出典:adobestock
「アイシャドウ」の使用期限はいつまで?コスメアイテムを手放すタイミングを見極めよう
アイシャドウは新製品からシーズン限定品まで、続々と新しいアイテムが登場します。女性の皆さんは「好みのパレットを見つけるとつい買ってしまう」という方も多いと思いますが、コスメには使用期限が存在することを知っていますか?
今回は、女性向けコスメの使用期限や確認方法についてご紹介します。使いきれないアイシャドウのリメイク方法や適切な保管方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
買う量を控えてお気に入りを決める
女性用の化粧品の中でも、とくに豊富なアイテム数を誇るアイシャドウ。新製品が発売されたり限定品が発表されたりすると、ついつい新しいものを購入してしまうという女性も多いのではないでしょうか。
買う量が多いと使い切れずに古いアイシャドウが溜まっていく原因にもなるため、そもそも購入を控えるというのも1つの対策です。お気に入りを1つ決めて色々なパーツへ使うようにすると、古くなる前に使い切りやすくなるでしょう。
アイシャドウをずっと清潔に使うための保管方法・使用方法
保管するときは直射日光を避けて温度と湿度に注意する
アイシャドウに限らず、化粧品全般は「開封前・開封後ともに、高温多湿、湿度変化の激しい場所、直射日光の当たる場所を避けて保管する」ことが望ましいとされています。適切に保管していないと、使用期限内であっても品質の劣化をまねく原因にもなるほか、トラブルの原因にもなりかねません。冷蔵庫保管を推奨されているアイテム以外は、日が当たらず風通しのよい涼しい場所で保管するのが、正しい化粧品の保管方法です。
清潔な状態を保つため指塗りをするときは手を洗う
私たちの手には目に見えない雑菌がたくさんついているので、そのまま触るのは注意が必要です。アイシャドウを塗る際は、なるべく直接触らないようにして清潔なブラシやチップを使いましょう。
とはいえ、指でアイシャドウを塗りたい女性もいますよね。指を使う場合は事前に手を洗い、清潔な状態にしておきましょう。ブラシやチップなどのツールもこまめに洗浄して、清潔なものを使うようにしてください。
品質を守るために使用後はきちんとフタをしめる
アイシャドウの品質を守り清潔な状態で使い続けるためには、古いものを使わないのはもちろん、アイテムを使い終わったらきちんとフタを閉めるのも大切です。基本的なことですが、容器のフタを開けたままにするとアイシャドウが空気に触れることで酸化が進み、品質が悪くなる原因になるので注意してください。
また、容器が汚れているようなら綺麗にふきとり、中身だけでなく容器も清潔な状態を保つように心がけましょう。
定められた使用方法・使用量を適切に守る
化粧品には、メーカーが推奨している使用方法や使用量があります。アイシャドウなどのメイク用品はおおまかにしか表示されていないこともありますが、スキンケア用品などは使用量がこまかく決められているものがほとんど。
これは、このとおりに使用すると使用期限内に使い切れるという、ひとつの目安でもあります。定められた使用方法と使用量を適切に守ることは、使用期限内に化粧品を使い切るための1つの方法でもあるのです。
メイクアイテムの使用期限をあらためておさらいしよう
目に使うアイテムの使用期限の目安は3ヶ月〜1年
アイシャドウ以外にもアイライナーやマスカラなど、目に使うアイテムの使用期限の目安は3ヶ月〜1年が一般的です。アイシャドウと同じく、目元に使うコスメアイテムは高い安全性が求められるため、使用期限も短い傾向にあります。
とくにアイライナーに関しては粘膜に使うアイテムになるので、品質には注意が必要です。保管方法や清潔さを意識したうえで古いものは潔く処分し、なるべく早めに取り替えることが推奨されています。
チークやリップの使用期限の目安は6ヶ月〜1年
女性らしさを演出するために必要なチークやリップの使用期限は、6ヶ月〜1年以内といわれています。ただし、水分や油分が多いクリームやリキッドタイプのチークは雑菌が繁殖しやすい形状のため、6ヶ月を目安に早めに使い切りましょう。
リップについても、グロスなどの液体状のものは菌が繁殖する原因になりやすい形状のため、古いものを使い続けるのは避ける方がよいとされています。
ベースメイクアイテムの使用期限目安は6ヶ月〜1年
化粧下地やファンデーションなどのベースメイクアイテムは、1年以内に使い切るのが望ましいとされています。しかしこちらも水分や油分が多い形状のものは、6ヶ月を目安に早めに使い切りましょう。
パウダーファンデーションは、菌が繁殖する原因となる水分・油分が非常に少ない形状です。そのため、正しい保管方法と使用方法を意識すれば、1年程度は使えるとされています。
スキンケアアイテムの使用期限の目安は最長で1年
女性向けスキンケア化粧品の使用期限は、最長で1年が目安とされています。ただし、化粧水や美容液、乳液など水分が多めのアイテムは、2〜3ヶ月など早めに使い切るほうがよいでしょう。
古くなって成分が分離していたり、変色していたりするものは注意が必要です。スキンケアアイテムも保管方法に気を付けて、使用後は容器の口元を綺麗にふきとるなど品質や清潔さを保つよう心がけましょう。
オーガニック化粧品などは通常より使用期限が短いことも
通常化粧品には、品質を長期間に渡り守るために防腐剤が配合されていますが、防腐剤無添加として販売されていたり、女性に人気のオーガニック化粧品などは添加物の配合が最低限になっていたりするアイテムもあります。
そのような化粧品の場合は、通常よりも使用期限が短く設定されていることが多いので注意してください。保管方法には十分に気をつけて、使う前には変わったところがないか確認するようにしましょう。
メイク道具も清潔さを保てるよう注意して
化粧品の使用期限を守ることは大切ですが、メイク道具も清潔に使えるようにしておきましょう。清潔に保たれている化粧品でも、ブラシやチップ、パフなどが汚れているとパレットが汚染される原因になります。
ブラシやチップを使用したら、こまめにクリーナーで洗浄して清潔に保ちましょう。また、メイク道具も古いものを使い続けずに、定期的に買い替えることをおすすめします。
アイシャドウの使用期限を正しく守ってメイクを楽しもう
今回は女性のメイクには欠かせないアイシャドウや化粧品について、使用期限や保管方法を解説しました。使用期限が切れたアイシャドウを使うと思わぬトラブルの原因になったり、メイクが綺麗に仕上がらない原因になったりすることもあるでしょう。
また正しい保管方法を知ることで、長期間品質を保つことにも繋がります。化粧品本来の力を発揮させるためにも、使用期限をきちんと守ってメイクを楽しみましょう。