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透明感あるツヤ肌メイク術!部分別のポイントとコツでナチュラルクリアな顔に
キメ細やかで透き通るような肌と、ナチュラルなツヤ感が魅力的な「透明感メイク」。どこか儚げで繊細な雰囲気のメイクに、自分も挑戦してみたい!と憧れている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、今っぽい透明感メイクの作り方をピックアップしました。ブルベ・イエベ別の透明感を出すポイントや、ベース・アイ・チーク・リップの部位別のメイクテクニックなどを、透明感メイクの魅力とともにご紹介します。
透明感メイクの魅力とツヤを出すためのポイント
透明感メイクの魅力とは?
透明感メイクは、ふわっと透けるような色白肌と清らかな雰囲気が魅力です。肌は赤みが少なくフラットに、目元やリップにはツヤや血色感が宿っていて、ナチュラルでありつつ品のよさもある、絶妙なバランスの空気感を纏っています。
芸能人でたとえると、女優の綾瀬はるかさんや有村架純さん、松雪泰子さんなどが挙げられ、年代を問わず幅広くチャレンジできることが嬉しいポイント。
この透明感、生まれ持った肌の色や質感で決まるものと思いがちですが、実はメイクの作り方のコツをつかめば、初心者でも簡単に透明感のある仕上がりを叶えられるのです!さっそく、透明感を手に入れるポイントを見ていきましょう。
透明感とツヤを出すメイクのポイント
ベースの作り方がミソ!
透明感メイクで最も重要なカギを握るのが、ベースメイクの作り方です。素肌に赤みや色ムラ、くすみなどが残ったままでは均一な肌には見えず、透明感を引き出せなくなってしまいます。
ベースの肌が整っていれば、みずみずしく潤ったような自然なツヤと透き通る繊細な質感を演出できますよ。初心者の方も、まずはベースを丁寧に作ることを心がけてくださいね。
メイクは全体的に薄づきで仕上げる
ベースやアイシャドウ、リップなど各アイテムを薄く塗ることも、透明感メイクの大切なポイントです。せっかく透明感やツヤ感を出せるアイテムを使っても、たっぷり重ね塗りをすると重く厚塗り感のあるくっきりメイクに仕上がってしまいます。
透明感を出すためには、厚塗りは禁物。ひとつひとつのアイテムを薄く丁寧にのせていくことで、清楚で儚げな魅力を演出できます。
肌なじみのよいナチュラルなカラーを使う
肌にスッと溶け込むようにフィットするナチュラルカラーのアイテムを使うことも、透明感メイクの作り方として覚えておきたい基本です。鮮やかなカラーのアイシャドウやリップなどは魅力的ですが、存在感があるインパクトの強いメイクになってしまいます。
透明感メイクで重視すべきは、色鮮やかな華やかさではなく「抜け感」と「ほんの少しの血色感」です。アイシャドウやリップは肌なじみのよいカラーを選び、できるかぎりシンプルに仕上げてみましょう。
ブルベタイプはもともとある透明感を活かす
透明感メイクは、生まれ持った肌・髪・目の色やその人自身の雰囲気と調和する色である「パーソナルカラー」を意識した作り方も大事です。ブルベタイプの場合は、目立ちやすいピンクがかった肌を明るく整えるメイクを心がけてみましょう。
ブルベは、もともと透明感が備わっている方も多く見られます。肌の色味を均一に整えてもともと持っている透明感を活かすことで、魅力たっぷりのメイクに仕上げられますよ。
イエベタイプは肌のトーンや質感のカバーを意識して
イエベタイプはブルベタイプと比べて、やや透明感を演出しにくい傾向にあります。魅力的な透明感メイクにするには、肌のトーンや質感を上手くカバーして透明感を出しやすい状態に整えることがコツです。
ベースでは下地やコントロールカラーを、アイメイクやリップメイクはイエベに似合う黄色味を帯びた色や暖色系を使ってみましょう。相性のよいカラーやアイテムを使えば、明るい透明感を引き出せます。
<ベースメイク編>透明感を出すメイクの作り方
透明感あるベースメイクに仕上げるポイント
透明感を引き出すベースメイクのコツは、手順を省略せずそれぞれのアイテムを丁寧に仕込むこと。これは通常のベースメイクをするときも大切ですが、透明感メイクではとくに重要なポイントです。
「下地やコントロールカラーで肌を整える」、「ファンデーションやハイライトでツヤをプラスする」。このようなひとつひとつの工程をじっくり行うことで、やわらかく透き通るような質感のベースメイクに仕上げられます。
化粧下地で毛穴・色ムラ・凹凸などを均一に整える
毛穴や色ムラ、凹凸などが目立つ肌のままでは、透明感のある魅力的なメイクには仕上げられません。スキンケアの後はまず化粧下地を塗って、このような肌悩みをカバーし、フラットな肌に整えましょう。
おでこ・左右の頬・鼻先・顎の5ヶ所に下地を置き、頬から順番に薄くのばします。ヨレ塗りムラが出ないよう、小鼻や目尻のキワにもしっかり広げることが作り方のポイントです。厚塗り感を出さないよう、「薄づき」を意識してください。
コントロールカラーでくすみを整えてほのかに血色感を出す
目元のくすみや頬の強い赤みは、透明感を出しにくくするもとです。「ラベンダー系」のコントロールカラーで、顔のくすみを飛ばして明るい印象に整えましょう。ラベンダー系は、イエベに多い黄ぐすみもきれいにカバーしてくれます。頬の赤みが目立ちやすいブルベには、「グリーン系」がおすすめですよ。
また、今っぽい透明感メイクの作り方では、ほのかな血色感も大事です。赤みやくすみがとくに目立たない方は、「ピンク系」のコントロールカラーを顔の中央をメインに塗って、明るい血色感を出してくださいね。
ファンデーションは顔の中央部分に薄く塗る
ファンデーションは顔の中央部分をメインに広げるのが、透明感を出す最新のメイクの作り方です。すみずみまでしっかりのばすと、顔の輪郭がぼやけて厚塗り感のある印象に仕上がってしまいます。下地と同様に、ファンデーションを5点置きして頬から順に薄くのばしましょう。
また、使うファンデーションはツヤを出しやすい「リキッドタイプ」や、みずみずしい肌に見せられる「クッションタイプ」がおすすめです。よりナチュラルに仕上げたい方は、BBクリームやCCクリームを選んでみてください。
フェイスパウダーは薄いベールを纏うようにふんわりと
フェイスパウダーはブラシでふんわりとのせるのが、魅力的な透明感メイクに仕上げるポイントです。ブラシにパウダーをつけたら、手の甲にトントンとのせて余分な粉を落とし、テカりやすいおでこから頬、鼻、顎の順に、顔をサッとなでるように広げましょう。
かぎりなく薄づきを意識して塗ることで、薄いベールを纏ったようなほどよくツヤのある自然なベースメイクに仕上げられます。