出典:Instagram(@ap_m_k)ご提供
【初心者向け】真似したくなる簡単セルフネイルデザイン集!やり方も一緒に解説!
近年セルフネイルで手元のおしゃれを楽しむ女性が増えていますが、これから始めようと思っている方にとっては「塗り方やデザインのやり方が難しい」と感じることも少なくないはず。
そこでこの記事では、初心者でも簡単にできるセルフネイルのデザイン10選をご紹介します。また、使用するアイテムや基本の塗り方の流れもまとめてお伝えしますので、セルフネイルをスタートする際に参考にしてみてください。
【不器用でも問題なし】簡単セルフネイルに挑戦してみない?
セルフならではの魅力とは
セルフネイルが注目されている最大の魅力とは、自宅で可愛いネイルを簡単にできるという点です。サロンに行く時間やオフする際の手間など、忙しい中でも負担が少なく爪先のおしゃれを楽しめるという声が多くあがっています。
また、TPOに合わせて自分の好きなタイミングでカラーやデザインを変更できるのも、忙しい大人の女性にとっては大変魅力的です。
初心者も簡単!セルフ専用品が目白押し
セルフネイルというと、以前はマニキュアを塗るだけの簡単なものが主流でした。しかし最近のネイル市場は拡大し、セルフネイルを楽しむための可愛いアイテムや種類が豊富に取り揃えられています。ひとつのカラーでも明るさやトーンの違いが幅広く、トレンドや季節感・自分の肌に合う色味を探すことも可能に。
ひとたびセルフネイルをはじめると、コスメ好きや収集癖がある方にはとくに堪らない世界といえるのではないでしょうか。
簡単でこなれ感あり《初心者必見》セルフネイルデザイン10選
すぐにマネできる簡単な【シンプルネイル】
爪先に自然な血色を添える縦グラデーションネイル
こちらのセルフネイルは、縦のグラデーションが女性らしく可憐な美しさを連想させます。透明感のあるホワイトをベースに、薄めのピンク色がサイドからじゅわっと広がることで爪先に血色感を与えてくれるデザイン。
縦のラインを自然に強調するため爪が細長く見える嬉しい効果もあり、手元をキレイに見せたい女性におすすめです。
先端にさっと引くだけの簡単ラメライン
落ち着いたピンクベージュにゴールドのラメラインをポイントにしたこちらの例は、簡単なのに控えめなおしゃれを楽しめる大人可愛いデザイン。セルフネイル初心者さんが挑戦する、最初のテクニックとしてもおすすめです。
細筆タイプのマニキュアやネイルブラシを使うことで、タイトなラインに仕上げることが成功の鍵となります。カラー選びによっては雰囲気をガラッと変えられるので、ぜひ覚えておきたい塗り方ですね。
可愛いのに手間なし!フレンチラメライン
フレンチラメラインは先程ご紹介したラメラインをひと捻りした、シンプルで可愛さが引き立つデザイン。ラインを先端ではなく自爪の白とピンクの境目に配置すると、爪の色を利用したフレンチデザインに見せられるのです。
透け感のあるカラー選びやラメで線を描いているため、多少の手ブレをカバーし失敗しにくいテクニックとなります。通常のフレンチが苦手な方にも、このやり方なら簡単にできておすすめです。
簡単で抜け感が可愛い塗りかけネイル
一見難しそうに見えるこちらの塗りかけネイルは、トレンドをおさえたおしゃれ度満点のデザインです。さっと塗り筆さばきを活かした簡単な塗り方なので、初心者の女性にもぜひともおすすめしたいセルフネイル。
塗りかけデザインで使用したカラーで単色ネイルもプラスすると、変化が生まれよりこなれた印象が演出できます。
柄をデザインした簡単な【パターンネイル】
配色デザインが可愛いブロッキングネイル
シンプルなデザインにアレンジをくわえるなら、このようなブロッキングパターンのセルフネイルはいかがでしょうか。深みのあるチョコブラウンに、ホワイトと柔らかなオレンジの組み合わせが、適度な軽さと遊び心をプラス。
ごちゃごちゃしがちな多色のネイルも、同系色のカラーと白を入れることで落ち着いた印象を維持しています。
大人っぽくラブリーな簡単ドットネイル
ペールトーンのラベンダー色に、ホワイトベースのドット柄がとっても可愛いこちらのデザインは、大人ができるドットネイル。ガーリーな印象が強いドット柄は塗り方を工夫し、小さめの点を均一にペイントすることで、甘すぎない可愛さを表現しています。
女性らしいセルフネイルなので、あえてハンサムなファッションに組み合わせてもおしゃれです。
カラーの重なりが趣き深いニュアンスネイル
最近のネイルデザインの主流になりつつある「ニュアンスネイル」は、色の濃淡やぼかしを活かすことで、絶妙な奥行きを感じられる人気のデザインです。
色の組み合わせやコツをおさえるだけで、写真のような複雑な柄も簡単にマネできますよ。
色ムラを気にすることなくおしゃれにデザインできるため、セルフネイル初心者さんにあえておすすめしたいテクニックです。
大人レディな雰囲気が可愛いべっ甲ネイル
オレンジ色のシロップネイルとディープブラウンを組み合わせたニュアンスデザインなら、大人のべっ甲ネイルが簡単に。オーソドックスな柄ですが、不思議と洗練されたイメージも楽しめるのがべっ甲ネイルの魅力です。
写真はゴールドのスタッズを使ったお花のモチーフも相まって、より可愛いセルフネイルとなっています。アレンジ次第ではクールな雰囲気にもチェンジできるでしょう。
凝ったアートもシールで簡単に!押し花ネイル
大人女子にぴったりの押し花ネイルは、上品なピンクを組み合わせて女性らしさ全開のセルフネイルに。ネイル用のシールを使うことによって、手描きでは難しいリアルな花柄も簡単にデザインできます。
爪先のゴールドとリングのカラーをマッチさせれば、統一感のあるおしゃれな手元が完成です。
キュンとするほど可愛いチェック×ハートネイル
定番のチェック柄は表面をマットに仕上げることで、マフラーを連想させるやさしげな印象にまとまります。中央に配置されたベルベットのハートモチーフがポイントになり、目を引くような可愛い雰囲気に仕上がっています。
寒い冬でもふわふわニットで外出したくなる、特別なセルフネイルデザインです。
失敗しない簡単セルフネイル|使用アイテム
必ず必要なネイルケアアイテム
アイテム紹介
- ・エメリーボード
- ・バッファー
- ・キューティクルプッシャー
- ・キューティクルニッパー
- ・ウッドスティック
- ・コットン
- ・ネイルオイル
セルフネイルをする前には、必ず自爪を整える「ネイルケア」をしましょう。セルフのネイルケアで必要な最低限のアイテムをご紹介します。
ほとんどのアイテムは100円ショップでも取り扱っているため、初心者さんはまずチェックしてみるとよいでしょう。
マニキュアで必要なアイテム
アイテム紹介
- ・ベースコート
- ・お好きなマニキュア
- ・トップコート
- ・ネイルリムーバー
マニキュアを使って簡単にセルフネイルをしたい方に、揃えてほしいアイテムはこちらです。
これらも100円ショップで購入できますが、ベースコートとトップコートは仕上がりや持ちに影響します。セルフネイルに慣れてきたらよりよいものをチョイスすると、格段にプロのような仕上がりに。
ジェルネイルで必要なアイテム
アイテム紹介
- ・ベースジェル
- ・カラージェル
- ・トップジェル
- ・ネイルブラシ(平筆)
- ・LEDライト
- ・キッチンペーパー
- ・消毒用エタノール
- ・ジェルリムーバー
- ・アルミホイル
ジェルネイルはマニキュアに比べると必要なものが多いですが、高クオリティでしっかりデザインしたい方に向いています。耐久性が高く長持ちしやすいメリットもありますので、マニキュアでもの足りなかった方は上記のアイテムを揃えて挑戦してみてください。
デコレーションに使うアイテム
主なアイテム紹介
- ・細筆のマニキュア
- ・ネイルブラシ(細筆)
- ・ストーン・スタッズ・パールなど
- ・ホイル
- ・ホログラム
- ・ネイルシール
- ・アクリル絵の具
セルフネイルを簡単に彩ってくれる、代表的なアイテムをご紹介しましょう。デコレーションに使うネイルパーツは多種多様で可愛いものがたくさんありますので、やってみたいデザインによって必要なアイテムを揃えてみてください。
ネイルパーツを使うことでセルフネイルに立体感が生まれ、全体の雰囲気をグッと引き締めてくれるので、初心者でもおしゃれなセルフネイルが簡単に実現できます。
失敗しない簡単セルフネイル|基本の塗り方
セルフネイルの下準備〈ネイルケアのやり方〉
ネイルケアのやり方
- 1.エメリーボードを使い、好みの長さと形に整える。
- 2.バッファーで爪の表面を削る。
- 3.爪先をお湯につけて甘皮をふやかす。(キューティクルリムーバーを使っても◎)
- 4.キューティクルプッシャーで、甘皮を少しずつ押し上げる。
- 5.押し上げられた甘皮は濡らしたコットンで取り除き、余分な箇所はキューティクルニッパーでカットする。
※ウッドスティックの先端にコットンを薄く巻きつけ、キューティクルプッシャーの代用にしてもOKです。
ネイルケアは顔に置き換えてみると、メイク前のスキンケアのようなものです。きちんとベースを整えるのと整えないのとではセルフネイルの仕上がりに雲泥の差が生まれますので、初心者さんでも忘れずにおこなうべき。
とくに甘皮処理は丁寧におこない、爪の表面に余分なキューティクルを残さないようにしましょう。
〈マニキュア〉の基本のやり方
マニキュアの塗り方のポイント
マニキュアの塗り方
- 1.ボトルを手のひらで転がし、中身を均一に混ぜる。
- 2.ボトルの口で筆についたマニキュアを一旦落としてから、少量を含ませる。
- 3.まずは爪の中央。根元から爪先に向かって、手前に筆を引くように塗る。
- 4.次は片側のサイド。筆の角を使いキューティクルのカーブを描いてから爪先まで。
- 5.反対側も同様に。
- 6.マニキュアをごく少量とって爪先の断面に塗る。
マニキュアの塗り方で注意したいことは、筆を持っている方の小指をつけて安定した状態で塗ること。手元がブレないようにするとキューティクルのラインが綺麗に仕上がり、マニキュアの色ムラ防止にもなります。
迷わずスッと筆を動かすことも成功の秘訣ですが、もしもマニキュアがはみ出してしまったら、薄くコットンを巻きつけたウッドスティックで拭って修正しましょう。
マニキュアを塗る順番と目的
マニキュアの使う順番・目的
- 1.ベースコート:自爪の保護、色移り防止、発色アップ。
- 2.マニキュア1度塗り:カラーの下地を作る。透け感を活かすなら1度塗りだけでも。
- 3.マニキュア2度塗り:色の濃さやムラを調整し、しっかり発色させる。
- 4.トップコート:光沢、変色防止、耐久性アップ。
それぞれのアイテムは使う順番を守ることで、目的に沿った役割を発揮します。
基本の塗り方は先ほど紹介した手順を繰り返すのみですが、ベースコートとマニキュア1度塗り目は少なめの量で外側のラインをしっかりとることを意識し、色ムラは気にせず塗りましょう。マニキュア2度塗り目とトップコートは、少し多めでぽってりのせるように塗るとムラのない艶々ネイルに仕上がります。
マニキュアの表面が乾いたら、ネイルオイルをキューティクルに塗布し保湿したら完成です。
〈ジェルネイル〉の基本のやり方
ジェルを塗る前にサンディング
ジェルネイルをする場合は事前の下処理でバッファーの手順は省き、「サンディング」をします。サンディングとは爪の表面に適度な傷をつけ、ジェルの密着力を高める大切な作業ですので、根元とサイドが残らぬよう気をつけて全体を均一に削ります。
エタノールを染みこませたコットンで、出てきた粉や油分・水分はしっかり拭きましょう。
「ジェル塗布→硬化」を繰り返す
ジェルネイルは、ジェルを全体にムラなく塗ったあと専用のLEDライトでその都度硬化する作業をはさみます。はじめにベースジェルから塗り、カラージェル1度塗り、カラージェル2度塗り、トップジェルの順番に塗りましょう。
皮膚につかないように気をつけ、先端の断面まで忘れずに塗ることがジェルを浮きにくくするポイント。
最後はしっかり硬化させ、表面の固まらないジェルはエタノールを含ませたコットンで拭き取り、ネイルオイルを塗布して完成です。
失敗しない簡単セルフネイル|デザインのやり方
【ワンカラーのやり方】可愛い発色をそのままに
セルフネイルの基本となる単色塗りは、ネイルの発色だけで勝負する非常にシンプルなデザインです。シンプルだからこそカラーの魅力や仕上がりが強調されるため、キワを綺麗に仕上げできるだけ色ムラがないように意識して塗ることがポイント。
同系色のカラーを爪ごとに2〜3色塗り分けると、おしゃれな配色ネイルも簡単にできます。
【フレンチのやり方】定番の可愛さは永久不滅
定番でシンプルが可愛いフレンチは、セルフネイルにもおすすめのデザインです。マスキングテープでフレンチの形を作り、爪先を塗りつぶすだけなので特別なテクニックはいりません。
細めのフレンチはよりシンプルでスタイリッシュに、太めのフレンチは先端のカラーが目立つためデザイン的要素が強調されます。
【ニュアンスネイルのやり方】デザインの幅は無限大!
ニュアンスネイルは、使用する色とぼかし方でさまざまなデザインが再現可能です。一度ベースになるカラーを塗ったら、 同じ色と混ぜ合わせたい色を3〜4カ所に点置き。表面が乾かない内にブラシで混ぜ合わせたり、細く線を引いて伸ばしたり自由にデザインしましょう。
写真のニュアンスネイルは、ホワイトとブラックを使用することで大理石のような仕上がりに。他にも鮮やかなブルーとブラウンでターコイズ柄、ベビーピンクとホワイトでローズクオーツ柄など、人気の天然石柄もセルフネイルで楽しめます。
【グラデーションのやり方】オフィスでも使える万能アート
シンプルなグラデーションは、小さく切ったスポンジを使えば非常に簡単にデザインできます。
ベースの色を塗ったら重ねたい色をごく少量スポンジにとり、爪の1/2の範囲を均一にスタンプして。つづいてスタンプした範囲の2/3、1/3と重ねる範囲を狭めていき、先端に向かって徐々に色が濃くなるように重ねます。
一気にグラデーションを作るのではなく、あくまで薄く重ねることが綺麗なグラデーションに仕上げるコツです。
【フロスティネイルのやり方】個性ある質感を楽しもう
すりガラスのような質感のフロスティネイルは、トップコートを塗る代わりにマットコートを使うだけの簡単なデザイン。光沢のあるネイルとは一味違う可愛いらしい雰囲気が、セルフネイルを魅力的に仕上げてくれます。
マットコートはすべての爪に塗っても、トップコートのあとに爪の半分だけ塗っても、ユニークなデザインになるでしょう。
簡単セルフネイルで、見惚れてしまう可愛い手元に
今回は初心者でも簡単にできるセルフネイルデザイン集と、具体的なやり方をご紹介しました。アイテムを揃えたり塗り方を覚えたりする必要はありますが、一度覚えてしまえば簡単で、もうサロンに行く必要はなくなるかもしれません。
セルフネイルはやればやるほど上達して自分の小さな成長を感じられるため、日常を彩る習慣にもなることでしょう。この機会に、ぜひ簡単なデザインからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?