メイク効果を兼ね備えたあぶらとり紙です。

ナチュラルなパウダーファンデや透明のおしろいタイプ、肌のトーンアップが期待できるピンクやイエローなどのカラーパウダーがついたタイプなど、悩みに合わせた種類もあります。

表面にお粉がついているので、 通常通りあぶらとり紙を使うだけで化粧直しまで同時に完了させられる優れものです。

あぶらとり紙の大きさも、種類選びのポイント

あぶらとり紙の大きさも、種類選びのポイント 出典:ライター撮影画像

あぶらとり紙の大きさは皮脂がとれる量に比例します。ですから、皮脂が多い方ほど大判タイプを選ぶと効率的に余分な皮脂を取り除けます。

脂性肌の方は、通常の大きさだと1枚では頼りなく感じることも。大きさの種類は、手のひらサイズから顔全体を覆う大判タイプまでいろいろと販売されています。

あぶらとり紙を探す際には、ぜひ大きさにも注目してみましょう。

あぶらとり紙を上手に使って、午後もテカリ知らずの肌に

今回は、あぶらとり紙の使い方や適切な選び方について詳しくご紹介しました。

何気なく使うことの多いあぶらとり紙ですが、肌を乾燥させないためにもちょっとした心がけや注意点をしっかり押さえることが大切です。

上手な使い方で肌状態をすこやかに保ち、時間が経っても清潔感あふれる大人のメイクを楽しんでくださいね。

この記事を書いた人

RAXY Style 編集部

RAXY Style編集部がセレクトした旬のコスメやメイクのHow to情報をお届けします。いつもより輝けるキレイのヒントをお届けしていきます★

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